理科(物理) 慶應義塾大学 理工学部 1/1 <全体分析> 試験時間 2科目120分 解答形式 記述式 分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化) 出題の特徴 空所補充形式で,問題文中に丁寧な誘導がある。 その他トピックス 特に無し。 <大問分析> 番号 出題形式 出題分野・テーマ 範囲 コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 難易度 1 空所補充 (記述式) 力学 (糸で結ばれた 剛体と質点の 運動) 物理基礎 ・物理 ・剛体に対する質点の相対速度が糸に直交しているこ とを用いる。 ・「剛体が傾き始める」⇔「垂直抗力の作用点が O に一 致する」に気づく必要がある。 標準 2 空所補充 (記述式) 電磁気 (交流の発生と 並列共振回路) 物理 ・回路Ⅱは,g,h 点が等電位であることより等価回路 に変換して考えるとよい。 ・後半は共振回路の共振条件を用いる。 標準 3 空所補充 波動 (記述式・ (光のドップラ 選択式) ー効果とマイ ケルソンの干 渉計) 物理 ・波長がλと一致するのは単振動の速度が 0 の瞬間で あることを用いる。 ・光のドップラー効果は本文の誘導に従い音波の場合 と同様に考える。 やや易 ※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断してい ます。 <学習対策> どの分野も標準レベルの問題が出題されるが,融合形式の場合もあるのでしっかりとした応用力をつけておきた い。問題集は標準レベルのものを繰り返しやり,苦手意識のある分野は無くしておこう。今年は出題されなかったが, 描図問題も頻出なので,結論をグラフ化して考察する作業も普段から厭わずにやっておこう。 © 河合塾 2016 年
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