インドネシア:政府 2015 年度の石炭生産目標を引き上げ 2 月 20 日付地元報道によると、エネルギー鉱物資源省(MEMR)は 2015 年度の石炭生産目 標を引き上げる予定であり、当初目標 4 億 2,500 万トンに対して、2015 年度は 4 億 5,500 万 トン、又は 2014 年度の 4 億 5,800 万トンに近い数字となる。 MEMR 鉱物石炭総局によると、2014 年度は生産量 4 億 5,800 万トンで 35 兆 4 千億ルピアの ロイヤリティを鉱業事業許可(IUP)および石炭鉱業事業契約(PKP2B)保有者から徴収した。 MEMR の Bambang Tjahjono 石炭課長は、生産量とロイヤリティ料の引き上げ以外に、 未払いロイヤリティの徴収が必要と語った。MEMR 鉱物石炭総局は、汚職撲滅委員会(KPK) と協力し、すべての鉱業会社に対してロイヤリティの支払いを含む国への義務の履行を求め ている。ちなみに、2014 年 KPK は数多くの鉱業会社のロイヤルティの未払いを見つけ出し た。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すもので はありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能 性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレ ポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガ ス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます 。
© Copyright 2024 ExpyDoc