12月ISM製造業景況指数 弱含むも米国景気は個人消費

2015 Jan
07
12月ISM非製造業景況指数
弱含むも個人消費がけん引、米国景気は拡大基調継続
12月のISM(米供給管理協会)非製造業景況指数は56.2と前月
(59.3)からやや大きく低下し、先行きを示す新規受注をはじめ、す
べての項目が低下しました。また、先週末発表された12月のISM
製造業景況指数についても55.5と前月(58.7)から低下しています。
ただし、両指数とも水準は高く、米国景気が拡大基調にあることに
ISM製造業/非製造業景況指数
62
56
また、12月の消費者信頼感指数は92.6と、2007年以来の水準
である90を3ヵ月連続で上回ったことや、ジョンソン・レッドブックが発
54
加えて、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、12月の
FOMC(米連邦公開市場委員会)後の会見で、「原油価格の下落
は米国経済にとってプラス」と述べており、低位で推移する原油価
格なども米国の個人消費を押し上げる見込みです。
52
50
48
2010年12月
2011年12月
2012年12月
2013年12月
2014年12月
(月次)
(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成
主なイベント・経済指標発表予定(結果)
曜日
米国株式市況は今後、利上げへの警戒感などから一時波乱の
展開も想定されますが、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は
引き続き良好であると判断され、底堅い展開を想定しています。
非製造業指数
58
変わりはないとみています。
表した週次の小売売上高は、12月が概ね前年の伸び率を上回っ
ていたことなどから、クリスマス商戦は好調だったと考えられます。
製造業指数
60
1月
日本
米国
 特にございません。
 12月 ISM非製造業景況指数
56.2(前回 59.3)
 特にございません。
 11月 貿易収支
火
6日
グローバル・マーケット・
ストラテジー・チーム
シニアストラテジスト
丸山俊一
1月
水
7日
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