物理学基礎演習 E1 学籍番号 No.4-1 いろいろな運動 (2) 氏名 問 1 図のように、高い崖の上から初速 V0 で水平面に対して 30°右斜め上方に 投げた質量 m のボールが速度ベクトル V に比例した粘性抵抗-CV(C >0)を 受けるときの運動について考えよう。時刻 t = 0 で物体は原点(0, 0)にあり、重力 加速度を g として、以下の各問に答えよ。 (1) ボールの速度を V=(Vx, Vy)とし、x 軸方向、y 軸方向の運動方程式を書け。 ただし、水平右向きに x 軸正方向、鉛直上方に y 軸正方向を取る。 (2) ボールの速度 V=(Vx, Vy)を時刻 t の関数として求めよ。 (3) 十分時間がたった後のボールの速度(Vx, Vy)を求めよ。 1 物理学基礎演習 E1 学籍番号 No.4-2 いろいろな運動 (2) 氏名 2 問 1(続き) (4) ボールの位置 R=(X, Y)を時刻 t の関数として求めよ。 (5) 十分時間がたった後のボールの位置の x 座標を求めよ。 問 2 問 1 のボールの運動は粘性抵抗係数 C が小さい場合、放物運動に近付くはずである。問 1 (2)で求 めた時刻 t のボールの速度 V=(Vx, Vy)が C→0 の極限で放物運動を表す式に一致することを示せ。 物理学基礎演習 E1 学籍番号 No.4-3 いろいろな運動 (2) 3 氏名 問 3 振り子の振動はいつまでも続くわけではなく、時間とともに振幅が小さくなり、やがて止まってし まう。速度 v に比例した粘性抵抗-Cv が働く場合の単振り子の振動について、以下の各問に答えよ。 (1) 長さ L の紐に取り付けられた質量 m のおもりの振れ角θに関する運動方程式は振り子の振幅が小さ d 2 d い場合、 mL 2 mg CL と書くことができる。 0 dt dt g C , とおくと、運動方程式は L 2m d 2 d 2 02 0 と変形される。この方程式の解を t exp t と仮定して、特性方程式を解く 2 dt dt ことにより一般解を求めよ。なお、 o とせよ。 2 2 2 (2) 粘性抵抗が小さく 0 が成り立つときの解 t を初期条件 t = 0 のとき a, いて求めよ。 (3) 振り子の振幅は 1 分で半分になった。粘性抵抗係数 C を求めよ。 d 0 の場合につ dt
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