理科(物理) 慶應義塾大学 理工学部 1/1 <全体分析> 試験時間 2 科目 120 分 解答形式 記述式 分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化) 出題の特徴 空所補充形式で、問題中に丁寧な誘導がある。 その他トピックス 特に無し <大問分析> 番号 出題形式 出題分野・テーマ 範囲 コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 難易度 1 力学 空所補充 (地球の周りの人 (記述式) 工衛星の運動) 物理 (ア)~(カ)はケプラー運動の典型問題である。 (キ)では相対速度の定義を読み違えないようにすれ ば良い。 やや易 (ク)以降では運動量及びエネルギー保存則を用いれ ばよいが、 (コ)は重心系を利用すると計算が楽になる。 2 電磁気 空所補充 (磁場中の平行レ (記述式) ール上の導体棒の 運動) 物理 この分野の典型問題であるので、完答したい。 導体棒が一定速度の状態では、電流は向きもその大き さも同じであることに気づきたい。 易 3 熱 空所補充 (球形容器中の気 (記述式) 体分子運動と状態 変化) 物理 1)の分子運動は典型問題であり、完答したい。 2)の(オ)は熱力学第一法則を用いる。他の形式の答 もあるが指定文字があることに注意しよう。 P‐V 図を利用して問題を解くと、見通しが良くなる。 標準 ※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断しています。 <学習対策> どの分野も標準レベルの問題が出題されるが、融合形式の場合もあるのでしっかりとした応用力をつけておきたい。 問題集は標準レベルのものを繰り返しやり、苦手意識のある分野は無くしておこう。今年は出題されなかったが、描 図問題も頻出なので、結論をグラフ化して考察する作業も普段から厭わずにやっておこう。 © 河合塾 2017 年
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