肝癌局所療法(ラジオ波 エタノール注⼊)局所再発率 肝癌の局所療法において局所再発は予後不良の因⼦であることは学会レベルで広く⾔われていることであ る。当院にて施⾏する肝癌局所療法での局所再発率を低下させることが患者の予後改善に寄与すると考えら れる。 4⽉ 5⽉ 8.3% 6⽉ 21.4% 7⽉ 21.4% 8⽉ 20.0% 9⽉ 16.7% 10⽉ 27.3% 11⽉ 40.0% 12⽉ 28.6% 1⽉ 12.5% 2⽉ 33.3% 3⽉ 7.7% 19.5% H27年度(N=133) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 当院値の定義・算出方法 分⼦: 3cm以内の肝細胞癌の局所再発した局所療法の件数 分⺟: 3cm以内の肝細胞癌の局所療法施⾏者数 ×100 (%) ※グラフ中のN数は分⺟の値を⽰しています。 解説(コメント) 肝細胞がんの治療において局所再発をすると、予後が悪くなることは学会レベルでエビデンスのある事実で ある。そのため局所再発者数を減らすことが患者の予後改善につながる。⽉ごとの症例についてみているた め学会で⾔われている局所再発率とは厳密には異なる数字である。 改善策について 個々の症例においてsafty marginをしっかりとって焼灼する必要がある。 ⽂責:肝臓内科主任部⻑ 森園 周佑
© Copyright 2024 ExpyDoc