Hit & Blow 出口研究室 足立 豊 國井 貴雄 辻 嘉治 高井 信秀 村田 和行 戦略 候補をしぼる 期待値を用いる Min-Max 候補をしぼる 候補が少なければ少ないほど有利 答えとしてありえない値を削除 候補をしぼることができる 回答値 サーバーの返答 0123 1H1B 0123 → 4H0B 0124 → 3H0B 0125 → 3H0B ・ ・ 0415 → 1H1B 0416 → 1H1B ・ ・ × × × ○ ○ 期待値を用いる 期待値とは・・ 次の候補に残るであろう値の 数の平均 期待値の計算式 期待値 = Σ 確率 × 候補の数 期待値が小さい 候補が少なくなる可能性が高い。 0123 を1回目の回答値とし、 0H3B と返答された 候補 を2回目の回答値としたとき 0H2B 1H1B 0H3B 1H2B 2H0B 2H1B 3H0B 1H3B 0H3B 2H2B 4H0B この場合の期待値 80通り 60通り 33通り 32通り 25通り 16通り 7通り 4通り 3通り 3通り 1通り 49.5 0123 を1回目の回答値とし、 0H3B と返答された 1435 を2回目の回答値としたとき 0H2B 0H1B 1H1B 1H0B 2H0B 0H3B 2H1B 3H0B この場合の期待値 70通り 56通り 42通り 32通り 20通り 18通り 6通り 4通り 44.9 期待値を用いたほうが候補が早く減らせる しかし、期待値で選ばれた値は 候補でない場合が多い いつまで期待値を用いるかが重要 というわけで・・ 2500 2000 発生回数 候補から 1500 期待値 (2回目) 1000 期待値 (3回目) 500 0 1 2 3 4 5 6 正解までの回答数 7 8 9 Min-Max MinーMaxとは・・ 最悪の場合の 候補が一番少ない値の選択 0123 を1回目の回答値とし、 0H3B と返答された 1435 を2回目の回答値としたとき 0H2B 0H1B 1H1B 1H0B 2H0B 0H3B 2H1B 3H0B この場合の期待値 70通り 56通り 42通り 32通り 20通り 18通り 6通り 4通り 44.9 たとえば 0H1B のとき・・ 期待値 が一番小さい値を用いると 期待値 最悪の場合 最悪の場合 254.4 408通り が一番小さい値を用いると 期待値 最悪の場合 254.7 378通り まとめ 期待値 や Min-Max を用いて 早く候補をしぼることができた あらかじめ計算しておいた値を用いて 高速化を実現できた
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