地域における農業の継承

地域における農業の継承
農委会名:美里町農業委員会
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地域の概要
本町は、熊本県のほぼ中央に位置しており、熊本市中心部より南東へ約30㎞の距
離にある自然豊かな地域である。
地形は山岳丘陵部が多く、総面積144.03平方キロの約四分の三を森林が占め
る典型的な中山間地域である。西部地区に一部平坦地がみられるが概して宅地や農地
は少なく、住宅地等は地域を東西に横切る国道218号線をはじめとする主要道路に
沿って点在し、農地もその大部分が丘陵地や傾斜地で、棚田等として利用されている。
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農業委員会の体制
委員数 27名(選挙20名(認定3名)、選任7名(女性2名、認定2名))
職員数
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2名
掲げた目標とその達成に向けた大作戦の内容
美里町立中央小学校近くの農地で「地域における農業の継承」をテーマに、さつまい
もの栽培を農業委員会・中央小学校3年生で取り組んだ。
植付けから草取り、収穫までを体験することにより、農業の難しさや大変さを理解し
てもらい食の大切さ、農業の重要性を学習してもらった。
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取り組みの成果
「地域における農業の継承」については、中央小学校でも高い評価を今年も頂いた。
なお、3年生はこのような活動の中で農作物(植物)の成長や草取りなどの大変さ
を経験したことは今後の成長に大変良い影響を与えたものと思われる。
収穫したサツマイモは、その場で農業委員さんの協力により焼き芋として参加者全
員で食べることができ、子供たちの農業離れが進むなか農家(農業委員)と子供の交
流もでき大変良かったと思われる。
また、残ったサツマイモは子供たちのお土産や学校給食の材料として提供できた。
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課題と今後の方針等
高齢化及び少子化並びに農業離れなど近年の農業を取り巻く環境は激変しており、伝
統ある農業の継承を課題に小学生を対象に取り組んだが、ほぼ全員が非農家または、元
農家世帯から別世帯となっている家庭の子供たちであり、農作業の手伝いなど縁遠いも
ので、今後地域の農業の礎になれるよう伝承したいものだが、児童たちが将来農業に従
事することを望む意見はあまりなく農業の空洞化や少子化により地域農業の維持は大変
難しものだと思われる。
今後は農業委員会活動を通じ学校や地域で農業の大切さ伝えることが必要となり来
年度以降も啓発活動や食育活動に努めたい。
また、生徒の減少や授業日数等の問題もあり学校側とも話し合いながら、日程の調
整等を図る必要がある。