東京医科歯科大学 (前期) 1/1 <全体分析> <大問分析

理科(物理)
東京医科歯科大学 (前期) 1/1
<全体分析>
試験時間 2科目 120 分
解答形式
論述式,描図
分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化)
分量に変化はなかったが,難易はやや難化した。
出題の特徴
小問が多く,グラフを描く問題も含まれるので,時間内に全問解答するのは難しい。
その他トピックス
2次曲線についての知識や積分計算が必要とされる問題が出題された。( 1 問7~問 10 )
2 問9は交流を直流に変える平滑回路とよばれるものである。
<大問分析>
番号
1
2
出題形式
論述式
論述式
描図
出題分野・テーマ
力学
(万有引力によ
る運動(だ円,放
物線))
範囲
物理
電気
(電気回路)
物理
コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど)
問1~問6までは基本的である。
1
問8では,t 1 が (周期)でないことに気づくことが肝要で
4
ある。
問9では,力学的エネルギーが0の場合は,軌道が放物線
になることを知らなければ解答できない。
問 10 は問9ができていることが前提となる。
問1~問8は典型・標準問題である。問9はやや思考力を
要するが,定性的に考えればよいだけなので,難しくはな
いだろう。
難易度
やや難
標準
※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断しています。
<学習対策>
大部分は典型・標準問題であるから,まずは,よく見る標準問題を確実に解くことのできる実力を養っておこう。今
年は昨年と同じ万有引力に関する問題が出されたが,学習対策としては,原子分野を含めた全範囲をまんべんなく勉
強することが大切である。時々今年の 1 問9,問 10 のように数学の力を必要とする問題が出題されることがある
ことを,頭の片隅に入れておこう。
© 河合塾
2016 年