昭和電線レビュー 60 新製品紹 Vol. 54, No. 1 (2004) 介宮崎電線工業㈱多心ノードケーブル Multi cores-noded optical fiber cable 1．概要近年，ケーブルテレビの発展はめざましいものがあり，その伝送媒体も同軸ケーブルから光ファイバケーブルへとその主役が変わりつつあります。光伝送路の幹線は主に 4 心テープを使用していることから，光送信機（E/O），光受信機（O/E）（一般にノードという）の接続用光ファイバケーブルも 4 心テープとすることがクロージャ内で一括融着できることから有利とされています。ノード内での光ファイバケーブルの機内配線は保守メンテナンスの関係上，任意に取外し可能な光コネクタ接続できることが必要図 2 多心ノードケーブル（48 心の例）とされています。一般に屋外アルミダイキャスト型筐体のノードはフィティングコネクタ形状をしたケーブルアダプタで接続されます。従来は 4 心テープを分割した 4 心，8 心 2．用途のノードケーブルで十分でありましたが FTTH の波がケーブルテレビの領域に広がるにつれて要求ノード心数も多心（１）ケーブルテレビの光ノード接続用ケーブルとして化してきました。使用する。多心ノードケーブルは以上の条件を満足させた上で FO コード（4 心テープ変換コード）を複数本高密度集積した 3．特長ものです。（１）ケーブルアダプタ付きは 32 心まで対応可能表 1 構造（48 心の例）（２） WB ケーブルを使用しているので止水効果あり項目構造心数 48 心（テープ 4 心）コネクタ形状 SC-APC 研磨 FO コード数 12 組 FO コードダム寸法 8 φ× 60L ケーブル保護部 30 φ× 110L 以下ケーブル部 WB ケーブル使用光ノード光ケーブル又は同軸ケーブル図 1 光ノードケーブル配置（３）ノードは多心化が可能光ノードケーブル光クロージャ問合せ先：〒 143-0013 東京都大田区大森南 1 −17 −16 宮崎電線工業譁電線技術部電話（03）5705─6511 FAX （03）5705─6525