別紙様式2 平 成 17年 度 17年 度 事 項 名 実 施 期 間 全 体 計 画 局 方 針 に 部 お け る 位 置 付 け 事 務 事 業 評 価 表 韓国経済・観光交流推進事業費 9 年度∼ 年度 (終期)根 拠 法 令 ・計 画 等 (始期) 松山・ソウル間の国際定期航空路線を活用した韓国からの観光客の誘致に取り組むことにより、県内観光関連産業の振興を 図る。また、合わせてアウトバウンド事業も実施し、韓国との交流を促進することにより、路線の維持促進を図る。 施 策 広域観光・国際観光の推進 (サ ブ 施 策 ) 担 当 課 ・係 ・責 任 者 名 経済労働部 観光国際局 国際交流課 国際観光係長 安岡誠司 1 事 業 内 対 象 ( 誰 、 何 一般県民及び韓国人 内 線 番 号 3422 容 を 対 象 に ) 対 象 カ バ ー 率 【対象の数(概算) : 】 5%未満をカバーしている 対象カバー率=事業による実際の受益・対象の数/対象の数×100 活 動 指 標 名 (手 段 や 活 動 内 容 を 示 す 指 標 ) 手 段 (ど う す る こ と に よ り ) 愛媛・韓国経済観光交流推進協議会への負担金の支出 インバウンド事業 ○モニターツアーの実施、○マスコミ・旅行会社等の招聘 A:モニターツアーの実施回数 ○韓国語版「愛媛県観光ガイドマップ」の作成 ○愛媛旅行商品販売促進事業 B:無料送迎バスの運行実績 アウトバウンド事業 ○韓国旅行商品等広報事業 特別事業 ○無料送迎バスの運行、○韓国国際観光展示会出展 C:韓国旅行商品の広報に対する助成実績 意 図 ( ど う い う 状 態 に し た い の か ) ○韓国との交流を促進することにより韓国人旅行者の数を増加させる ○ソウル便の安定運航により韓国との国際交流基盤を確保する 成 果 指 標 名 (意 図 の 達 成 度 合 い を 示 す 指 標 ) D: 松山・ソウル便を利用する韓国人旅行者数 選 択 理 由 各種インバウンド事業を実施した結果として韓国人旅行者数 が増加するため。 算定方法 航空会社の発表する利用実績による 成果と指標の関係 指標の種類 強 ストック E:松山・ソウル便の利用者数 意図の性格 競争力強化 選 択 理 由 ソウル便の利用促進を図ることにより路線の安定運航と国際交 流の促進が図られるため。 算定方法 航空会社の発表する利用実績による 意図の向上 平均化を目指す 成果と指標の関係 効 果 (上位施策のどのような目的に貢献するか) 県内観光入込み客の増加に貢献する。 区分 単位 A 活動指標 回 B 活動指標 台 C 活動指標 回 D 成果指標 人 達成率 % E 成果指標 人 達成率 % 事業費 千円 実績 計画 実績 14 10,000 9,620 31,550 31,931 指 標の 種類 ストック 施 策 の 成 果 指 標 名 観光客数 指標・事業費の推移 15年度 16年度 14年度 計画 強 計画 19 17年度 実績 計画 18年度 実績(中間) 目標値 18 1 20 10 10 264 277 320 252 350 10 1 10 0 10 0 5 10,000 9,512 10,000 9,320 10,000 7,477 10,000 31,760 25,031 38,950 34,813 38,950 23,285 96.2 95.1 101.2 93.2 78.8 5,230 5,230 3,480 3,480 年度 最終目標値 74.8 89.4 38,950 59.8 6,064 6,064 10,252 6,005 国庫支出金 千円 内 訳 その他 千円 一般財源 千円 5,230 5,230 3,480 3,480 6,064 6,064 10,252 人件費 千円 7,345 8,814 7,244 8,693 7,088 9,924 7,088 従事職員数 人役 1.0 1.2 1.0 1.2 1.0 1.4 1.0 千円 12,575 14,044 10,724 12,173 13,152 15,988 17,340 総事業費 6,005 0 7,088 0 1.0 0 13,093 0 事 業 の 評 価 2 事 業 の 進 捗 度 計画どおり進んでいる 事 業 の 成 果 成果目標をある程度達成している 就航10周年をむかえ、本県の知名度も徐々に上昇するなか、モニターツアーの実施や無料 左 送迎バスの運行など韓国人旅行者の旅行費用の低廉化も図られ、韓国人旅行者を誘致する基 の 盤は整備されつつある。 説 明 ソウル便の利用者に占める韓国人の割合は、就航当初は10%程度であったが、平成16年度 左 には30%弱まで増加している。また、日本人を含めた利用者数も、昨年度は韓流ブームの影響 の で就航以来の高い数値となっている。 説 明 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 の 状 況 左 昨今の旅行商品の低廉化や、他県のソウル便との競合、上海便の就航などにより交流の基盤 (事 業 開 始 時 との 比 較 ・今 後 の 予 測 等 ) の であるソウル便の安定運航は、より厳しくなっている。 内 変化している(する) 容 事 業 の 必 要 性 ・緊 急 性 必 要 性 有:上位の政策・施策への貢献のため 実 施 主 体 ・ 県が実施すべき 妥 対 当 象 の 妥 当 性 妥 当 性 左 ソウル便の利用者が一般消費者(韓国人旅行者、一般県民)であるため。 の 理 由 の 妥 当 性 左 裾野の広い観光産業や商業を振興するためには、観光客数を増加させることは効果的で の あり、ソウル便を活用して韓国からの観光客を誘致することは国際定期航空路線の維持・国 理 際交流の促進という側面も含めて非常に重要なことである。 由 妥当である 図 妥当である 上 位 施 策 へ の 貢 献 度 有 大きく貢献している 効 類 左 国際交流(観光産業の振興)の基盤整備を目指しており、また、県下全域を対象としてい の るため、県が中心となって実施することが妥当である。 理 由 の 性 意 左 国際化の流れの中で、隣国韓国との交流はますます重要になっており、また、県内産業を の 振興するためには、裾野の広い観光産業の振興を図ることが効果的であり、ソウル便の維 理 持とそれを活用して韓国人観光客の誘致を図るこの事業は大きな役割を担っている。 由 似 事 左 外国人観光客の誘致により、観光産業をはじめ交通・運輸・農林水産業など幅広い産業 の の振興が図られており、県内産業の振興に大きく寄与している。 理 由 中国人旅行者誘致促進事業 事業名 国際観光テーマ地区推進事業費 業 上位施策目的の達成手段は当該事業以外にもある 性 成 果 向 上 余 地 善 策 ある程度の向上が可能 コ ス ト 改 左 県内における旅館・ホテル等宿泊施設の受入態勢の充実や新たな観光ルートの整備、韓 の 国側でのPR活動の推進などにより成果の向上が期待できる。 理 由 これ以上のコスト改善は不可能 効 率 受 益 者 有の場合 負 担 負担を拡大する余地あり 有 性 費 用 無の場合 対 効 果 低い 代 替 性 行 政 水 準 の 確 認 アウトソーシング(民間委託等)の可能性 無 左 事業実施時においては、会員企業の協力により多方面で経費を節減してお の り、事業効率をかなり高めている。 内 容 左 新規会員の勧誘により会費収入が増える可能性あり の 理 由 左 韓国における本県観光資源の知名度の向上や日本側の受入態勢の整備を の 図るためには、或る程度継続して事業を実施する必要があり、すぐに成果には 理 つながらない。 由 左 県固有の事務ではないのでアウトソーシングの可能性はない。ただし、事業 の 目的の達成度合いに応じて行政の関与の範囲は縮小されていくものと考えら 理 れる。 由 各県とも外国人観光客の誘致や国際定期航空路線の維持については同様 の支援策等を実施している。 他県(中四国等)の状況と本県との比較 他県と同水準 左 の 理 由 3 一 次 評 価 (事 業 担 当 課 の 評 価 ) 17年度の状況と残された課題 韓国内における日本の地方都市の知名度は非常に低いものがあり、日本最古の道後温泉を有する本県も例外ではなく、松山∼ソウル線の搭乗率に占 める韓国人観光客の割合は約3割となっている。 このことから、韓国人観光客の誘致促進を図るため、韓国マスコミ(MBC放送)の招聘や愛媛観光モニターツアー、韓国人旅行者専用無料送迎バスの運 行、韓国旅行会社等に対するPR活動など韓国内における本県の知名度アップに重点を置いた施策を展開している。結果、無料送迎バスの1便当りの利用 者は前年比約140%アップするなど効果を上げている。 来年度以降についても、県内観光関連産業の振興とソウル線の利用促進のためには、韓国人旅行者の増加が不可欠なことから、本県の知名度アップを 図るための広報事業等を継続実施するほか韓国人ゴルフ客の誘致など新たな客層の発掘が必要となる。 改善・見直しの方向 18年 度 予 算 に 対 す る 方 針 左 の 理 由 縮小 県内観光産業の振興とソウル線の利用促進を図るためには、継続したPR活動による韓国からの観 光客の誘致促進が不可欠である。 このことから、韓国における本県の知名度をアップさせるための施策(モニターツアー、韓国人旅行 者専用無料送迎バスの運行、マスコミ等招聘事業)を精査のうえ実施するほか、韓国内で人気の温 泉とゴルフをセットにしたゴルフ商品の提案等を韓国旅行会社に積極的に働きかけ、新たな客層の 発掘に努める。 なお、予算額は、就航10周年記念韓国国際観光展示会出展事業が終了することから、減少する。 総事業費:11,432千円(内訳 県:6,005千円、松山市:4,427千円、その他会員:1,000千円) (一般事業:4,156千円、県:松山市=3:1、その他会員各50千円) ○愛媛・韓国経済観光交流推進協議会の開催(273千円) 18年 度 事 業 概 要 と コ ス ト ○韓国人旅行者の誘致(3,533千円) (※ 休 止 ・廃 止 事 業 を 除 く) ○アウトバウンド事業(350千円) (特別事業:7,276千円、県:松山市=1:1) ○韓国人旅行者専用無料送迎バスの運行(7,276千円) 平成 19年度 以降 2,3年後の事業見直しの可能性 有 韓国内における本県の知名度アップが図られ韓国から安定的に観光客が来県するようになれば、 左 無料送迎バス運行ほか各種助成事業については縮小することも可能であると考えられるが、一方で の 韓国人観光客の増加をふまえた新たな事業展開を図る必要も出てくるものと考えられる。 内 容
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