2012-9-14 MG9356 小沢直宏(なお) 1 プライベートブランドとは? プライベートブランドのメリット プライベートブランドのデメリット ブーム 主張 参考文献 進捗状況 2 プライベートブランドとは、とは、小売店・卸売 業者が企画し、独自のブランド(商標)で販売 する商品である。ナショナルブランド(NB)の対 義語。 3 消費者側 ナショナルブランドとほぼ同品質の製品を、より安価に購入する事 ができる。 販売側 商品の仕様を容易に変更できるため、小売店・消費者の声を直接 反映し商品を販売できる。 宣伝・営業費用や卸売り業者は不要であるため、ナショナルブ ランド商品よりも利幅が大きく、販売価格を自由に設定できる。 原材料・製造方法・仕様を指定することで、商品にオリジナリ ティのある付加価値をつけることができ、企業・ブランドイメージ の向上を計ることができる。 メーカー側 一定量の販売が確約されることにより、工場稼働率を上げて効率 よく生産できるため、コスト削減が可能となる。 売上を安定させることでメーカーの経営が安定する。 4 ナショナルブランドの開発・売込みの土壌を作ることができる。 販売側 売れ残りが出ても返品できず、他社に転売する こともできない。 メーカー側 販売側の指摘する規格と誤差が生じた場合、 商品の受け取り拒否をされることがある。 PB生産の要請を断ると、他の企業が請け負っ てしまうので、自社製品のシェアが落ちてしま う。かといってなんでもかんでも軽々しく請け 負い過ぎると、上記のように規格外れの商品や 破損品・不具合品までも出荷してしまい、先方か らの受け取り拒否をされるだけでなく、提携打 ち切りになってしまうこともある。 5 「プライベートブランドブーム」が起 こっている理由としては2006年ごろから の石油や原材料価格の高騰、サブプライ ムローンを発端とする経済危機により不 況が深まり家計が苦しくなったことなど をきかっけに起こった。 プライベートブランドの大きな強みであ る価格の安さが、家計が苦しくなってい る消費者の需要に合ったことがあげられ る。 6 プライベートブランドは単なる一時ブー ムではなく、今後も成長していく、普及 していく分野であると考えている。 7 日本経済新聞社 「PB「格安・高品質」競争の最前線」日本経済新 聞出版社 2009年11月20日 日本経済新聞 「日経業界地図 2011年度版」 日本経済新聞出版 社 2010年9月1日 加藤鉱 「まやかしだらけのプライベートブランド」講談社 2009 年3月30日 プライベートブランド Wikipedia 参照日付 2012年9月7日 8 関連文献の調査 9 10
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