短時間で大量にプラスチックレンズ等 の光学部材を着色 ナノ・材料 No. 3-3 短時間で大量処理が可能な放射線照射により、所要の青色光カット率 が確実に得られるようプラスチックレンズ等光学部品を着色します。 技術の特徴 プラスチック基材自体が発色するので、従来の染色法のように色素粒子による視界の 鈍化がなく、高コントラストで、くっきりと見えるレンズが製作できます。 放射線照射後に発色が安定化するまで所定の時間(例えば100日)が必要なので、照 射線量と製品の青色光カット率の関係を数値データベース化し予測計算することで、 確実な照射条件を提供できます。このデータベースは、ハードコートなどのコーティン グ材付のプラスチックレンズにも対応可能です。 また、本法は既に使用中の眼鏡レンズを着色加工するサービスも可能です。 照射量比較 透 過 率 % 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 ブルー光 低減 350 400 450 500 550 600 650 700 750 製品例 800 波長nm 通常レンズ〔無色〕 5kGy照射レンズ 従来技術との比較 1 高品質 2 染料工程の廃液発生がない 3 簡単な処理工程管理 研究のステージ 実用化段階 25kGy照射レンズ 利用分野 1 眼鏡メーカ 2 ファッション・スポーツ用品 3 LED等光学機器、材料メーカ 知財関連情報 特許第5509424号(共願:サンルックス) 特許第5322063号(共願:サンルックス) 特開2014-153620(共願:サンルックス)
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