気泡を識別できる異物微粒子検出法 情報・計測 No. 5-11 従来、光やレーザーを用いて液体中の不純物粒子或いは異物微粒子を検出する際に、気泡と 微粒子の識別が困難なため気泡をも微粒子として計測する計数誤差が発生する。しかし、X線 とレーザーを用いると、気泡を除いて液体中の微粒子のみを正確に計数することが可能になる。 技術の特徴 ※フローセル中にX線と光(レーザー)を照射して、透過するX線、光量から 液体中の微粒子と気泡を識別して微粒子のみを検出する。 測定原理図 信号図 ※透過するX線に対して 微粒子と気泡では正反 対の透過信号を出力す る。これを利用して、透過 光量で微粒子、気泡を検 出し、透過X線で、微粒子 と気泡を識別する。 従来技術との比較 1 液体中の気泡を計数、計測しない 2 金属系微粒子から有機物微粒子 まで気泡以外の微粒子を計測可 3 液体中の微粒子の物質組成も測定、 または同定可能 研究のステージ 実用化段階 想定応用分野 利用分野 1 食品、医薬品、産業製品関係の液体物の 清浄度、異物管理 2 タービン潤滑油等の劣化、異物計測 3 噴霧器、スプレーの飛沫粒子計測 知財関連情報 特開2014-190902(共願:プラントテクノス) [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc