2015 Feb 18 ドイツのZEW調査 期待指数、現況指数ともに4ヵ月連続でのプラス ドイツ経済回復が鮮明化 昨日に発表された2月のドイツのZEW調査は期待指数、現況指 数ともに4ヵ月連続でプラス推移し、同国経済が良好であることが 示されました。この要因として昨年9月以降にECB(欧州中央銀 行)が金融緩和を強化したことやユーロ安が進展したことなどから、 製造業が緩やかに回復し、輸出が拡大したことなどが考えられます。 ZEW調査 100 40 気は総じて緩やかな改善傾向にありますが、米国を中心とした世 界経済の回復などから、引き続きドイツの輸出拡大が見込まれま 0 このような状況のなか、ドイツDAX株価指数は先週金曜日(2月 13日)に史上最高値を更新しました。今後も、ドイツ経済の回復とと もに企業業績の拡大が見込まれ、ドイツDAX株価指数は堅調に推 -40 -60 現況指数 -80 期待指数 -100 08/2 09/11 11/8 13/5 (出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成 115 100 100 90 鉱工業生産指数(左軸) 85 製造業受注指数(右軸) 80 70 09/9 11/6 13/3 14/12 15/2 07/12 (年/月) (年/月) (注)製造業受注指数と鉱工業生産指数は2010年=100 (出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成 主なイベント・経済指標発表予定(結果) 曜日 2月 17日 アシスタント・ストラテジスト 中山 健悟 110 -20 移していく展開が想定されます。また、このような底堅いドイツ経済 がユーロ圏経済をけん引し、ユーロを下支えしていくとみています。 グローバル・マーケット・ストラテジー・チーム (指数) 130 60 20 鉱工業生産の拡大が予想され、製造業がドイツ経済を押し上げる 役割を担うと考えています。 製造業受注指数と 鉱工業生産指数の推移 80 足下のユーロ圏主要国の実質GDP(国内総生産)をみると、景 す。実際、昨年12月の製造業受注指数は、リーマンショック直前を 上回るなど、良好な水準で推移しています。これらを背景に今後も (指数) 120 2月 18日 日本 米国 日銀金融政策決定会合(17~18日) 2月 ニューヨーク連銀製造業景気指数 7.78(前回9.95) 特にございません。 1月住宅着工件数 火 水 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。当資料 に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。投資信託は株式、公社債等値動きのある証券に投資しますので、基準価額は変動 します。したがって、金融機関の預金とは異なり元本が保証されているものではありません。投資信託は、預金保険の対象とはなりません。金融商品取引業者以外でご購入いただいた投資 信託は、投資者保護基金の対象ではありません。本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。
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