ポリイオン等を利用した土壌中セシウム の移行抑制と道路除染の新手法

ポリイオン等を利用した土壌中セシウム
の移行抑制と道路除染の新手法
環境関連
No. 2-17
福島の環境回復のための新しい技術として、ポリイオン等の高分子化合物を利用したセシウム
移行抑制技術および道路除染技術を開発しました。土壌からの泥水流・粉塵の発生量が1/10
以下に減少し、道路除染技術では、従来法で50%程度の除染率が90%以上に向上しました。
技術の特徴
泥水流・粉塵の発生量が1/10以下に減少
→熊谷組が福島県飯舘村で実証試験
ポリイオン水の散布で固化した土壌片
従来法で50%程度の除染率が90%以上に向上
→福島県川内村での道路除染などで活躍
ポリイオン水による道路除染の新技術
従来技術との比較
1 泥水流・粉塵の発生量が1/10以下に減少
2 従来法で50%程度の除染率が90%以上
に向上
研究のステージ
利用分野
1 土壌からのセシウムの移行抑制
2 道路等の人工物の除染
知財関連情報
特開2013-185941(共願:茨城大学、北海道大学)
実用化段階(現地実証試験段階)
特開2013-242161(共願:茨城大学)
環境省の除染技術探索サイト(DTOX)に登録 特開2014-006111
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