高温環境観察用の光ファイバスコープ の熱膨張影響の緩和 情報・計測 No. 5-22 高温環境下で従前の高温構造材料であるステンレス鋼と光ファイバを組み合わせて用います と、金属とガラスの熱膨張差により発生する力がファイバに加わり破損することがあります。また、 熱膨張により全体が伸びて対象物を見る位置がずれるため、常に調整する必要があります。 技術の特徴 カメラ側 カメラ 照明光 導入部 上保護管 (ステンレス) 光ファイバ ケーブル 材質の違いによる高温での熱 伸縮 スライド 摺動管 膨張差について、上・下保護管の 間に設けた摺動管でスライドさせ て緩和する構造としました。 摺動管は、接触面にクロムコー 下保護管 (ステンレス) ティングを施し、極限環境下でも 確実に滑るようにしています。 光ファイバ (ガラス) ケーブル固定具 ファイバ口金 レンズユニット 観察窓 反射鏡 アダプタケース 光ファイバスコープ 従来技術との比較 1 高温環境下での損傷防止 2 高温環境下での安定した画像取得 研究のステージ 実用化段階(高温の原子炉内で使用実績) 対物アダプタ部 想定応用分野 利用分野 1 高温環境下での観察 2 高温腐食環境下での観察 3 高放射線作業環境下での観察 知財関連情報 特開2014-149254 [email protected]
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