空洞の共振周波数( 手計算)

ミーティング資料
2008/Aug/1 (Fri)
森田
小型コアの共振周波数
手計算:26.5MHz
TanDをGeneral 1st 関数で
フィットした場合
合わない
フィッティングが
うまくいってないのが原因?
1.5 MHz
よく考えると共振周波数は実透磁率だけで決まるので、
TanDのフィッティングは関係しないはず。
実透磁率の値に原因があると考えられる。
1.全周波数において一定値の実透磁率が使われている
または
2.TanDと同様に実透磁率に対してもおかしなフィッティングが反映されている。
小型コアの共振周波数
日立のデータシートの実透磁率を
フィットして各周波数における値を
得た。横軸は角振動数。
共振周波数:0.007/2pi=1.1MHz
以前の結果とあまり変わらない。
左のフィッティングで得た値を
使っていくつかの周波数でS11
の計算を行った。これでデータシートに
忠実な実透磁率が反映される。
小型コアの共振周波数
小型コアのインピーダンス測定装置の共振周波数では
手計算とMWSの計算結果が合わなかった。
熊谷先生の本 p.200図5-8にある例題をMWSで計算してみた。
本に書いてある手計算の結果はl=15.1cm, Q=6.8×103
MWSの計算では
l=16.4cm, Q=2.8×103
MWSで異方性誘電率を定義
er=20
ef=1
ez=1
ex=1
ey=20|cosq|+1|sinq|
ez=20|sinq|+1|cosq|
間違っていた。
MWSで異方性誘電率を定義
y
cosq
Er
Eq
q
Er
Eq
Ez
x
=
sinq
0
-sinq
cosq
0
0
0
1
Ex
Ey
Ez
誘電率はテンソル量
er
Dr
Dq
Dz
=
0
0
eq
0
0
ecylin
T
0
0
ez
Er
Eq
Ez
T
Dx
Dy
Dz
Dx
Dy
Dz
ecylin T
Ex
Ey
Ez
= Tt ecylin T
Ex
Ey
Ez
=
MWSで異方性誘電率を定義
Dx
Dy
Dz
ercos2q+eqsin2q
=
ersinqcosq-eqsinqcosq
0
ersinqcosq-eqsinqcosq
ersin2q+eqcos2q
0
対角型でないとMWSに入力できない。
0
0
ez
Ex
Ey
Ez