5418 歴史文化ツーリズム総合研究 I 担当教員名 小磯 学 授業概要 ・自主的に設定した卒業論文のテーマに関する文献・情報収集(取材、聞き込み調査、アンケート調査な どを含む)を行い、その分析、執筆を進める。 到達目標 ・単なる紹介ではなく、収集した文献や情報・データに基づき、自らの視点に立って結論を導き出すこと が卒業論文作成の必須となる作業で、不文律。これを進めることが最大の目標。 ・「自分の文章を書く」こと。これが想像以上に困難な作業であることを、自らの体験を通して知る。 授業方法(展開) ・きわめて単純。地道に、確実に、以下の作業を進める。 情報収集 ⇒ 情報の比較・分析(整理) ⇒ 明らかとなったことを報告 ⇒ 原稿化 準備学習(予習・復習)の内容と分量 ・1 週間単位で、確実に作業を進めること以外にない。 関連科目・知識・スキル ・やる気、根気、本気。情熱と好奇心、行動力、前向きな姿勢。諦めない心。 成績評価 以下の作業内容に基づき評価する: ・作業を確実にこなす。卒業論文の進行度合い。 教科書・参考書など ・参考:白井利明・高橋一郎 2013『よくわかる卒論の書き方』ミネルヴァ書房など。 ・卒業論文のテーマに関する参考文献等を、ネットや図書館などから自ら探し出すことが重要な作業。 履修上の注意事項 ・12 月までに初稿を完成させるので、授業は 1 年間ではなく実質的には 9 ヶ月しかない。繰り返すが、 最も重要なことは、確実・着実に作業を進めることにつきる。 ・内容が定まったとしても、原稿化のためだけに少なくとも 2 カ月を必要とする。このため、遅くとも夏 季休暇中に結論を含む論文全体の目途を立てておく必要がある。 授業の柱(単元)と授業スケジュール ・第 1~4 講目:テーマ設定、参考文献の収集。情報の整理、分析。 ・第 5~8 講目:参考文献の収集、データ(取材、聞き込み調査、アンケート調査などを含む)収集 ・第 9~12 講目:データの化、比較・分析作業 ・第 13~15 講目:データの原稿化、比較・分析作業。夏期休暇中の課題確認 学生への一言 ・どのようなテーマを扱うにせよ、この一連の作業は、社会人となってからも業界を問わず、かならず活 かすことができる。 ・また卒業論文は文字通り大学生活の集大成で、卒業して何年たっても記憶が残ります。ひとつのことに 集中できる時間が持つことができるのも、大学生の特権。充実した、有意義な時間を過ごすこと。
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