ローズポーク - 茨城新聞

(�)
�月��日 日曜日
年)
8
平成2
����年(
第三種郵便物認可
「和パン 陽」
しゃも肉(大子町)
馬場耕一さん
生き別れの「
子」
に会えた!
暑さ寒さも彼岸まで
カフェのメニューは甘い果実が主役。「ブルーベリーフレンドファーム」の小口弘之さん、令子さん夫妻ら=常陸大宮市山方、菊地克仁撮影
【応募方法】ハガキに必要事項を記入し郵送してください
■記入事項 郵便番号、住所、氏名(
ふりがな)
、年齢、 職業、性別、電話番号、意見・要望
■応 募 先 〒3
1
0
-
8
6
8
6
水戸市笠原町9
7
8
-
2
5
茨城新聞社テイスト編集室 3/�付プレゼント係
■締め切り 3/�(火)当日消印有効
ローズポーク
茨城の逸品セレクト
6個セット
※写真はイメージです
ローズ
茨城県の銘柄豚「
ポーク」
をオリジナルレシピで調理した3種類のテイスト
(
角煮、
アヒージョ、
しょうが煮)
が楽しめます。
食べ切りサ
イズのおしゃれな逸品は、
レンジ5
0
0
Wで約1分温めるだけ
で簡単に召し上がれます。
(
提供・茨城県銘柄豚振興会)
■当選発表 賞品の発送をもって代 えさせていただきます
【賞品提供・発送】茨城県銘柄豚振興
茨城町下土師字高山1950―1、
会(
☎029-292-6906)
火
曜
。
☎
0
8
0
(
4
4
3
3
)
4
3
8
8
。
午
前
�
時
~
午
後
4
時
ぐ
ら
い
。
定
休
は
月
・
は
常
陸
大
宮
市
山
方
4
1
5
1
。
営
業
時
間
は
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
フ
レ
ン
ド
フ
ァ
ー
ム
カ
フ
ェ
▱
▱
間
軸
で
考
え
て
い
く
こ
と
が
大
事
だ
と
思
う
」
を
切
る
。
最
初
の
3
年
は
大
変
だ
っ
た
が
、
時
準
備
し
、
定
年
に
な
っ
た
ら
さ
っ
と
ス
タ
ー
ト
信
で
き
た
ら
」
と
弘
之
さ
ん
。
「
定
年
前
か
ら
も
農
園
が
中
心
。
新
し
い
農
業
の
形
と
し
て
発
カ
フ
ェ
の
位
置
づ
け
に
つ
い
て
「
あ
く
ま
で
接
客
の
研
修
を
行
う
予
定
。
や
い
す
は
高
校
生
の
手
作
り
だ
。
夏
休
み
に
は
那珂川の舟大工③
し
た
。
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
の
木
づ
く
り
は
さ
ら
に
農
園
は
2
0
1
5
年
6
月
、
一
足
早
く
開
園
る
井
上
典
彦
さ
ん
(
�
)
が
支
え
る
。
親
し
み
を
込
め
て
〝
カ
フ
ェ
じ
い
〟
と
呼
ば
れ
(
�
)
、
長
女
の
細
貝
彩
水
さ
ん
(
�
)
の
ほ
か
、
主
の
小
口
弘
之
さ
ん
(
�
)
と
妻
の
令
子
さ
ん
な
カ
フ
ェ
が
1
月
�
日
、
オ
ー
プ
ン
し
た
。
園
ン
ド
フ
ァ
ー
ム
」
。
南
向
き
の
斜
面
に
、
小
さ
常
陸
大
宮
市
山
方
の
「
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
フ
レ
▱
▱
た
外
壁
が
キ
ラ
キ
ラ
輝
い
て
い
る
。
ェ
。
箱
型
の
簡
素
な
造
り
で
、
白
を
基
調
に
し
の
穏
や
か
な
日
差
し
を
受
け
て
た
た
ず
む
カ
フ
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
の
畑
を
見
守
る
よ
う
に
、
春
歳
か
ら
植
え
始
め
、
ち
ょ
う
ど
�
歳
で
ス
タ
ー
に
な
っ
た
」
の
で
、
や
っ
と
開
園
し
た
。
「
�
し
よ
う
」
と
決
め
、
「
7
年
以
上
の
木
が
千
本
り
は
借
地
だ
。
「
い
い
木
が
で
き
て
か
ら
開
園
が
植
え
ら
れ
て
い
る
。
所
有
地
は
�
㌃
で
、
残
し
、
現
在
は
1
・
2
㌶
に
約
2
4
0
0
本
の
木
農
薬
で
除
草
剤
を
使
わ
な
い
。
少
し
ず
つ
増
や
ほ
場
は
�
㌃
か
ら
ス
タ
ー
ト
し
た
。
有
機
無
性
化
に
結
び
付
か
な
い
か
」
と
考
え
た
。
さ
さ
や
か
な
抵
抗
が
で
き
な
い
か
。
農
業
が
活
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夢
を
抱
き
、
古
里
で
「
過
疎
化
の
流
れ
に
、
の
弘
之
さ
ん
は
「
定
年
後
、
農
業
を
し
た
い
」
京
成
ホ
テ
ル
総
支
配
人
で
マ
ス
タ
ー
ソ
ム
リ
エ
さ
か
の
ぼ
り
、
�
年
か
ら
始
ま
っ
た
。
元
水
戸
応
え
を
語
る
弘
之
さ
ん
。
カ
フ
ェ
の
テ
ー
ブ
ル
に
対
す
る
思
い
入
れ
も
出
て
く
る
は
ず
」
と
手
け
て
も
の
を
育
て
る
大
切
さ
を
知
れ
ば
、
土
地
て
い
)
作
業
に
精
を
出
す
。
「
長
い
時
間
を
か
も
始
め
た
。
冬
の
寒
い
時
期
で
も
剪
定
(
せ
ん
常
陸
大
宮
高
の
生
徒
た
ち
が
参
加
す
る
事
業
ほ
か
「
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
葉
茶
」
な
ど
も
あ
る
。
ト
プ
レ
ー
ト
」
「
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
タ
ル
ト
」
の
ニ
ラ
ア
イ
ス
添
え
)
」
「
ふ
ぁ
ー
む
ヨ
ー
グ
ル
ぁ
ー
む
ク
レ
ー
プ
」
「
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
パ
イ
(
バ
く
て
大
粒
の
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
が
主
役
だ
。
「
ふ
メ
ニ
ュ
ー
の
多
く
は
「
糖
度
の
乗
っ
た
」
甘
様
子
も
見
ら
れ
る
。
月
中
旬
か
ら
�
月
に
か
け
て
美
し
く
紅
葉
す
る
デ
ッ
キ
が
�
坪
」
。
前
に
農
園
が
広
が
り
、
�
い
が
膨
ら
ん
だ
。
カ
フ
ェ
は
「
建
物
が
�
坪
、
季
を
楽
し
め
る
よ
う
に
し
た
い
」
。
そ
ん
な
思
6
~
8
月
の
3
カ
月
間
。
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
の
四
「
ブ
ル
ー
ベ
リ
ー
で
収
入
を
得
ら
れ
る
の
は
ト
」
。
長
期
的
な
計
画
が
実
を
結
ん
だ
。
�
年)�月��日 日曜日
平成28
����年(
っ
た
「
和
パ
ン
陽
」
と
角
食
9
(
�
)
9
1
2
2
。
ス
ラ
イ
ス
し
た
県
産
米
粉
の
入
後
7
時
。
定
休
日
は
日
曜
・
月
曜
。
☎
0
2
9
プ
麻
生
店
隣
。
営
業
時
間
は
午
前
�
時
~
午
行
方
市
麻
生
1
4
6
の
3
。
ミ
ニ
ス
ト
ッ
け
て
か
ら
詰
め
て
い
る
。
チ
ョ
コ
も
あ
る
。
リ
ー
ム
を
味
わ
っ
て
ほ
し
い
」
と
注
文
を
受
が
入
る
。
「
パ
ン
の
ふ
わ
ふ
わ
と
冷
た
い
ク
ス
に
生
ク
リ
ー
ム
と
合
わ
せ
た
」
ク
リ
ー
ム
ん
だ
。
コ
ロ
ネ
に
は
「
カ
ス
タ
ー
ド
を
ベ
ー
「
市
内
の
養
鶏
場
の
放
し
飼
い
の
卵
」
を
選
カ
ス
タ
ー
ド
ク
リ
ー
ム
や
卵
サ
ン
ド
に
は
揚
げ
、
カ
レ
ー
は
ル
ー
か
ら
作
る
。
に
し
た
い
」
と
、
メ
ン
チ
は
そ
の
日
の
朝
に
豚
を
使
う
。
「
な
る
べ
く
手
作
り
す
る
よ
う
十
分
。
カ
レ
ー
パ
ン
や
コ
ロ
ッ
ケ
に
も
美
明
に
挟
ん
だ
「
な
め
が
た
メ
ン
チ
」
は
食
べ
応
え
え
る
よ
う
に
、
あ
ん
ぱ
ん
や
メ
ロ
ン
ぱ
ん
、
限
り
が
あ
る
」
が
、
選
ぶ
の
を
楽
し
ん
で
も
ら
り
接
客
も
こ
な
す
。
「
1
人
な
の
で
作
る
量
に
の
時
間
帯
を
の
ぞ
い
て
、
1
人
で
パ
ン
を
作
現
在
は
、
販
売
の
人
を
頼
む
午
前
中
か
ら
昼
返
し
た
」
な
ど
の
意
味
を
店
名
に
込
め
た
。
店
が
ず
っ
と
続
く
よ
う
に
イ
ズ
イ
ズ
と
繰
り
で
ぬ
ま
シ
ス
タ
ー
ズ
』
を
略
し
て
i
s
に
、
「
(
義
)
姉
や
妹
と
一
緒
に
始
め
た
の
で
『
い
か
ら
修
業
。
7
年
前
古
里
に
店
を
開
い
た
。
ン
作
り
が
し
た
い
」
と
都
内
の
パ
ン
屋
で
一
メ
ン
チ
と
千
切
り
キ
ャ
ベ
ツ
を
コ
ッ
ペ
パ
ン
を
取
り
入
れ
る
。
「
美
明
豚
1
0
0
%
」
の
ベ
ー
コ
ン
な
ど
、
積
極
的
に
地
元
産
の
食
材
銘
柄
豚
「
美
明
豚
」
や
麻
生
ハ
ム
工
房
の
し
た
。
火
木
土
の
曜
日
限
定
で
販
売
す
る
。
出
て
い
る
と
言
う
。
約
1
年
前
か
ら
売
り
出
も
っ
ち
り
し
て
い
て
、
米
粉
の
風
味
が
よ
く
粉
�
%
と
北
海
道
産
小
麦
粉
�
%
で
作
る
。
出
来
上
が
っ
た
。
実
家
で
製
粉
し
た
県
産
米
ン
陽
(
は
る
)
」
は
「
実
家
と
の
コ
ラ
ボ
」
で
出
沼
さ
ん
の
実
家
は
市
内
の
米
屋
。
「
和
パ
多
彩
な
種
類
を
少
し
ず
つ
作
っ
て
い
る
。
材 料(4人分)
鶏もも肉(またはしゃものもも肉)1枚、
トマト1/
2個、レタス1/
4個、全卵1/
2個分、片栗粉大さじ2、〈漬けダレ〉ニ
ンニク1片、ショウガ1片、しょうゆ大さ
じ2、酒大さじ1、コショウ少々、〈ソー
ス〉ネギ1本、ショウガ1片、しょうゆ�
㏄、砂糖�g、酢�㏄、ゴマ油少々、香菜
5本
つくり方
1
.
鶏肉を一口大に切り、
漬けダレにつけて、
ユーリンチーは油淋鶏と書きます。鶏
肉は漬けダレに入れてよくもみ込むこ
とで、
柔らかくジューシーになります。
しゃも肉は歯ごたえのある肉質なの
で、
揚げすぎないようにしてください。
�
白
パ
ン
、
サ
ン
ド
イ
ッ
チ
、
バ
ゲ
ッ
ト
な
ど
1人分:697キロカロリー
アドバイス
�
よくもむ。卵と片栗粉で作った衣をつけ
て、揚げる。
2
.
トマトをくし形にカットし、レタスは千
切りにしておく。
3
.
揚げた鶏肉にソースをかけて、トマトや
レタスとともに器に盛りつけて完成。
�
(�)
第三種郵便物認可
話 さ ー 売 カ 出
せ ん ケ を リ 行
沼
る は ー 行 ー 方
さ
ス う i 市
。 「
ん
会 (
対 が パ s に
は
話 面 映 ン i あ
「
が 販 え 屋 s る
食 楽 売 る 。 ( し
べ ◇ し な 。 白 い ゃ
る
い ら 店 い ず れ
の
」 ) 主 壁 い た
が
と お の に ず 造
好
話 客 出 木 )
」 り
き
す 様 沼 枠 は の
で
。 と か の 対 「
、
必 お シ 面 ベ
パ
ず り ョ 販 ー
地元の食材を取り入れ
る「ベーカリーi
s
i
s」
の出沼かおりさん=行
方市
地元産の「美明豚」を使
った「なめがたメンチ」
ま
ざ
ま
な
地
鶏
が
あ
る
中
で
、
奥
久
慈
し
ゃ
門
店
は
使
う
量
が
多
い
」
と
高
安
さ
ん
。
さ
は
東
京
で
、
�
店
舗
ぐ
ら
い
。
鶏
料
理
の
専
で
全
国
か
ら
引
き
合
い
が
あ
る
。
「
メ
ー
ン
奥
久
慈
し
ゃ
も
は
沖
縄
県
か
ら
北
海
道
ま
8
千
羽
ま
で
い
き
そ
う
」
と
話
す
。
ん
だ
。
徐
々
に
持
ち
直
し
「
来
年
度
は
4
万
た
が
、
東
日
本
大
震
災
後
に
生
産
が
落
ち
込
羽
ほ
ど
か
ら
始
ま
り
、
約
5
万
羽
ま
で
増
え
度
の
出
荷
は
約
4
万
3
千
羽
。
当
初
は
3
万
理
事
の
高
安
正
博
さ
ん
に
よ
る
と
、
本
年
て
管
理
し
て
い
る
。
0
2
9
5
(
�
)
4
2
5
0
。
前
9
時
~
午
後
5
時
。
定
休
は
水
曜
日
。
☎
3
7
2
1
。
組
合
直
売
所
の
営
業
時
間
は
午
奥
久
慈
し
ゃ
も
生
産
組
合
は
大
子
町
袋
田
ぞ
れ
笑
顔
で
答
え
た
。
き
鳥
。
肉
の
味
が
よ
く
分
か
る
」
と
、
そ
れ
は
「
寄
せ
鍋
が
多
い
」
、
高
安
さ
ん
は
「
焼
好
き
な
食
べ
方
を
尋
ね
る
と
、
益
子
さ
ん
と
ア
ピ
ー
ル
す
る
。
ま
り
が
違
う
。
ぜ
い
肉
が
付
い
て
い
な
い
」
の
魅
力
に
つ
い
て
、
益
子
さ
ん
は
「
身
の
締
は
5
カ
月
か
か
り
、
2
㌔
ほ
ど
に
育
つ
。
そ
ほ
か
、
集
荷
か
ら
出
荷
ま
で
生
産
を
一
貫
し
さ
れ
た
。
ひ
な
を
組
合
員
の
元
へ
供
給
す
る
は
1
9
8
5
年
に
発
足
し
、
�
年
に
法
人
化
(
益
子
実
津
雄
代
表
理
事
、
組
合
員
7
人
)
農
事
組
合
法
人
奥
久
慈
し
ゃ
も
生
産
組
合
の
ほ
か
、
飼
料
米
な
ど
も
与
え
て
い
る
。
雌
で
、
大
豆
か
す
な
ど
を
配
合
し
た
専
用
の
餌
1
平
方
㍍
当
た
り
�
羽
の
「
飼
育
密
度
」
付
き
具
合
が
ち
ょ
う
ど
い
い
」
と
言
う
。
も
の
特
長
は
、
焼
き
鳥
に
し
た
場
合
「
脂
の
本県を代表する地鶏のブランドで、全国的に
高い評価を得ている「奥久慈しゃも」。たっぷ
りと時間をかけ、ゆとりある環境で飼育されて
いる。大子町の生産組合を訪ねた。
奥久慈しゃも生産組合の益子実津雄代表
理事と高安正博理事(左から)=大子町
(�)
�
第三種郵便物認可
�
�
�
�月��日 日曜日
年)
8
平成2
����年(
ばば・こういち/��年水戸市生まれ。��年ボランティア活動
を通してバルーンアートと出合う。以後、講座などに参加し技術を習得。�年
から県水戸生涯学習センター「あたご塾」の講師を務める。同市在住
経
験
者
の
場
合
は
、
形
が
複
雑
に
な
っ
く
り
伝
え
る
こ
と
が
大
切
で
す
。
半
と
い
う
限
ら
れ
た
時
間
の
中
で
、
ゆ
を
見
せ
合
い
、
互
い
に
批
評
。
1
時
間
え
て
い
き
ま
す
。
最
後
に
で
き
た
も
の
一
緒
に
作
り
な
が
ら
、
ポ
イ
ン
ト
を
教
せ
ま
す
。
注
意
点
を
話
し
、
受
講
生
と
扱
い
方
を
説
明
し
、
実
際
に
作
っ
て
み
講
座
の
中
で
、
最
初
に
バ
ル
ー
ン
の
楽
し
め
る
も
の
ば
か
り
で
す
。
を
作
っ
て
も
い
ま
す
。
簡
単
な
も
の
、
み
」
か
ら
「
い
の
し
し
」
ま
で
、
え
と
年
テ
ー
マ
を
設
け
て
、
今
回
は
「
ね
ず
自分の意志を大切に 行動の無駄を生かす 不便なことを楽しむ
今日は「春分」。太陽は真東から昇り真西に
沈む。昼と夜の時間は�時間のはずだが、実際
は昼間の時間が�分弱長い。主な理由は二つ。
日の出・入りの時刻は「太陽が地平線に顔を出
す、入りは沈む時」と定義されているから、太
陽が全部沈む分だけ余計に時間がかかる。もう
一つは太陽が地平線近くにある時は、大気の屈
折率の影響で浮かんで見えることである。すな
わち天文の時刻より早く太陽の顔が見え始め、
西に沈んでいるのにまだ見えることである。ち
ょうど斜めから見ると茶わんの底が浮かんで見
使
い
方
、
口
の
縛
り
方
な
ど
で
す
。
毎
の
伸
ば
し
方
や
ひ
ね
り
形
、
ポ
ン
プ
の
身
に
付
け
て
も
ら
う
の
が
目
的
。
ゴ
ム
初
心
者
向
け
は
、
基
本
的
な
こ
と
を
な
り
ま
す
。
戸
市
の
堀
公
民
館
で
始
め
、
5
年
目
に
ト
講
座
を
担
当
し
ま
す
。
�
年
か
ら
水
心
者
と
経
験
者
向
け
の
バ
ル
ー
ン
ア
ー
ご
塾
」
の
講
師
と
し
て
4
月
か
ら
、
初
県
水
戸
生
涯
学
習
セ
ン
タ
ー
「
あ
た
り
す
る
よ
う
に
も
な
り
ま
し
た
。
ま
れ
た
り
、
地
区
の
催
し
に
呼
ば
れ
た
て
職
員
に
教
え
た
り
、
飾
り
付
け
を
頼
の
う
ち
、
福
祉
施
設
か
ら
お
願
い
さ
れ
て
、
の
め
り
込
ん
で
い
き
ま
し
た
。
そ
た
り
、
プ
ロ
の
イ
ベ
ン
ト
を
見
た
り
し
機
会
あ
る
ご
と
に
、
講
座
を
受
講
し
う
だ
な
と
思
い
ま
し
た
。
な
い
し
、
色
彩
も
カ
ラ
フ
で
、
面
白
そ
ー
ト
に
出
合
い
ま
し
た
。
道
具
は
必
要
ラ
ン
テ
ィ
ア
活
動
の
中
で
バ
ル
ー
ン
ア
2
0
0
7
年
に
退
職
し
、
�
年
に
ボ
6
)
0
6
3
7
。
せ
は
、
馬
場
さ
ん
☎
0
9
0
(
6
0
0
教
室
や
飾
り
付
け
な
ど
の
問
い
合
わ
◇
(
構
成
・
谷
津
馨
、
撮
影
・
村
田
知
宏
)
と
普
及
し
て
い
く
で
し
ょ
う
ね
。
(
談
)
達
に
な
る
こ
と
も
楽
し
み
で
す
。
も
っ
す
。
共
通
の
趣
味
を
持
つ
人
た
ち
と
友
ン
ト
は
非
日
常
の
世
界
に
入
る
感
じ
で
造
形
が
簡
単
に
作
れ
る
と
こ
ろ
。
イ
ベ
バ
ル
ー
ン
ア
ー
ト
の
魅
力
は
自
由
な
っ
て
み
た
い
。
こ
れ
か
ら
は
コ
ス
チ
ュ
ー
ム
な
ど
も
作
出
る
の
で
、
配
色
に
気
を
使
い
ま
す
。
で
く
れ
ま
す
。
色
の
選
び
方
で
個
性
が
子
ど
も
た
ち
は
か
わ
い
い
も
の
を
喜
ん
感
を
誇
張
し
て
表
現
で
き
る
ん
で
す
。
く
作
り
ま
す
ね
。
風
船
で
作
る
と
、
量
テ
デ
ィ
ベ
ア
を
は
じ
め
、
ク
マ
は
よ
り
方
な
ど
を
、
指
導
し
て
い
き
ま
す
。
っ
た
と
き
の
全
体
的
な
バ
ラ
ン
ス
の
取
えるのと同じ理屈だ。
春分を境にこれから夏至に向かって、
太陽は、
より北東から昇って、より北西に沈み、またよ
り高く天を巡るので日脚も伸びていく。したが
って北半球に注がれる太陽エネルギーも増加
し、大陸も海も暖まる。
季節は春本番へと進み、
寒さが和らぎ、
ポカポカ陽気にも恵まれてくる。
彼岸は春分を挟む1週間。「暑さ寒さも彼岸ま
で」は気象学的にも根拠があるが、つらい苦労
に耐えた人々が迎える春にも通じる。
桜のつぼみが膨らみ、開花が秒読みの段階に
ある。しかし、この時期はまだ寒暖の差が大き
いため、ひとたび発達した低気圧がやって来る
と、花に嵐や花冷えとなりかねない。また、晴
れた日の翌朝は放射冷却の影響で地表が冷え、
霜も降りる。要注意だ。
(元気象庁予報課長、理学博士、鹿嶋市在住)
マイテイストで取り上げた馬場耕一さん。アーティ
バール」と自身の名を組み合わせて「ババール」とし
ストやパフォーマーではなく「バルーンアートクリエ
た。撮影した際の服は上下黒で地味だが「イベントの
ーター」と名乗る。〝芸名〟は好きな絵本「ぞうのバ
時はもっと派手になります」とにっこり笑顔。(谷)
忍
者
自
身
も
重
宝
し
、
時
々
授
業
で
使
っ
て
い
た
。
間
う
ち
で
は
貴
重
な
本
と
自
画
自
賛
し
て
い
た
。
上
げ
ら
れ
て
い
な
か
っ
た
内
容
だ
っ
た
の
で
、
仲
が
っ
た
本
は
、
当
時
ま
だ
日
本
で
は
あ
ま
り
取
り
訳
に
取
り
組
ん
だ
汗
の
結
晶
で
も
あ
っ
た
。
仕
上
に
2
人
の
同
志
を
得
て
診
療
の
合
間
に
必
死
に
翻
業
療
法
の
基
礎
知
識
に
必
要
と
考
え
、
忍
者
以
外
し
て
初
め
て
出
版
し
た
本
で
あ
る
。
理
学
療
法
、
作
こ
の
本
は
共
著
で
は
あ
る
が
、
忍
者
が
書
籍
と
版
の
本
で
あ
っ
た
。
様
の
「
バ
イ
オ
メ
カ
ニ
ク
ス
」
と
い
う
昭
和
�
年
少
々
古
ぼ
け
て
傷
ん
で
い
る
が
、
中
身
は
新
品
同
と
き
れ
い
な
包
み
を
く
れ
た
。
開
け
る
と
表
紙
は
作
業
療
法
士
さ
ん
が
「
先
生
に
プ
レ
ゼ
ン
ト
で
す
」
大
分
県
の
あ
る
病
院
研
修
会
の
講
演
後
、
若
い
か
っ
た
。
り
会
え
た
気
分
に
も
似
て
、
心
の
底
か
ら
う
れ
し
大
げ
さ
だ
が
、
生
き
別
れ
に
な
っ
た
わ
が
子
に
巡
し
て
く
れ
た
し
、
よ
く
生
き
延
び
て
い
て
く
れ
た
。
れ
な
気
も
し
た
。
そ
れ
に
し
て
も
よ
く
見
つ
け
出
書
棚
の
奥
で
眠
っ
て
い
た
の
か
。
そ
う
思
う
と
哀
本
屋
に
売
ら
れ
、
長
い
年
月
、
人
目
の
つ
か
な
い
う
に
き
れ
い
だ
っ
た
。
読
ま
れ
る
こ
と
も
な
く
古
と
い
う
感
じ
が
し
た
。
し
か
し
開
く
と
新
品
の
よ
い
か
に
も
今
古
本
屋
の
隅
か
ら
出
て
き
た
ば
か
り
り
、
表
紙
は
痛
ん
で
い
た
。
ほ
こ
り
を
か
ぶ
り
、
本
に
は
○
○
蔵
書
と
前
の
持
ち
主
の
押
印
が
あ
ん
が
古
本
屋
で
求
め
て
き
て
く
れ
た
の
だ
。
れ
を
覚
え
て
い
た
大
分
県
の
若
い
作
業
療
法
士
さ
講
演
会
の
時
未
練
が
ま
し
く
話
し
た
ら
し
い
。
そ
生
き
別
れ
の
「
子
」
に
会
え
た
!
に
入
れ
ば
手
元
に
置
い
て
お
き
た
い
と
、
何
か
の
だ
け
に
な
っ
て
し
ま
っ
た
。
も
し
新
し
い
の
が
手
し
か
し
再
版
は
な
く
手
元
に
は
読
み
古
し
た
も
の
�
年)�月��日 日曜日
平成28
����年(
�
�
竿で笹舟を操る茂垣さん
完成した笹舟
地元で漁の名人として知られる那珂川の漁師が
いる。常陸大宮市野口の茂垣徳一(のりいち)さ
んだ。峯岸さんが造った笹舟をずっと愛用してい
る。実際の漁で笹舟がどのように使われているの
か、ビデオの中で紹介する必要があったため、お
願いしてアユ漁に行く舟に乗せていただいた。乗
せていただいた舟は、8か9艘(そう)目の舟だ
ゼンプタの取り付け
という。
もう�年近く使っているとのことである。
茂垣さんは、峯岸さんの舟について次のように
語った。
「峯岸さんの舟は、(
他でつくった舟が5、6
年のところ)�年は持つ。長持ちする舟はこさえ
方が上手なのです。長持ちする舟は、それだけ新
しい舟をつくらずに済むのでありがたいですね」
「
なんといっても軽いということでしょうか。
それに(
漕いでいて)
舟が曲がらないということで
す。
真っすぐ進む舟は体力を消耗せずに済みます。
修理も船大工の大切な仕事
にとって有利なのは、川の中
漁師)
また、魚捕り(
イケスの取り付け
で思い通りに舟が自由に曲がるということです。
舟が思い通りに回らなければ仕事になりません」
つまり峯岸さんの笹舟は、漁場へ移動の時は、
曲がらず真っすぐ進み、魚を発見した時は、即座
に舟の向きを変えることができる運動性能の高い
舟ということになる。魚がたくさん捕れるか捕れ
ないかは、漁師の腕だけではない。舟の性能も大
きく左右したのである。まさに峯岸進製の笹舟は
地元の漁師を支え続けてきたのだ。
インタビューの収録風景
市
在
住
。
い
る
。
稲
敷
評
価
を
得
て
ど
常
に
高
い
選
ば
れ
る
な
科
省
特
選
に
は
す
で
に
�
本
以
上
を
数
え
る
。
作
品
は
文
録
を
ラ
イ
フ
ワ
ー
ク
と
し
、
製
作
し
た
作
品
わ
る
。
現
在
、
主
に
県
内
の
文
化
財
映
像
記
生
ま
れ
。
大
学
在
学
中
よ
り
映
像
制
作
に
携
い
わ
さ
き
な
お
や
。
1
9
5
3
年
土
浦
市
著
者
プ
ロ
フ
ィ
ー
ル
0
2
9
(
8
7
5
)
7
3
4
7
茨
城
県
土
浦
市
中
村
南
4
丁
目
�
の
�
、
☎
城
ビ
デ
オ
パ
ッ
ク
〒
3
0
0
―
0
8
4
3
○
映
像
製
作
の
お
問
い
合
わ
せ
(
有
)
茨
▼
ナ
レ
ー
シ
ョ
ン
藤
澤
純
子
▼
C
G
岩
崎
晃
大
▼
シ
ナ
リ
オ
・
編
集
岩
崎
航
大
▼
撮
影
・
演
出
岩
崎
真
也
▼
著
作
者
(
有
)
茨
城
ビ
デ
オ
パ
ッ
ク
▼ 月 ▼
製
監
作
修
期
間
常
陸
平
大
成
宮
�
市
年
歴
6
史
月
民
~
俗
同
資
�
料
年
館
3
�
(�)
第三種郵便物認可
の
延
長
線
上
に
、
船
尾
が
や
や
上
向
き
に
、
せ
り
出
す
形
と
な
は る
(
通 。
峯
岸
さ
ん
解
説
「
広
い
方
が
格
好
良
く
見
え
る
の
で
、
私
っ
て
い
る
が
、
か
つ す て
。
現 る 船
在 。
船 底
は の を
平
、
舟 外 ら
釘 側 に
( か し
く ら
ぎ 仕 、
仕
)
を 切 切
使 り り
う 板 板
必 の を
要 中 隙
の 心 間
な に な
い な く
場 る は
所 よ め
に う 込
丸 丸 む
釘 釘 よ
を で う
使 打 に
要
と
な
る
。
舟
ス
の
仕
切
り
板
が
舟
底
と
ホ
ケ
に
接
す
る
隙
間
に
は
多
め
に
マ
キ
で
分
か
る
。
あ
ま
り
き
つ
く
詰
め
る
と
水
が
入
っ
て
く
る
。
イ
ケ
峯
岸
さ
ん
解
説
「
長
年
や
っ
て
い
る
と
(
詰
め
る
加
減
が
)
勘
舟
は
F
R
P
船
が
多
い
。
F
R
P
船
は
、
古
く
な
っ
た
木
の
舟
を
合
こ
は
神
経
を
使
い
ま
す
ね
」
。
県
内
の
那
珂
川
流
域
で
見
ら
れ
る
笹
水
の
抵
抗
を
受
け
る
か
、
受
け
な
い
か
が
だ
い
ぶ
違
う
か
ら
ね
。
そ
ホ
ケ
の
開
き
を
保
護
す
る
た
め
に
、
基
準
点
の
と
こ
ろ
に
も
ヨ
て
ゼ
ン
プ
タ
を
収
め
、
ネ
ツ
ケ
を
打
ち
込
ん
で
取
り
付
け
る
。
ぐ
。
ミ
ヨ
シ
の
先
端
の
ホ
ケ
を
ゼ
ン
プ
タ
の
厚
み
分
切
り
落
と
し
先
端
部
分
を
頑
丈
に
す
る
た
め
で
あ
る
。
い
か
り
は
こ
こ
に
つ
な
ミ
ヨ
シ
の
部
分
に
ゼ
ン
プ
タ
と
呼
ば
れ
る
上
板
を
付
け
る
。
舟
の
フ
ナ
バ
リ
を
付
け
る
。
フ
ナ
バ
リ
と
は
船
首
に
取
り
付
け
る
板
。
大
事
だ
」
舟
底
と
ホ
ケ
と
ゴ
バ
ン
、
タ
チ
ド
の
接
合
箇
所
な
ど
の
水
が
漏
さ
せ
る
こ
と
が
で
き
る
の
だ
。
け
る
。
そ
う
す
る
こ
と
で
、
常
に
新
鮮
な
水
を
イ
ケ
ス
に
出
入
り
に
な
っ
て
い
る
。
左
右
の
ホ
ケ
に
そ
れ
ぞ
れ
一
カ
所
ず
つ
穴
を
開
左
右
の
板
は
釘
で
固
定
し
真
ん
中
の
板
を
取
り
外
し
で
き
る
よ
う
イ
ケ
ス
に
は
蓋
を
付
け
る
。
イ
チ
グ
ハ
グ
に
打
つ
」
峯
岸
さ
ん
解
説
「
人
が
乗
っ
て
い
る
と
釘
が
緩
む
の
で
、
釘
を
映
像
記
録
の
場
合
、
伝
承
者
の
技
術
だ
け
で
な
く
、
そ
の
技
術
《
峯
岸
さ
ん
へ
の
イ
ン
タ
ビ
ュ
ー
か
ら
》
う
に
す
る
意
味
が
あ
る
」
「
今
回
は
古
来
の
製
法
で
作
っ
た
」
峯
岸
さ
ん
解
説
「
釘
が
さ
び
て
、
合
わ
せ
目
を
動
か
さ
な
い
よ
に
、
雨
に
打
た
せ
る
。
な
っ
て
い
る
と
の
こ
と
で
あ
る
。
完
成
し
た
舟
は
川
へ
降
ろ
す
前
キ
ハ
ダ
は
す
で
に
製
造
さ
れ
て
お
ら
ず
、
入
手
が
困
難
な
状
況
と
マ
キ
ハ
ダ
詰
め
が
終
わ
れ
ば
、
舟
は
完
成
で
あ
る
。
実
は
、
マ
い
よ
う
に
重
ね
て
い
く
と
、
水
は
漏
れ
な
い
」
ハ
ダ
を
つ
め
る
」
「
(
マ
キ
ハ
ダ
を
)
つ
な
い
だ
所
が
分
か
ら
な
(
写
真
と
文
茨
城
ビ
デ
オ
パ
ッ
ク
社
長
岩
崎
真
也
)
の
で
あ
る
。
ん
で
は
あ
る
が
、
こ
の
時
は
、
力
強
く
キ
ッ
パ
リ
と
言
い
切
っ
た
仕
事
中
も
終
始
、
冗
談
を
交
え
な
が
ら
穏
や
か
に
話
す
峯
岸
さ
っ
て
も
F
R
P
よ
り
良
い
と
い
う
の
は
自
信
を
も
っ
て
言
え
る
」
一
番
印
象
に
残
り
ま
す
ね
」
。
「
木
の
舟
は
軽
い
し
、
ど
ん
な
所
を
取
う
。
「
精
根
を
込
め
て
造
っ
た
舟
が
出
来
上
が
っ
た
時
の
安
ど
感
が
な
く
、
水
と
の
親
和
性
に
欠
け
、
操
作
性
が
木
舟
に
比
べ
劣
る
と
い
い
ら
な
く
な
る
と
い
う
利
点
は
あ
る
が
、
舟
が
重
く
な
る
だ
け
で
成
樹
脂
で
包
み
、
改
造
し
た
も
の
が
主
流
で
あ
る
。
修
理
の
手
間
が
ケ
ス
の
蓋
は
3
枚
の
板
で
作
り
、
る
。
板
の
幅
は
あ
る
程
度
広
い
ほ
う
が
良
い
と
い
う
縁 。
峯
(
ふ 岸
な さ
べ ん
り の
)
舟
は
、
ゴ
バ
ン
に
取
り
付
け
た
板
が
広
い
た
め
、
船
常
よ
り
)
広
く
つ
く
っ
て
き
た
。
見
栄
え
良
く
つ
く
る
こ
と
も
、
コ
バ
リ
を
取
り
付
け
る
。
竿
(
さ
お
)
を
置
い
た
時
に
フ
ナ
バ
リ
つ
て
は
鍛
冶
屋
が
作
っ
た
和
釘
を
用
い
た
。
底
板
に
段
差
が
あ
る
場
合
は
、
鉋
(
か
ん
な
)
を
か
け
の
動
力
や
使
う
人
の
注
文
に
応
じ
て
、
ゴ
バ
ン
の
上
板
や
イ
ケ
ス
舟
の
形
が
で
き
る
と
、
ゼ
ン
プ
タ
や
フ
ナ
バ
リ
、
そ
し
て
、
舟
《
ゴ
バ
ン
の
上
板
、
フ
ナ
バ
リ
、
ゼ
ン
プ
タ
、
イ
ケ
ス
の
製
作
》
に
は
イ
ケ
ス
が
付
け
て
あ
る
。
船
の
中
央
を
2
枚
の
板
で
仕
切
る
入
れ
て
お
く
蓋
付
き
の
容
器
。
那
珂
川
の
ほ
と
ん
ど
の
川
漁
の
舟
イ
ケ
ス
を
作
る
。
イ
ケ
ス
と
は
、
漁
の
獲
物
を
生
か
し
た
ま
ま
の
真
ん
中
に
収
ま
る
よ
う
、
緩
い
カ
ー
ブ
を
設
け
て
い
る
。
防
ぐ
の
に
用
い
ら
れ
る
。
む
と
膨
ら
む
た
め
、
木
と
木
の
隙
間
を
埋
め
て
、
舟
の
水
漏
れ
を
物
を
乾
燥
さ
せ
、
緩
く
綯
(
な
)
っ
た
も
の
で
あ
る
。
水
分
を
含
ダ
は
檜
(
ヒ
ノ
キ
)
の
内
側
の
皮
を
蒸
し
て
打
ち
、
や
わ
ら
げ
た
れ
や
す
い
と
こ
ろ
に
、
内
側
か
ら
マ
キ
ハ
ダ
を
詰
め
る
。
マ
キ
ハ
け
れ
ど
も
、
一
番
の
ポ
イ
ン
ト
は
反
り
具
合
か
ね
。
(
反
り
具
合
で
)
の
よ
う
な
答
え
が
返
っ
て
き
た
。
「
ど
舟
づ
く
り
で
一
番
気
を
付
け
て
い
る
点
を
聞
く
と
、
即
座
に
次
月
で
5
、
6
艘
は
つ
く
っ
た
と
い
う
。
ら
い
か
ね
」
。
最
盛
期
(
昭
和
�
年
~
�
年
ご
ろ
)
に
は
、
1
カ
ま
ず
、
ゴ
バ
ン
に
上
板
を
取
り
付
け
、
ト
モ
(
船
な
ど
を
付
け
る
。
尾
)
を
仕
上
げ
だ
け
で
、
水
漏
れ
し
な
い
イ
ケ
ス
を
作
る
に
は
、
高
度
な
技
術
が
必
れ
も
気
を
付
け
て
い
る
ん
だ
▶�
い
に
5
件
ほ
ど
あ
っ
た
が
、
専
業
的
に
や
っ
て
い
た
の
は
う
ち
ぐ
な
か
市
か
ら
も
注
文
が
あ
っ
た
。
船
大
工
も
当
時
は
、
那
珂
川
沿
た
ね
。
帰
り
に
は
海
の
魚
を
持
っ
て
き
た
。
舟
は
水
戸
や
ひ
た
ち
上
流
か
ら
い
ろ
ん
な
物
を
運
ん
で
い
た
の
は
見
た
り
聞
い
た
り
し
昭
和
�
年
ご
ろ
な
ん
だ
よ
ね
。
そ
の
頃
は
物
資
不
足
で
、
闇
屋
が
「
私
が
父
親
の
下
で
(
舟
づ
く
り
を
)
始
め
た
の
は
、
終
戦
後
の
介
し
ま
し
た
。
し
か
し
、
「
笹
舟
づ
く
り
」
は
そ
れ
で
終
わ
り
で
は
あ
り
ま
せ
ん
。
木
造
船
な
尾
の
板
)
」
と
呼
ば
れ
る
部
材
を
船
底
板
に
取
り
付
け
、
舟
の
形
が
完
成
し
た
と
こ
ろ
ま
で
紹
先
月
号
で
は
、
「
ホ
ケ
(
船
縁
の
板
)
」
「
タ
チ
ド
(
船
首
の
ミ
ヨ
シ
)
」
「
ゴ
バ
ン
(
船
あ
る
漁
師
の
意
見
に
耳
を
傾
け
、
長
い
年
月
の
中
で
完
成
さ
れ
て
き
た
も
の
な
の
で
す
。
い
る
の
で
す
。
こ
れ
ら
の
工
夫
は
、
一
朝
一
夕
に
生
み
出
さ
れ
た
も
の
で
は
な
く
、
注
文
主
で
ら
で
は
の
水
漏
れ
防
止
や
、
那
珂
川
の
漁
に
適
し
た
付
加
設
備
の
取
り
付
け
な
ど
が
残
さ
れ
て
峯
岸
進
さ
ん
は
昭
和
6
年
生
ま
れ
。
4
代
目
の
船
大
工
で
あ
る
。
る
だ
け
記
録
す
る
よ
う
に
心
が
け
て
い
る
。
で
あ
る
。
ま
た
、
伝
承
者
に
ま
つ
わ
る
エ
ピ
ソ
ー
ド
な
ど
も
で
き
を
習
得
し
た
頃
の
時
代
や
変
遷
を
一
緒
に
記
録
す
る
こ
と
が
重
要