能力主義管理と職能資格制度

能力主義管理と職能資格制度
能力主義管理
職務遂行能力を提示し従業員の育成・配置・処遇を決める
経済合理性と人間尊重の調和を理念として掲げる
仕事を通した自己実現をめざす価値観
職能資格制度
従業員を職能資格に分類し、職能資格を基準に賃金を決める
しかし
従業員のやる気を引き出す仕組みになっていない
成果主義と目標管理制度
1990年代 … バブル崩壊後、仕事が減少
職能等級にあった仕事が用意できず 賃金>業績
成果主義の導入
成果や業績をどう測るかという問題点
目標管理制度
期首に立てた目標を基準として期末に評価する仕組み
問題点
・目標の達成度で評価される為、目標を低く設定し、業績が低迷
・日々新しい課題が発生するため、目標として初めに定めにくい
成果主義への反省
成果主義の問題点
職場の実態に配慮せず、論理的に正しいと思われることを実施
これからの人事制度
・必要とされる人材像について、具体的かつ明確に示す
・第一線の管理職に話を聞き、実際の職場の状況を把握
ユーザーが使いやすい人事制度を作る