カテーテル穿刺部位の閉塞、⾎腫、仮性動脈瘤、動静脈瘻合併率 カテーテル⼿技に伴う⾎管合併症は⼀過性QOLの低下や⼊院⽇数の延⻑のみならず、四肢の運動制限など重 篤な後遺症を残す可能性がある。穿刺部合併症は⾎管性状等の患者要素もあるが、穿刺⽅法や⽌⾎法により 最⼩限に留めることができる。さらに、合併症の早期発⾒はその重症化を抑制するために⾮常に重要であ る。 当院での穿刺部トラブルを最低限にするために、その頻度と内容をフィードバックしながら抑制に努めるこ とができる。 H27年度(N=1750) 0.00% 0.06% 0.02% 0.04% 0.06% 0.08% 0.10% 当院値の定義・算出方法 分⼦: 穿刺部合併症(動脈閉塞、輸⾎を要する⾎腫、仮性動脈瘤、動静脈瘻)数 分⺟: ⼼臓カテーテル検査・治療の総件数 ×100 (%) ※グラフ中のN数は分⺟の値を⽰しています。 解説(コメント) 患者さんから不必要な苦痛を取り除く 改善策について 術前の診察や検査による予測とそれに引き続く術中の慎重な⼿技 ⽂責:循環器内科部⻑ 坂本 和⽣
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