知の知の知の知 - 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会

い~な
あまみ
中 央
さくら
しらさぎ
大阪+知的障害+地域+おもろい=創造
知の知の知の知
社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所情報誌通算 1627 号 2013.11.9 発行
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鹿島市のウェブサイトが県内一の評価
佐賀新聞
2013 年 11 月 08 日
新システムの導入でサイトの更新が容易になり、利用者の使いやすさも向上
した=鹿島市役所
全国自治体の公式ウェブサイトを対象にした調査で、鹿島市の
サイトが県内一の評価を受けた。障害者や高齢者にとっても使い
やすく、配慮が行き届いているという「アクセシビリティ」の観点から評価された。
東京のITコンサルティング会社「アライド・ブレインズ」が、全国47都道府県と全
市、東京23区の計857団体のサイトを対象に調査した。評価はA~Eの5段階で、A
のみさらに5段階に分かれる。鹿島市は県内唯一のA評価で、上から4番目の「A-d」
だった。県内では小城市、武雄市、県がB評価だった。
鹿島市のサイトは昨年12月にリニューアルした。新しく導入したシステムが職員の更
新作業を手助け。入力した文章の漢字やひらがな、数字が自動で統一表記に修正されるな
ど配慮が行き届いた管理体制ができ、評価につながった。
アライド社の調査は社会貢献の一環で、2006年から実施。同社は「国内の自治体サ
イトは課題が多く、鹿島市は相対的には素晴らしい評価だが、それでも求められる基準を
少し進んだところ。ほかの自治体もA評価を目指してほしい」と話す。
<天職ですか>
福祉用具のコンサルタント・市川洌さん
中日新聞
2013 年 11 月 8 日
障害者や高齢者向け福祉用具の使い方を説明する市川洌さん=東
京都渋谷区で
公務員を辞めて高齢者、障害者が使う福祉用具の選び
方や、使い方を提案する会社「福祉技術研究所」
(東京都
渋谷区)を設立して十二年。施設職員の指導や講演など
で全国を飛び回る日々が続く。
提案する用具は車いす、ベッドからの移動や入浴など
を助けるリフト、スライドシートなどさまざま。
「頑張っ
て歩くことに生きがいを感じる人、車いすでいいから趣
味を大切にしたい人など、利用者の生活目標はいろいろ
だから、こうした用具があるだけでは意味がない。目標
実現のため、用具をどう使うかというノウハウの部分が
重要になる」
もともとは重度障害者向け福祉用具を研究開発する技
術者。東京都の技術職員として複雑な動きをする義手、
舌や吐く息、吸う息をスイッチにした電動車いす、重度
障害者が自分の意思でテレビチャンネルや電灯などをコントロールするシステムを開発し
てきた。
「でも、よかれと思って作ったものが普及しない。どうしたら使ってもらえるか、そち
らの方が重要だと考えるようになった」
二〇〇一年に転身。技術者だから用具の構造把握はお手のもの。ある特養施設で利用者
の女性の症状に合わせ、車いすを調整した。すると今まで押してもらっていた車いすを自
分でこぎだし、顔が輝き始めたという。
「結果が見えるから率直に楽しい。この楽しさを、用具を利用する皆さんに分けてあげ
たいと思った」
実演を兼ねた講演は一日がかりか、二日間のこともある。それでも多い年には、百五十
件以上を引き受けた。
市川さんは「障害があるから、あるいは年をとったからと諦めず、やりたいことをして
ほしい。可能性を広げる手段の一つとして、福祉用具に目を向けていただければ」と話す。
講演などの依頼や問い合わせは市川さんのEメール=ichikawa@sirius.ocn.ne.
jp=へ。
(文・加藤木信夫)
(写真・淡路久喜)
広域避難、具体化まだ手探り
順番は?手段は?…模索
朝日新聞 2013 年 11 月 7 日
島外避難のために船に乗り込む住民ら=10
月23日、東京都大島町、白井伸洋撮影
巨大災害が起きたときにどこに住
民を避難させるのか。自治体の間で広
域避難(疎開)の協定づくりが広がっている。具体化には課題
も多く、模索が続いている。
「広域避難」進む相互協定
■協定生かせず混乱
「いつになったら自分の順番がくるんだろう」。台風27号が迫る伊豆大島(東京都大島
町)
。80代の女性は不安を募らせていた。5日前に島を襲った台風26号は土石流を引き
起こし、集落を壊滅させた。
町は高齢者や障害者を島外に逃がす方針を示していたが、自分や要介護の夫の避難日が
いつになるか、連絡が来なかったからだ。問い合わせても「まだです」と言われるだけだ
った。
10月21日のことだ。
3日後、都と町の支援で夫と避難することになったが、混
乱のなか、東京都港区の船着き場で夫とはぐれ、要介護度が
低い人たちが入る避難所に行く間違ったバスに乗ってしま
った。
23、24の両日、町が島外避難を支援したのは計127
人。自主避難も含め、島外避難したのは約800人だったが、
町幹部は「災害対応と並行して各方面と調整するのは大変だ
った」
。近隣の離島とは受け入れ協定があるが、
「移動手段の
確保、避難者の優先順位、避難が長期化した場合の住まいの
確保など、できる限り具体的に詰めておく必要があると感じ
た」
。
ピーク時に47万人が避難した2011年の東日本大震
災。東京電力福島第一原発から20キロ余の福島県南相馬市
から北海道岩見沢市に移り住んだ木幡清子さん(54)は福
島県飯舘村、福島市と転々とした。
「何が起きているのか、どこに逃げればいいのか、行政か
らは何も伝えられなかった」。コミュニティーがバラバラに
なり、子どもは精神的に不安定になったという。
福島県は周辺4県とブロック協定を結んでいたが、「当時、県内で抱えきれないほどの被
災者が出るとは想定しておらず、協定を生かせなかった」(災害対策課)。避難者の動向も
十分に把握できなかった。
■先進自治体も具体策これから
自治体にとって協定締結は「はじめの一歩」だ。
人口72万人の相模原市は最悪の場合、震度7の地震に襲われ、10万人を超える避難
者が出ると想定。ブロック協定も含めて4重の協定を結ぶが、受け入れてもらえる人数や
避難の足の確保や手順など、具体策はこれからだ。
東日本大震災では、宇宙関連施設がある5市町との協定に基づき、岩手県大船渡市に住
民避難の受け入れを申し出たが、避難してきたのは三十数人。「避難をどう進めるのかは、
とてもすぐには答えが出ない。だからこそ、まずは協定先との交流を盛んにし、顔のみえ
る関係をつくっておくことが必要だ」と笹野章央・危機管理局長は語る。
東日本大震災後、新たに那覇市とも個別協定を結び、8重の備えがある川崎市も「具体
化は今後の課題」
(市危機管理室)だという。
一方、7府県と政令指定4市でつくる関西広域連合は今年3月、自治体間の避難者の受
け入れを調整する「広域避難調整班」を災害時に設置することを決めた。受け入れ可能な
住宅数に関する情報を共有する準備に乗り出している。
◇
■協定なかった阪神大震災
「本当に大変でした」
。大阪府吹田市の松村芳子さん(77)は、1995年1月に起き
た阪神大震災での避難先探しを振り返る。
地震の揺れで、神戸市中央区にあった公団住宅6階の自宅は全壊した。当時の神戸市に
は遠隔地の自治体に被災者を受け入れてもらう広域避難協定はなく、松村さんは夫と小学
校に寝泊まりしながら自力で避難先を探した。住宅・都市整備公団(現・都市再生機構)
を通じ、今の公団住宅が見つかったのは1カ月以上たった2月下旬だった。
阪神大震災では松村さんと同様に多くの人が県外へ避難できず、長期にわたって学校や
公共施設での生活を強いられた。
「市民がまとまって県外に身を寄せられる仕組みがあれば、
被災者の苦労も軽減されたかもしれない」。2年前に夫が亡くなり、一人暮らしになった松
村さんは言う。
一方で、行政が県外に出た人を把握する仕組みもなかった。兵庫県は阪神大震災での県
外避難者を1万9千世帯、5万人とみているが、行方がわかったのは1万世帯。NPO法
人「街づくり支援協会」の中西光子事務局長によると、関東など遠方へ移った被災者は様々
な手続きに罹災(りさい)証明が必要なことや、義援金配分に関する情報がなかなか入っ
てこなかったという。
■自治体、日頃の関係を重視
阪神と東日本の大震災は自治体に広域避難の重要性を突きつけた。
全国で950万人が避難するとみられている南海トラフ巨大地震。大津波が押し寄せる
とされる四国各県は昨年3月、中国地方との間で計9県の相互支援協定を結んだ。県ごと
に事前にカウンターパートを決めておく仕組みで、徳島県は鳥取県の支援を受ける。
今年5月以降、両県の災害担当の係長級職員が相手県に常駐し、双方の土地勘や行政組
織について習得している。徳島県の担当者は「災害発生後、支援側はすぐに避難所の準備
や住宅の用意を始める。県民がスムーズに避難できるように、いまから準備しておかなけ
ればならない」と話す。
坂道・悪路、車椅子も自在
読売新聞
2013 年 11 月 8 日
坂道や足場の悪い道でもスムーズに通行できる「JINRIKI」
(7日、会津若松市で)
車椅子に取り付けて人力車のように引くことで、坂道
や段差などの移動を簡単にできるようにする装置「JI
NRIKI(じんりき)」が7日、会津若松市の鶴ヶ城で
お披露目された。東日本大震災をきっかけに、災害時の
避難に役立てようと、長野県の福祉機器製作会社が開発
した。同市は鶴ヶ城に配備し、普段は車椅子を利用して
いる観光客らに無料で貸し出す。
装置はアルミとステンレス製。車椅子に付けて取っ手
を持ち上げると前輪が浮き、段差に引っかからず、砂利道などでもスムーズに移動できる
仕組みだ。世界中の車椅子の9割のタイプに装着可能という。
開発したのは、長野県塩尻市の中村正善さん(55)。震災で東北の障害者が避難に苦労
したり、逃げ遅れたりしたことを知り、心を痛めた。中村さんの弟も足に障害を抱え、3
8年前、13歳の若さで亡くなった。生前、車椅子での外出に苦労していた。「災害弱者の
ために力を尽くしたい」
。そう決意した中村さんは、システムエンジニアとして勤めていた
地元企業を辞め、製作に取りかかった。介護施設や養護学校に通い、車椅子利用者らの要
望を聞き取った。障害者スポーツ「チェアスキー」の選手に試作品に乗ってもらい、「色々
なタイプの車椅子に取り付けられた方がいい」といった意見も取り入れた。
昨年8月、福祉機器製作会社「JINRIKI」を設立。今年3月11日に販売を始め
た主力製品にも、会社と同じ名前を付けた。以前から交流があった会津若松市の自動車整
備会社などに声を掛け、東北の販売代理店を引き受けてもらった。
代理店がPRも兼ねて、同市にJINRIKIと、同様の装置計3台を寄贈。今後、仙
台市などほかの被災地にも順次寄贈する予定という。
中村さんは「走ることのできない車椅子の人に、
『いざという時に逃げられる』と安心し
てほしい。災害時に助かる命が一つでも増えれば」と話していた。
台湾で観光利用好評
車いす補助装置「JINRIKI」
中日新聞
2013 年 11 月 8 日
車いすを砂利道や坂道でも楽に「引く」ことができる装置「JINRIKI(じんりき)」
が、台湾の車いす利用者の間で好評だった。塩尻市在住の会社社長が開発した補助装置で、
松本大(松本市)の教授と学生が現地に持ち込み、障害者に使い心地を確かめてもらった。
「JINRIKI」を使って観光を楽しむ女性=台湾の台北
市で(松本大提供)
開発したのは箕輪町の企業「JINRIKI」の
中村正善さん。車いすにけん引するバーを付け、人
力車のように引っ張る仕組みだ。凸凹の道などでは
介助者が前輪を持ち上げねばならなかったが、てこ
の原理で前輪を楽に持ち上げられる。
使い具合を試してもらったのは、総合経営学部の
尻無浜(しりなしはま)博幸教授。障害のある人が
自由に観光を楽しめる「バリアフリー観光」の普及
に取り組んでいる。
尻無浜教授は「外出や観光に積極的な障害者が多い」台湾にこの十月末に、学生と共に
この装置を持参。台北市内で開かれたバリアフリー観光を学ぶ会議の中で紹介した。この
後、車いすの利用者たちに装置を使って観光してもらった。
利用者からは「快適で、後ろに倒れそうな不安感がない」
「引っ張る人が楽だと言うので、
車いすを使う側の気持ちも楽」との感想が聞かれた。
尻無浜教授は「バリアフリー観光を促進する大きな道具の一つ。便利な物はどんどん共
有したい」と話した。
(中津芳子)
29事業者と「見守り協定」 佐井村
読売新聞
2013 年 11 月 7 日
高齢者の見守り事業協定を結び、握手する佐井村の太田村長(右)
と佐井郵便局の石戸局長(6日、佐井村で)
高齢者の孤独死を防ぐための見守りを強めようと、佐
井村は6日、村内で営業する郵便局や運送・宅配業者、
町内会など29事業者との間で、普段の訪問時に異変に
気づいたら行政に伝えてもらう協定を結んだ。緊急性が
高いと判断した場合は警察や消防に通報してもらう。村
の高齢化率は36・2%。村は今月下旬から、職員が直
接、高齢者宅に訪問する試みも始める予定だ。
協定では普段高齢者宅を訪れることが多い新聞販売店や地区総代も「見守り事業者」に
名を連ねた。協定締結式には29事業者の代表者などが出席し協定書に調印した。
太田健一村長は「締結をきっかけに、声かけや見守りの輪が大きく広がり共に支え合え
る社会づくりを進めたい」とあいさつ。事業者を代表して佐井郵便局の石戸巻(けん)局長は
「地域を見守り、安心して暮らせる村づくりの一助になれるのはうれしい。協力して事故
防止に努めたい」と決意を語った。
村によると、9月末現在、人口2381人のうち高齢者は861人。このうち一人暮ら
しの高齢者は137人。
村職員による高齢者宅の直接訪問は、村内の地区別に村職員が担当を分担し、独居の高
齢者世帯や、障害者世帯など181世帯233人を対象に月2回程度訪れ、健康状態の確
認などをする。
村内では今年8月、70代男性が自宅で孤独死しているのが見つかり、見守り事業が始
まることになった。近所の人が「最近見かけない」と気づいたのがきっかけで、村住民福
祉課は「見守り事業などで異変を早く察知したい」と話している。
能登むすめを酢漬け、すしに
中能登の赤いダイコン
北國新聞
2013 年 11 月 8 日
能登むすめを使った2品を紹介する小開さん=中能登町福田
中能登町福田のすし店主小開(こびらき)実さん(56)と
妻光子さん(55)は7日までに、町が特産化を目指す能登野
菜の赤いダイコン「能登むすめ」を使った酢漬けと大 根ずし
を考案した。同町良川の障害者支援施設つばさの利用者が耕作
放棄地で栽培した品で仕込んだ。来春開業の道の駅「織姫の里
なかのと」の目玉商品にしたいと意気込む。
酢漬けは「能登むすめ漬(づけ)」
(1袋320円)と名付け、
薄切りダイコンを甘酢と昆布で漬け込み、鮮やかなピンク色に
仕上げた。大根ずしは「能登むすめ寿(ず)し」 (1袋53
0円)と名付け、県産サバを挟んだダイコンにユズの皮、タカ
ノツメなどを添えた。
小開さんは能登むすめの栽培を社会福祉法人「つばさの会」
に依頼し、利用者12人が、町内の耕作放棄地2カ所で無農薬
で栽培した。今年は250本を収穫する予定。
小開さんは、町が特産化を目指すカラー野菜で体に優しい加工品を作りたいと2年前か
ら試作を重ねてきた。JA能登わかば(七尾市)の直売所「わかばの里」
(同市)や「ア グ
リセンターなんぶ」
(中能登町)で販売する。
来春開業の道の駅にも出品する小開さんは「他の野菜生産者とともに開業ムードを盛り
上げる後押しができればうれしい」と話した。
ダウン症の女流書道家 力強い文字を
NHK ニュース 2013 年 11 月 8 日
ダウン症の女流書道家の作品展が
群馬県高崎市の寺で開かれています。
この作品展はダウン症の女流書道
家、金澤翔子さんの作品を紹介しよう
と障害者の芸術活動を支援している
高崎市のNPOが企画し、会場の少林
山達磨寺には50の作品が展示され
ています。
金澤さんは書道を教えている母親
の指導を5歳の頃から受け、力強い作
風が評判になり、NHKの大河ドラマ「平清盛」の題字も担当しました。
7日は金澤さんが寺の道場で「慈愛」という文字を力強く書き上げると、集まったおよ
そ200人から拍手が沸き上がっていました。伊勢崎市の36歳の女性は「自分の子ども
もダウン症ですが、頑張って育てていこうと思いました」と話していました。
また、高崎市の52歳の女性は「自分も書道をしていますが力強い字に感動しました」
と話していました。
金澤さんの作品展は今月12日まで開かれています。
笑顔はじける22枚
奈良親子レスパイトハウス 写真展示
産經新聞
2013 年 11 月 8 日
町家に現代アートなどを展示する「奈良・町家の芸術祭HANARART(はならぁと)
2013」の関連イベントとして、難病児や重度障害児が家族と一時滞在できる奈良市の
東大寺境内の施設「奈良親子レスパイトハウス」は、これまで訪れた家族の笑顔が印象的
な写真22枚などを展示している。10日まで。
写真は「善き友に会う」をテーマに、同施設事務局の川口雅嗣さん(36)が選んだ。
市内の若草山に出掛けたり、東大寺境内を散策したりする家族の様子を撮影。笑顔が印
象的な写真ばかりで、施設内のガラス戸に貼るなどしている。
川口さんは「奈良に集った家族の笑顔も、ひとつの芸術作品。病気や障害があるのは大
変だけど、不幸ではないということを感じ取ってほしい」としている。
訪れた奈良市の奈良女子大3年、市川陽菜(はるな)さん(20)は「笑顔の写真がす
ごく素敵。見ているだけで心が温まる」と話していた。
虐待から子供守る連携確認
児童相談所と県警が合同訓練
奈良
産經新聞 2013 年 11 月 8 日
児童虐待の被害から子供を守るため、県中央こども家庭相談センター(児童相談所)と
県警が7日、奈良市の県警察学校内の模擬家屋で、虐待事案を想定した合同訓練を実施し
た。
児童虐待が疑われる家庭への訪問や調査の能力を高めるのが目的で、約40人が参加。
保育園で体のあざが確認され、登園しなくなった子供の家庭への訪問を想定し、児童相談
所の職員が保護者役に声をかけて子供の安否を確認。暴行の様子を確認した県警職員が家
屋内に立ち入り、子供役の安全を確保した。
県警少年課は「断片的にでも虐待が疑われる情報を確認した際、関係機関と連携して子
供の安全を守るため、日頃から訓練を重ねていきたい」としている。
いじめや虐待防止 鈴鹿市が看板設置 標語など作品表彰
読売新聞 2013 年 11 月 8 日
鈴鹿市は8日から、市内の電柱にいじめや児童虐待の
防止を呼びかける広告付き看板を設置する。看板に表示
する標語や絵は市民の作品から選ばれ、市役所で7日、
採用者の表彰式が行われた。
電柱に設置される看板と、標語や絵の作者
広告付き看板は、中部電力グループの中電興業、NT
T西日本グループのテルウェル西日本の2社が協力。9
月から広告主を募集し、まず市内10か所に設置する。
市内の小中学生を対象に募ったいじめ防止の標語には1343点、小学1・2年生を対
象にしたいじめ防止の絵には646点の応募があった。一般公募した虐待防止の標語では
29点が寄せられた。
表彰式で、清和小6年の足立大和君(12)が「いじめがなくなり、世の中が平和にな
れば。自分の思いが伝わってほしい」、会社員の東山中(あたる)さん(58)は「無関心に
ならず地域が連携して取り組んでほしい」と作品への思いを語った。
神戸市内をトーチリレー
「スペシャルオリンピックス知って」
産經新聞 2013 年 11 月 8 日
知的発達障害がある人たちのスポーツを通じた社会参加を支援する団体「スペシャルオ
リンピックス」の活動を知ってもらおうと7日、神戸市中央区の県庁前から長田区の若松
公園までをトーチを掲げて走り、リレーでつなぐ「トーチラン」が行われた。井戸敏三知
事もTシャツにジャージー姿で第1走者とともにトーチを掲げて走った。
スペシャルオリンピックス日本・兵庫(宮脇テル子会長)の主催。この日午後2時に、
第1走者の芦屋市の会社員、朝倉大介さん(31)が「頑張ります」と力強く宣言。県庁
前から井戸知事とともに出発した。ゴールの若松公園まで7・4キロを約130人が走っ
た。
講演:福教大名誉教授の昇地さん、八幡西で 長寿の健康法に200人耳傾ける /福岡
毎日新聞 2013 年 11 月 07 日
福岡市南区の知的障害児施設「しいのみ学園」の創設者で福岡教育大名誉教授の昇地三
郎さん(107)が、八幡西区の九州厚生年金病院で講演し、地域住民ら約200人が独
自の健康法などの話に耳を傾けた。
昇地さんは県内の男性最高齢者。昨年には「公共交通機関で世界一周をした最高齢者」
としてギネス世界記録に認定された。
講演にはトレードマークのシルクハットに黄色のスーツ、赤い蝶(ちょう)ネクタイ姿
で登場。「海外では『ハンサムボーイ』と呼ばれている」などとユーモアたっぷりに話し、
元気さをアピールした。
昇地さんは、健康で長生きする生活習慣として「笑顔で人の輪に入ることを心がけ、食
事は何を食べるかより、1口30回かむことが大事」などとアドバイス。関節の動きを良
くするため毎朝続けている「棒体操」を紹介すると、客席の参加者たちもビデオ映像に合
わせて体験した。
【内田久光】
子育て支援へ室内遊び場
来年4月、高島屋堺店に開設
産經新聞 2013 年 11 月 8 日
堺市堺区の南海堺東駅前にある高島屋堺店に来年4月、親子で楽しめる室内遊び場「キ
ドキド」がオープンすることになり7日、堺市、高島屋、キドキドを展開する「ボーネル
ンド」
、大阪労働局が事業実施の基本協定を締結した。キドキドを核に、子育て支援などに
関するスペースが設けられ、公民共同の「(仮称)キッズサポートセンターさかい」として
運営する。
計画では、同店9階に、多彩な運動遊具などを備えるキドキド(約700平方メートル)
が進出。市は「絵本コーナー」や発達障害児の支援などの相談ができるスペース(約35
0平方メートル)を設ける。また、大阪労働局は既存の「ハローワーク堺マザーズコーナ
ー」を拡大する。
キドキドは全国18カ所で同様の遊び場を展開している。料金は、子供(6カ月~12
歳)が最初の30分600円、延長10分ごとに100円。大人は施設利用料として30
0円。1日フリーパス(大人、子供各1人で1500円)などもある。
竹山修身(おさみ)市長は「子育てのまち・堺を体感してもらえる施設になる。堺東の
にぎわいづくりにもつなげたい」としている。
月刊情報誌「太陽の子」、隔月本人新聞「青空新聞」、社内誌「つなぐちゃんベクトル」、ネット情報「たまにブログ」も
大阪市天王寺区生玉前町 5-33 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所発行