静岡大学 理学部(数学科・物理学科・地球科学科)、工学 部、農学部

理科(物理)
静岡大学 理学部(数学科・物理学科・地球科学科)、工学
部、農学部、地域創造学環(A)(前期)
1/1
試験時間
80
分
<全体分析>
解答形式
答のみの記述
分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化)
出題の特徴
易しい問からやや難しい問へと難易傾斜があり、力の差が出る標準的な問題。
昨年と異なり、空所補充形式の設問がメインとなった。
その他トピックス
新課程から、波の式に関する問題が出題された。
<大問分析>
番号
1
出題形式
出題分野・テーマ
範囲
コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 難易度
空所補充
放物運動
衝突
仕事と
エネルギー
物理
放物運動、衝突などを含む力学総合問題。一つ一つ
の設問は標準的である。解答に使用する文字に注意
が必要。
標準
2
空所補充
描図
直流回路
物理
標準
3
空所補充
描図
波の式
光の干渉
物理
コンデンサー、コイルを含む回路の過渡現象。電流
の時間変化のグラフが目新しく、戸惑うかも。冷静
に状況を判断し解き進めることができたかどうかが
ポイント。
波の式の記述、波の式を用いた干渉の条件、および
マイケルソンの干渉計に関する問題。波の式に関し
ては経験の差が大きいと思われる。
問題文で、横軸が時間のグラフにおいて波形という
用語を用いるのは不適切である。
一部問形式
標準
※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断し
ています。
<学習対策>
物理の各分野から出題されるので、苦手な分野がないようにする。
教科書などで基本事項を正確に理解し、標準的な問題集による演習を通して法則が正しく適用できるように
していく。解法を覚えるのではなく、状況を考えてそれに合わせて立式していくこと。
基本的・典型的な問題は確実に解けるようにする。さらに標準からやや難しい問題にも対応できる学力をつ
けておこう。難問をやる必要はない。
学習段階では答に至る過程も論理的に記述していくと効果的である。途中計算を書かせる設問は無いが、計
算過程の要点を書く練習もしておくとよいであろう。考え方の確認・整理ができる。
試験が近づいてきたら、1 題 1 題、テーマごとにではなく、
「80 分で 3 題」といった、時間配分、解答の順序
(これらは実際の問題をみてから判断することになるが)なども含めた総合的な演習をしていくとよい。
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2016 年