演習(7)解答例 1.次の定数係数2階常微分方程式について以下の問いに答えなさい. 2 y ′′ − 2 y ′ + 5 y = 0 (a) 従属変数 y を(3.9)式によって z に変数変換し,方程式を標準形に書き直しなさい.[2 点] (b) 次に,書き直した方程式を解くことによって,y を x の関数として求めなさい.[3 点] 【解】 y ′′ の係数が 2 であるので,(3.1)式で p = –1 に相当することに注意する. (a) (3.9)式より y = ex 2z とおくと, 1 1 y ′ = z ′ + z e x 2 , y ′′ = z ′′ + z ′ + z e x 2 2 4 となるから,元の方程式に代入すると,標準形 z ′′ + 9 z=0 4 を得る. (b) λ = 3/2 に相当するので,z の解は z = a sin 3 3 x + b cos x 2 2 したがって,y は 3 3 y = a sin x + b cos x e x 2 2 2 微分方程式 2016
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