第1章 第1回講義の学習内容

第3回授業(4/24)の目標
 開平計算の続きの説明
 平均値、分散、不偏分散、標準偏差
の定義と手計算の方法、及び手計算
での開平(平方根の計算)の方法の
復習を行い、新たな乱数データで実
習を行う。
分散の開平(平方根の)手計算-4

2.で立てた数字(この例では5)の二乗を、開平
すべき数字の左端から見て最初の行(31)の下
につぎのように書き、引き算をしてあまり(6)を
その下に書く。
2.で立てた数字、5
5
5
・
31 | 30 | 00 | 00 |
+5 - | 25|
10
6
分散の開平(平方根の)手計算-5

つぎに新たな2桁(この例では、30)を下ろす。
5
5
+5
10
・
31 | 30 | 00 | 00 |
- | 25 |
6
30
分散の開平(平方根の)手計算-6

3.で加えて得られた数字(10)の右側に新たな1桁の数字
を考え1桁増やした除数とみなし、それと新たな数字xを掛
けた時、上で新たに2桁下ろして計算した数字(630)を超
えないような数字 x を立てる(この例では x=5)。
5・ x
5
+5
31 | 30 | 00 | 00 |
- | 25
6 30
10 x
分散の開平(平方根の)手計算-7、8

3桁の数字(10 x )と x を掛けたとき、630を超え
ないような最大の x は、以下のように5である
5 ・ 5
5
31 | 30 | 00 | 00
+5 -|25
10 5
+ 5
6
30
5 25
105×5
開平計算時の注意事項-1


例2 131.3 の開平
この場合、小数点の位置から左右に2桁づつ区切る時、
つぎのようにしないといけない:
1 | 31 | 30 | 00 | 00
小数点の位置
開平計算時の注意事項-2

この場合、左端の数字は一桁で、最初の数字を
立てると、1 が立つ:
ここに小数点を打つ
1
1
・
1 | 31 | 30 | 00 | 00
左端
開平計算時の注意事項-2 (続き1)

この計算を続行すると、計算が完了していないの
に、割り切れてしまう! どうすればいいの?
1
1
・
1 | 31 | 30 | 00 | 00
+ 1
- |1
2
0
開平計算時の注意事項-2 (続き2)

このように、途中で計算が完了していないのに割り
切れてしまった場合、つぎの2桁を下ろして続行!
1
1
+ 1
X
・
1 | 31 | 30 | 00 | 00
- |1
(2 x)×(x) で 31を超えないような x
2 X 0 31
割り切れたー!
計算すべき4つの統計量と
出席カードの裏への書き方

千野テキスト p.3 にあるように、すべて小数第
3位を四捨五入して、少数第2位までの数値を
、出席カードの裏側に以下の例のように、順に
書き写すこと:
(1)平均
32.50
(2)分散
28.65
(3)不偏分散 31.83
(4)標準偏差 5.35
岩原テキストによる
各人の10個のデータの作成
岩原副読
本 p.445 か
ら、つぎのよ
うにして、各
人ごとのス
タートの位
置から10個
のデータを
抽出すること
。
08y011

08y051
08y001
94 13 62 65 43
18 62 55 60 01
68 77 27 49 86
65 93 82 34 90
31 55 38 83 59
76 64 64 87 95
85 32 12 08 73
29 39 30 35 75
29 31 91 58 97
17 83 83 76 16
…
…
…
…
…
08y002
81 81 76 33 35
05 18 44 23 18
73 02 08 33 04
06 09 71 20 99
63 01 72 01 40
44 67 97 19 53
01 26 84 93 60
01 12 90 06 73
06 13 42 52 12
84 66 49 46 33
…
…
…
…
…
23 43 90 96 30
…………
16 00 82 94 14
…………
…
…
08y003