アートイベント論 衣笠 収 アートイベントの現場に出向き、実践を通して

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アートイベント論
担当教員名
衣笠 収
授業概要
アートイベントの現場に出向き、実践を通してアートイベントの企画運営手法を学ぶとともにイベン
トにおけるアートの意義を理解します。
神戸市内の文化・芸術活動やアートイベントを効果的に結びつける事業を企画し、実践してみま
す。
また、その中で自らアートイベントを企画し、実践します。
到達目標
アートイベントを企画し提案する能力を身につけます。
具体的には、予算等実現性を踏まえた企画、関係アーティスト等との調整、現場運営等を行える
能力を身につけます。
授業方法(展開)
全授業、アートイベント等の現場での実践を主とします。
現場でのサポート経験を積み重ねながら、自主企画によるアートイベントの企画運営につ
いても挑戦します。
準備学習(予習・復習)の内容と分量
まちの中には、アートと結びつくことによって新たな魅力を生み出せる可能性を持った地域資源
が存在します。日頃から、そんなヒト、モノ、コトを観察するように心がけてください。
第 1 講目までに、ネット等を活用しながら可能な範囲で市内にどのようなアート活動があるのか調
べておいてください。
また、必須ではありませんが、前期の文化総合講座を受講した上で履修していただく方が、イベ
ントにおけるアートの位置付けが理解しやすいと思います。
関連科目・知識・スキル
文化総合講座
成績評価
受講姿勢 70% レポート 30%
教科書・参考書など
履修上の注意事項
全授業、土曜日かつ学外、3時間開講を基本とします。
神戸市内の各アートイベント等に出向くことが多いので交通費等の負担が出てきますので、ご了
解ください。
また、授業は現場での実践を充実させたいため、受講生数は 30 名を限度とさせていただきます。
授業の柱(単元)と授業スケジュール
第 1 講目~第 2 講目
神戸市内で行われているアートイベント等をリサーチしていく中で、アートに対する自身の興味、
関心がどこにあるのかを可視化していきます。
第3講目~第 10 講目
できるだけその興味等に沿った形でアートイベント等の現場に参加し、企画運営を実践していた
だきます。また、個別のアートイベント等の企画運営だけでなく、複数のアートイベントを結びつけ
るコーディネートについても挑戦してみます。
第 11 講目~第 14 講目
最終的にアートイベントを自主企画していただき、運営していただきます。
第 15 講目
自主企画イベント等を振り返り、自己評価を行います。
学生への一言
授業時間外にもいろんなアートイベントやボランティア情報等を提供しますので、可能な範囲で
積極的に参加してください。
単にイベント運営に着目するのでなく、そこになぜアートが必要なのか?その意義や意味を理解
しようとする姿勢を持って実践に臨んでください。