D005:ペル方程式とその利用

ペル方程式とその利用
整数 𝑥𝑦 に対し、𝑥 2 − 𝐷𝑦 2 = 1 (𝐷は正の整数)の形の方程式をペル方程式と
いい、種々の応用例がある。
2
(1)𝐴 = (
1
3
)
2
ベクトル (
とする。
𝑥
𝑥1
𝑥
) に対し、 ( ) = 𝐴−1 ( )
𝑦
𝑦1
𝑦
とおく。
𝑥 2 − 3𝑦 2 = 1 ならば、𝑥1 2 − 3𝑦1 2 = 1、𝑥1 >0, 𝑦 > 𝑦1 ≧ 0 を示せ。
(2)𝑥 2 − 3𝑦 2 = 1 をみたす自然数(𝑥, 𝑦)の集合を 𝑃 とし、
(
𝑥𝑛
1
) = 𝐴𝑛 ( ) (𝑛 は自然数)で表される自然数(𝑥𝑛 , 𝑦𝑛 )の集合を Q
𝑦𝑛
0
とする。𝑃 = 𝑄 を示せ。
3 辺の長さが連続する 3 つの整数で、その面積も整数であるような三角形(整数
三角形と呼ぶ)は、例えば以下の三角形が挙げられる。
15
5
面積 6
4
3
13
53
51
面積 84
面積 1170
14
52
(3)整数三角形の内接円の半径も整数であることを示せ。
(4)整数三角形の 3 辺のうち中間の長さの辺として適するもの
(上の例では 4,14,52)を、自然数 𝑛 を用いてすべて求めよ。