英語 - 河合塾

英語
早稲田大学 基幹・創造・先進理工学部 1/1
<全体分析>
試験時間
90 分
解答形式
すべてマーク式。
分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化)
全体の分量や出題形式はおおむね例年どおりであるが、大問Ⅰ以外はいくぶん取り組みやすいものになっ
たといえる(ただし、制限時間内に解き終えるのは「至難の業」であることにはかわりない)
。
出題の特徴
・大問Ⅱでは、従来型の「与えられた7語を並べかえて、3番目と5番目にくる語の組み合わせを選ぶ」も
のは3問で、残りの2問は「6つの語句の並べかえ」という新しい形式になった。
・大問Ⅳでは、
「論理クイズ的な問題」と「計算を要する問題」が出題されることが多い。
・・大問Ⅴの Section A は 2015 年度に引き続き「2つの英文での共通語補充問題」が、Section B は 2014 年
度から「3つの英文の中で共通に用いられる熟語」が出題されている。
その他トピックス
大問Ⅴの Section C は、会話文による空所補充問題になった(新傾向問題)
。
<大問分析>
番号
区分
Ⅰ
読解総合
出題分野・テーマ
コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど)
「測定量の問題」 内容説明、空所補充、内容一致、段落構成、主題選択
(1,047 words) TextⅠとその内容に関連した2つの短い文章(Text Ⅱ・
Ⅲ)という構成や、本文の内容から論理的に推論させる内
容一致問題は、この学部独自のものである。
Ⅱ
文法・語法 語句整序
Ⅲ
文法・語法 A 空所補充
文章中の5つの空所での語句整序問題
難易度
やや難
標準
文章中の空所補充
やや易
その他
B 文整序
段落整序
5つの文を並べかえて1つの段落をつくる
その段落と残りの4つの段落を合わせて並べかえる
Ⅳ
その他
A 内容一致
B 空所補充
「論理クイズ」的な要素のある問題
「ネット利用」に関する英文(グラフを含む)での問題
やや難
やや易
Ⅴ
その他
A 共通語補充
定義に続く2つの例文の空所に共通する単語(書き出し
の1文字が与えられている)を答える問題
標準
B 共通語句補充
3つの英文の空所に共通する熟語(1語目の単語は書き
出しの1文字が与えられている)を答える問題
やや難
C 適語選択
会話文中の5つの空所に入る適語を答える問題
やや易
標準
注:区分は「英文解釈」
「読解総合」
「英作文」
「文法・語法」
「聞き取り」
「その他」
難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として
判断しています。
<学習対策>
出題形式が多様でしかも独特であるのがこの学部の特徴なので、過去問対策は必須である。読解問題では、文
意を論理的に読み取る読解力が求められる。文整序や段落整序も出題されるので、文相互や段落間のつながり
を意識して読むことを学習に取り入れておくとよい。また、共通語をはじめ、語彙の知識を問う設問も多いの
で、単語やイディオムの意味・用法をきちんと習得しておくことが必要である。
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2016 年