2015 Jan 05 2015年の株式市況見通し 低位な原油価格の恩恵や政策対応等を背景に堅調な展開 新年あけましておめでとうございます。本年も弊社レポートをどう ぞ宜しくお願い申し上げます。 2014年の世界の主要株価指数騰落率 (%) 2014年の主要株価指数騰落率は、政策への期待や原油価格 下落などの恩恵を受ける中国やインドでそれぞれ約5割、3割と大 60 幅に上昇しました。また、景気が好調に推移する米国においても1 割を超える上昇となりました。一方、主要輸出品目が資源である一 40 部新興国では株価が軟調に推移しました。 20 原油価格は、現在のところOPEC(石油輸出国機構)が原油減 産に否定的であることなどから低調に推移しており、今後、日米欧 10 など主要先進国の家計や企業のコスト削減に一段の寄与が見込ま れます。また、景気の先行き不透明感が漂う日欧では金融緩和策 -10 が当面継続する公算が大きいことに加え、中国では景気対策が打 ち出される可能性が高く、当該国では政策面のサポートを受け、景 50 30 0 TOPIX (東証株価指数) 米 S&P 500種 ドイツ DAX指数 イギリス FTSE 100指数 中国 上海総合指数 インド S&Pムンバイ SENSEX指数 ブラジル ボベスパ指数 (出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成 主なイベント・経済指標発表予定(結果) 気は底堅く推移する見込みです。2015年の株式市況は、これら家 計や企業のコスト低下や政策対応による景気の押し上げ効果など 曜日 を背景に、堅調に推移するとみています。 12月 日本 米国 特にございません。 10月 S&Pケース・シラー住宅価格指数(20都市) 前年比+4.50%(前回 同+4.82%) 特にございません。 特にございません。 火 30日 グローバル・マーケット・ ストラテジー・チーム シニアストラテジスト 丸山俊一 1月 月 5日 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。当資料 に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。投資信託は株式、公社債等値動きのある証券に投資しますので、基準価額は変動 します。したがって、金融機関の預金とは異なり元本が保証されているものではありません。投資信託は、預金保険の対象とはなりません。金融商品取引業者以外でご購入いただいた投資 信託は、投資者保護基金の対象ではありません。本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。
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