愛媛プロダクツ販売促進支援事業費(PDF:23KB) - 愛媛県

別紙様式2
平 成 18年 度
事
務
事
業
評
価
表
18年 度 事 項 名 愛媛プロダクツ販売促進支援事業費
実 施 期 間
部局方針における位置付け
17 年度∼
(始期)
施
策
19 年度
(終期) 根
拠法令等
県内企業の販路開拓支援
担当課・係・責任者名 産業政策課経済計画係 主任 篠藤 修一
1
内 線 番 号
3775
事
業
内
容
対 象 (誰 、 何 を 対 象 に )
対 象 カ バ ー 率 【対象の数(概算) :
県等の支援策を活用して新製品やサービスを開発した県内企
75%以上をカバーしている
業及び事業所
50
】
対象カバー率=事業による実際の受益・対象の数/対象の数×100
活 動 指 標 名 (手 段 や 活 動 内 容 を 示 す 指 標 )
手 段 (ど うす ることに よ り)
1 県内官公署、企業・団体等の発注担当者を対象とした展示・
A: 展示・説明会出展企業数
説明会等の開催
2 トライアル発注制度の実施
B:トライアル発注制度に係る対象企業数
県内企業が開発・生産した製品について、県の機関が試験
的に発注し、使用後当該製品の機能や有用性等を評価する。
C:
成 果 指 標 名 (意 図 の 達 成 度 合 い を 示 す 指 標 )
D:展示・説明会における取引成功率
選択理由 参加企業の受注拡大が目的であることから
算定方法 取引成約企業数÷参加企業数×100
成果と指標の関係
指標の種類
強
フロー
意 図 (ど う い う 状 態 に し た い の か )
E:トライアル発注制度に係る受注企業数
新製品・サービスの見本展示やプレゼンテーションを行う
展示・説明会等の開催や、県の機関による試験的発注・評 選択理由 制度利用による販路拡大が目的ではあるが、当面の成
果指標として、県機関でのモニター使用を行った企業
価を行うことにより、受注実績が作られ、新製品やサービ
数とする。
スに対する信用力や製品開発力が向上し、販路の開拓や受
算定方法
注機会の拡大につながる。
中
成果と指標の関係
指標の種類
フロー
指標・事業費の推移
15年度
16年度
17年度
18年度
区分
単位
A 活動指標
社
50
34
50
B 活動指標
社
10
9
10
%
30
55
35
計画
実績
計画
実績
計画
実績
計画
19年度 19年度
実績(中間)
41
目標値 最終目標値
50
50
10
10
40
40
10
10
C 活動指標
D 成果指標
達成率
E 成果指標
達成率
事業費
国庫支出金
内
その他
訳
%
#DIV/0!
#DIV/0!
社
%
千円
#DIV/0!
0
0
#DIV/0!
0
0
10
0.0
130.0
8,090
5,959
8,090
0
8,090
5,959
8,090
3,598
3,598
3,598
3,598
0.5
0.5
0.5
0.5
11,688
9,557
11,688
3,598
8,090
千円
千円
0
0
0
0
従事職員数 人役
総事業費
13
千円
一般財源 千円
人件費
97.1
183.3
10
34
千円
0
0
0
0
8,090
事 業 の 評 価
事 業 の 必 要 性 ・緊 急 性
2
必
要
有:
上位の政策・
施策への貢献のため
性
・
実 施 主 体 の 妥 当 性
妥
当
民間が実施することも可能
性
事
業
の
成
果
成果目標をある程度達成している
有
効
性
上 位 施 策 へ の 貢 献 度
ある程度貢献している
成
果
向
上
余
無
行
政
水
準
の
確
認
受
益
者
負
展示・説明会は、県の支援制度を活用して開発された製品やサービスの
説 販路開拓を支援するために開催する必要がある。トライアル発注制度に
明 ついては、県の機関において用途がない製品等もあることから、民間企業
において試用、評価してしてもらう取り組みも必要である。
「愛媛プロダクツ販売促進フェア2006」に出展した41企業・グループのう
ち、12社から企業・団体等との取引があったと回答を得ている。またトライ
説 アル発注については、現在対象製品を募集中であり、年内を目途に購入
明 製品を決定する予定である。
「愛媛プロダクツ販売促進フェア2006」に出展した企業・グループのうち、
説 12社から企業・団体等との取引があったと回答があるなど、県内企業の販
明 路開拓に貢献している。
説
明
効 率 化 の 余 地 (コスト改 善 策 )
owar
i
拓に関与する必要性は引き続き高い。
地
ある程度の向上が可能
効
率
性
国内経済・市場の成熟化等が進み、製品需要が飽和状態にある中、単に「良いものさえ作
説 れば売れる」時代は終わり、どんなにすばらしい新製品を開発・生産してもありきたりの販路
開拓では、儲からないどころか、事業の存続さえ難しい時代を迎えている。しかしながら経営
明 資源の乏しい中小企業において企画から販売までを完結できる企業は少なく、県が販路開
「愛媛プロダクツ販売促進フェア2007」において、金融機関主導による事前予約制商談会
の併催を予定しているほか、引き続き「愛媛プロダクツ県外市場チャレンジ事業」と連携を図
ることに加え、市町や経済団体等と一体となって「愛媛プロダクツ購入促進運動」を進めて
おり、更なる取引成約率の向上が見込める。
展示・説明会の開催経費については、企画運営を自主運営とするなど、
説 委託経費も必要最小限に押える予定であり、トライアル発注製品購入製
明 品についても、一定の事業効果を得るためには、必要な経費である。
担
金融機関が主体的に運営する事前商談会については、金融機
説 関の判断により負担金を徴収する余地もあるが、展示・説明会
明 への出展費用については、中小企業等への支援の観点も含め
無
無の場合 負担を求める余地あり
て検討する。
トライアル発注については平成15年度に佐賀県で初めて導入されたが、
他県(中四国等)の状況と本県との比較
以後全国的に導入する県が相次ぎ、中・四国地域においては徳島県と香
説 川県が実施している。トライアル製品購入経費については、徳島県が
他県と同水準
1,000万円、香川県が500万円となっており、本県(500万円)と同水準であ
明 る。
有の場合
国内経済・市場の成熟化等が進み、製品需要が飽和状態にあることに加え、国際競争の
※特記事項
社 会 経 済 情 勢 等 の 変 化 激化、人口減少が続くなど社会経済情勢は厳しさを増すなか、本県の県内総生産も平成
(事業の方向性に影響を与える環境変化)8年度をピークに縮小傾向にあり、経済活性化を図る一方策として、製造業の販路拡大、
競争力強化を図る必要がある。
3
一 次 評 価 (事 業 担 当 課 の 評 価 )
18年度の状況と残された課題
7月25日に県内41企業・グループの製品を対象とした「愛媛プロダクツ販売促進フェア2006」を開催し、県内官公署および主 十分
要企業・団体の発注担当者および一般県民あわせて310名を集客し、新製品・サービスの展示に加え、出展者によるプレゼ
ンテーションの実施したが、地元銀行の協力による商談会が十分機能しなかった。
また、トライアル発注については、現在対象製品を公募しており、締め切り後、県の各部局向けのプレゼンテーションを実施
し、トライアル発注製品選定委員会で決定の上購入することとしている。
改善・見直しの方向
「愛媛プロダクツ販売促進フェア2007」においては、金融機関主導による事前予約商談
19年 度 予 算 に 対 す る 方 針
説 会を開催し、商談機能の充実を図る。「トライアル発注」については、県の機関で試用でき
ない製品等もあるため、これらについては、民間企業に対し、県が評価委託料を支払い、
執行方法の改善
明 試用、評価してもらう制度を導入する。
17年度及び18年度途中の結果を見ても、現状において県内企業の販路開拓に貢献し
平成 2,3年 後 の 見 直 し可 能 性
説 ており、縮小した県内総生産額や雇用を回復させるためには、製造業を含めた移出産業
20年度
明 の競争力強化を図る施策は必要であり、20年度以降も当面の見直しは考えていない。
無
以降
4
予算措置の状況
1 「愛媛プロダクツ販売促進フェア2007」の開催 【2,098千円】
○時期、場所:平成18年7月下旬、アイテムえひめ「小展示場」
○参加対象者:県内官公署・民間企業・団体の発注担当者及び一般県民〔約300名〕
○その他:金融機関の協力により商談会を併催
19年 度 事 業 概 要 とコスト 2 「トライアル発注制度」の実施 【5,992千円】
(※ 休 止・廃止 事業 を除 く) 県内企業が開発した製品について、県が試験的に発注し、使用後、当該製品の安全性、機能や有用性等につい
て県の機関がユーザーの立場から評価、公表するとともに、県において使途がない製品について、お試し購入に協
力してくれる民間企業・団体を募集し、使用評価を委託する方法等を新たに導入することにより、官公署等での購入
実績をづくりによる販売の開拓や製品の改良等を支援する。