耕作放棄地の非農地化に向けて 農委会名:玉名市農業委員会 1 地域の概要 玉名市の農業構造については、近隣の市町へ通勤が利便化して兼業が進み、恒常的勤 務による安定兼業農家が増加したが、最近一層の兼業の深化によって土地利用型農業を 中心とした農業の担い手不足が深刻化し、また施設型農業については、規模拡大が進ん でいる。 こうした中で専業農家の高齢化が進み、後継者に承継されないまたは担い手に集積さ れない農地で遊休化したものが増加傾向にある。 2 農業委員会の体制 委員数 38名(選挙30名(女性1名、認定9名)、選任8名(女性4名、認定3名) ) 職員数 3 10名 掲げた目標とその達成に向けた大作戦の内容 <耕作放棄地の非農地化の推進> 耕作放棄地の平成20年度調査時の農地への復元が不可能(B 判定)な面積は、18 7ヘクタールであったが、 平成26年度時点では203ヘクタールと増加傾向となった。 そのため、農地に復元が困難な農地については非農地化に取り組むこととした。 4 取り組みの成果 平成26年度には玉名町、築地、石貫の86筆、10.6ヘクタールの非農地処理を行 った。 5 課題と今後の方針等 現況に応じた農地の有効利用を目的に、耕作放棄地の B 判定の農地の非農地化を今後 も推進していく。
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