季節限定ベアードビール 大工さんのみかんエール スペック アルコール度数 : 7.0% 初期比重:14.3 最終比重:1.9 苦み (IBU):40 色 (SRM):5.5 原材料 水 :クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 ) 麦 芽:フロアモルテッドピルスナー、ウィート 非麦芽:小麦 糖 類:国産素焚糖&氷砂糖 ホップ: ホールフラワーコーン(生ホップ:米国産シムコー & センテニヨル、 ニュージーランド産ネルソンソヴィーン&モトゥエカ) 酵 母:ハウススコティッシュエール酵母 その他:地元のみかん(ピール&手絞り果汁) ブライアンの醸造ノート この大工さんのみかんエールは、私が初めて造ったフルーツビールだ。 それまではブルワーとして私はフルーツビールに対して偏見を持っていた。 なぜなら、ほとんどのフルーツビールは、本物のフルーツではなく、 シロップやエキスなどでフレーバーを付け、ビールが苦手という人のために造られていたからだ。 でも、大工の長倉さんが実家の庭からもぎたてのみかんを 一箱持ってきてくれた日からすべてが変わった。 フレッシュな地元の原材料を使うということがベアードビールの哲学にぴったりだったし、 何より味が市場に出回っているものよりはるかにおいしかったのだ。 そして、大工さんのみかんエール、ファーストバッチ(30L)は、2002 年のある月曜の朝、 スーパーボウルをライブ観戦するために沼津フィッシュマーケットタップルームに 集まった友人や常連さん達に初めて提供された。 話が長くなるので省略するが、みかんエールは、試合が終わる頃には樽が空っぽになっていた。 その時、私はこの地元のフレッシュな原材料がベアードビールの強い味方になると確信した。
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