インドネシア:州政府 鉱業事業許可(IUP) 引継を開始

インドネシア:州政府 鉱業事業許可(IUP) 引継を開始
2016 年 9 月 29 日掲載
9 月 13 日付けの地元報道によると、南 Kalimantan 州政府は、予定より 1 カ月早く、鉱業事業許可(IUP)
の引継を開始した。
県政府は、10 月から、IUP を中央政府の組織の一部としての州政府へ移行しなければならない。南
Kalimantan 州政府鉱山事務所長は、州政府は、Kota Baru 県からの IUP 移行を受けて、IUP の引き受け
を開始し、他の県は、IUP 移行の完了過程にあるとした。
同所長は、南 Kalimantan 州には、石炭鉱業事業契約(PKP2B)は 19 件、IUP は 800 件以上あり、IUP
のうち 341 件はクリア・クリーン(C&C)の申請中、75 件は C&C を取得済みとした。また、C&C 未取得
の IUP は、主に国への債務不履行、他の事業者との重複、国有林地域との重複等の問題があるとした。更
に、各県は C&C に関して一般的に緩かったが、州政府は、鉱山会社に対して厳しく対応するとした。
インドネシア石炭鉱業協会(ICMA)幹部は、政府の IUP 整理に向けた、県政府から州政府への IUP 移行
の動きを歓迎するとした。
(石炭開発部 辻
誠)
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