インドネシア:ICMA 採掘跡地の再生対策が最大の問題

インドネシア:ICMA 採掘跡地の再生対策が最大の問題
2016 年 5 月 26 日掲載
5 月 19 日付けの地元報道によると、インドネシア石炭鉱業協会(ICMA)は、多くの石炭会社が直面する
最大の問題は、イメージを更に悪化させる採掘跡の再生対策の欠如であるとした。
ICMA 会長は、現在、炭鉱投資後の最大の問題は、多くの石炭会社(例えば、東 Kalimantan や Sumatra)
が採掘跡地の再生について、その責任を全うしないことだとした。採掘会社に対しては、採掘跡の修復を
怠ることの社会への多大な影響を警告。また、解決策を求めて、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)鉱物石
炭総局長と重点的に議論。更に、再生プロジェクトについて、地方政府とも議論。将来、採掘跡地の適切
な再生を確実にするための解決策を模索しているとした。地元メディアは、以前、東 Kalimantan の採掘
跡地で子供数人が溺死したと報道していた。
(以下に、再生と閉山の関係法令を記す)
2014 年エネルギー・鉱物資源大臣令第 7 号「鉱物及び石炭の鉱業事業における再生と閉山の実施」
①探鉱 IUP 及び探鉱 IUPK の保有者は、探鉱活動を開始する前に、鉱業分野及び環境管理分野の法令
の規程に従って担当機関により承認された環境文書に基づき探鉱フェーズの再生計画を作成しなくて
はならない。
②探鉱 IUP 及び探鉱 IUPK の保有者は、探鉱フェーズの再生計画を、遅くとも探鉱活動の開始の 45 カ
レンダー日以前に、権限に応じて、総局長を経由して大臣、州知事又は県知事/市長に提出しなくては
ならない。
③フィージビリティー調査活動をすでに終了した探鉱 IUP 及び探鉱 IUPK の保有者は、鉱業分野及び
環境管理分野の法令の規程に従って担当機関により承認された環境文書に基づき、生産フェーズの年
単位で 5 年間の再生計画及び閉山計画を作成しなくてはならない。
(石炭開発部 辻
誠)
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