心理測定法

心理測定法
5月7日
確率データの測定
1.
大数の法則
2.
偶然正答率
3.
期待値
確率(probability)と率(rate)


確率・・・ある出来事が起こりうる確率
例:サイコロで6が出る確率は6分の1
率・・・ある集団の中で、ある特性を持つも
のが占める割合
例:A大学の就職率は90%
大数の法則

試行回数を増やせば増やすほど、本来の
確率を反映したデータに近づく
偶然正答率


どんなにデタラメに答えても偶然の確率で
最低限これだけの正答率は実現されてし
まう、というもの
例:2択問題・・・偶然正答率50%
3択問題・・・偶然正答率33%
デモンストレーション





超能力実験をやってみよう
エクセルで0~1のランダム数を発生させ
る
0.5未満になるか、0.5以上になるか予測
偶然正答率は50%
50%より明らかに高い正答率を出せたら、
超能力者かも・・・
期待値

ある値xが、確率paでa、確率pbでb・・・とな
るとき、「ざっくり言ってxは大体どれくらい
になるって考えればいいの?」
E( x)  aPa  bPb  



例:ドラクエなどで・・・
確率80%で通常ダメージ500、残り20%で
会心の一撃1000を与えるとき、ダメージの
期待値は、
500×0.8+1000×0.2=600