紹介患者の中で院内からの協診患者の割合(総合診療部) 総合病院での総合診療部の役割の⼀つに、総合病院でのかかりつけ医機能がある。すなわち、総合病院で各 専⾨科にかかりつけの患者が新たな問題を起こしたときには、総合診療部に受診依頼が来る。したがって、 紹介患者の中で院内からの協診患者の割合は、病院における総合診療部への信頼度が反映されると考えられ る。 4⽉ 18% 5⽉ 13% 6⽉ 22.6% 7⽉ 23.1% 8⽉ 30.6% 9⽉ 14.3% 10⽉ 38.1% 11⽉ 27.3% 12⽉ 20.4% 1⽉ 22.0% 2⽉ 12.5% 3⽉ 17.6% 22.8% H27年度(N=496) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 当院値の定義・算出方法 分⼦: 院内からの協診患者数の数 分⺟: 全外来紹介患者数 ×100 (%) ※グラフ中のN数は分⺟の値を⽰しています。 解説(コメント) 総合診療外来はもともと紹介状がない患者、あるいは、どの診療科を受診するのか不明な患者の診療⽬的に 診療を⾏っているが、他科の患者でも総合的な診察が必要な患者の場合、および、他科かかりつけの患者で その科が対応できないときには院内から紹介を受けている。この院内の他科からの紹介患者の割合が⼤きい ほど院内の他科の医師から総合診療部の診療が信頼されていると考えられる。 改善策について 院内からの協診はその科の休診⽇などに同時に重なる傾向がある。このように紹介が同時に複数重なっても 対応できるように⼼がける。外来患者数が多い⽉曜⽇にはパートの医師に応援を頼んでいる。 ⽂責:総合診療部主任部⻑ ⽥中 和豊
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