地歴公民(世界史)

地歴公民(世界史)
慶應義塾大学 商学部 1/1
<全体分析>
試験時間
60
分
解答形式
マーク式・記述式・論述式
分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化)
大問数は従来と同じ3題。マーク式の空欄補充語群選択問題の総数が 58 問から 53 問に減少し、記述
式・論述式の問いが 11 問から 17 問に増加し、論述の字数もやや増加したが、全体的な分量は変化な
し。難易度は昨年度に比べて難化した。
出題の特徴
マーク式の空欄補充問題を中心に、下線部対応の記述式と論述式の問題が加わる出題形式は本年も
維持された。
その他トピックス
社会経済史テーマの問題の出題は定着し、今年度は大問3題すべてが社会経済史関係であった。昨年
に続き中国史の分野の出題は少なく、昨年の西アジア・南アジアに対し、今年度は東南アジアが多く出
題された。大問Ⅲは第二次世界大戦後中心の問題であった。論述問題では、理由を説明させる問題が出
題された。確実に解答できる問題と、難の問題が明確であった。
<大問分析>
番号
出題形式
出題分野・テーマ
コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど)
難易度
問 1 (5)(6) 「デ フォ ー 」(7)(8) 「イ スタ ンブル 」
(9)(10)「保険会社」(17)(18)「リュミエール兄弟」
(21)(22)「ニューオーリンズ」(23)(24)「ローズヴ
ェルト」(25)(26)」「沢田教一」(29)(30)「ウォーホ
ル」はいずれも難。問 3 は活版印刷、製紙技法の以
前の状況を想起する。
難
Ⅰ
マーク式
記述式
論述式
「情報」の歴史
Ⅱ
マーク式
記述式
論述式
ヨ ー ロ ッ パ 諸 国 の 経済や社会主義思想に関する問題が多く出題され
経済政策
た。慶應商学部らしい問題であった。
やや易
Ⅲ
マーク式
記述式
論述式
第 二 次 世 界 大 戦 問1(73)(74)の「ネ=ウィン」はやや難。(83)(84)の
後 の ア ジ ア 諸 国 「池田勇人」も難。問3(イ)の「フィリピン」は
の経済発展
難の事項。
やや難
※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断して
います。
<学習対策>
近年の商学部は社会経済関係のテーマ問題が定番となっていて、16 世紀以降の歴史にやや比重がある。
社会・経済関係の文化史を含め、関連テーマの学習をしっかりとしておこう。短文論述も出題されるの
で、事項の理由などを文章で書けるように、対策をしておきたい。現代世界の諸問題が、どのような歴
史的背景のもとで生じてきたのかという問題意識を持って学習を進めることも効果的である
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