(�) �月��日 日曜日 年) 8 平成2 ����年( 第三種郵便物認可 やさとぼんちカレー 小麦(桜川市) 藤田克巳さん 全世代・全対象型包括ケア 紫外線 「今年の出来は最高」と話す「菊池さくらんぼ園」の菊池博美さん=大子町、根本樹郎撮影 【応募方法】ハガキに必要事項を記入し郵送してください ■記入事項 郵便番号、住所、氏名( ふりがな) 、年齢、 職業、電話番号、意見・要望 ■応 募 先 〒3 1 0 - 8 6 8 6 水戸市笠原町9 7 8 - 2 5 茨城新聞社テイスト編集室 6/�付プレゼント係 ■締め切り 6/�(火)当日消印有効 おかき 3種セット ※写真はイメージです 「食の安全・品質」を第一に考え、減農薬・有機質肥料 で米を栽培し、軽い食感のおかきに加工しています。栄養 価の高い玄米や黒米も加えており、健康志向の方にもおス スメです。 (提供・大川農園) ■当選発表 賞品の発送をもって代え させていただきます 【賞品の提供・発送】大川農園 (鹿嶋市大船津513、 ☎0299-82-4037) で 。 ☎ 0 9 0 ( 2 6 6 1 ) 9 7 0 2 。 「 2 、 3 週 間 」 。 例 年 な ら 6 月 末 ご ろ ま 同 園 で サ ク ラ ン ボ 狩 り を 楽 し め る の は 3 9 。 営 業 時 間 は 午 前 9 時 ~ 午 後 5 時 。 菊 池 さ く ら ん ぼ 園 は 大 子 町 下 野 宮 1 9 ▱ ▱ か も し れ な い 。 を 笑 顔 に す る 不 思 議 な 力 が 潜 ん で い る の に な っ て く る 。 甘 酸 っ ぱ い 果 実 に は 、 人 る と 、 こ ち ら も い つ の 間 に か 幸 せ な 気 分 表 情 を 見 せ る 。 サ ク ラ ン ボ に 囲 ま れ て い 食 べ た 。 お 土 産 も 買 っ た 」 と 満 ち 足 り た 年 連 続 で 訪 れ て い る と 言 う 。 「 た く さ ん 大畑のからかさ万灯③ 受 粉 が う ま く い っ た 」 と 胸 を 張 る 。 は 「 出 来 は 最 高 。 ど の 木 で 取 っ て も い い 。 日 に 始 ま っ た 。 同 園 の 菊 池 博 美 さ ん ( � ) い る 。 今 シ ー ズ ン の サ ク ラ ン ボ 狩 り は � 並 び 、 合 わ せ て 約 � 本 の 木 が 植 え ら れ て 3 棟 の ハ ウ ス が 下 か ら 上 へ 少 し 離 れ て ▱ ▱ し ん で い る 。 な ど が 数 多 く 訪 れ 、 サ ク ラ ン ボ 狩 り を 楽 の よ う に 光 り 輝 く 。 待 ち か ね た 家 族 連 れ 一 粒 一 粒 赤 く 色 づ き 、 よ く 磨 き 上 げ た か い の 傾 斜 地 に 立 つ ハ ウ ス 。 サ ク ラ ン ボ が 園 」 。 今 年 も 実 り の 季 節 を 迎 え た 。 山 あ 大 子 町 の 北 部 に あ る 「 菊 池 さ く ら ん ぼ に 貢 献 で き て い る の か な と 思 う 」 と 手 応 か ら 観 光 に 来 て も ら う と 、 少 し で も 地 域 上 が っ て い っ た 」 と 的 確 に 表 現 。 「 遠 く で い た 枝 が 2 日 間 で 軽 く な り 、 ど ん ど ん ぎ わ い ぶ り に つ い て 、 菊 池 さ ん は 「 沈 ん 後 の 土 ・ 日 曜 日 を 予 約 制 と し た 。 そ の に 混 雑 を 避 け よ う と 、 今 年 は オ ー プ ン 直 も 傘 を さ さ ず に 、 気 軽 に 楽 し め る 。 と 勧 め る 。 屋 根 が あ る の で 、 雨 が 降 っ て き な 枝 を 探 し 、 食 べ て も ら う の が い い 」 種 あ り 、 少 し ず つ 酸 味 と 甘 味 が 違 う 。 好 が 下 の ハ ウ ス 。 「 佐 藤 錦 を 中 心 に 7 、 8 れ る 。 サ ク ラ ン ボ 狩 り の 来 客 を 迎 え る の 上 の ハ ウ ス は お 土 産 や 贈 答 用 に 収 穫 さ て い た 。 「 テ ニ ス 仲 間 」 の 女 性 3 人 は 3 日 に も か か わ ら ず 、 に ぎ や か な 声 が 響 い サ ク ラ ン ボ 狩 り の ハ ウ ス は 、 曇 天 の 平 け て い る 」 親 戚 や 近 所 の 人 た ち に 助 け ら れ な が ら 続 月 か ら 6 月 は 忙 し く て 、 1 人 で は 無 理 。 土 作 り や 剪 定 ( せ ん て い ) が 中 心 。 「 4 膨 ら ま せ る 。 7 月 か ら 翌 年 3 月 ま で は 、 新 し く 植 え た 木 も 主 力 に な る 」 と 期 待 を 返 っ て く る 。 あ と 5 年 も た て ば 、 自 分 で 手 を 掛 け れ ば 掛 け た だ け 、 成 果 に な っ て 「 農 業 は 新 し い 発 見 が あ っ て 面 白 い 。 1 1 年 か ら 同 園 を 受 け 継 い だ 。 池 さ ん 。 父 親 が 体 調 を 崩 し た た め 、 2 0 に い て 、 教 わ り や す か っ た の で は 」 と 菊 ら ハ ウ ス を 建 て た 。 「 遠 い 親 戚 が 山 形 県 培 を 始 め た 。 山 を 切 り 開 い て 整 地 し 、 自 ほ ど 前 か ら こ の 場 所 で 、 サ ク ラ ン ボ の 栽 船 乗 り だ っ た 父 親 が 定 年 退 職 後 、 � 年 え を 語 る 。 � 年)�月��日 日曜日 平成28 ����年( 「やさとぼんちカレー」 ☎ 0 2 9 9 ( � ) 4 1 8 8 。 6 時 。 定 休 は 月 曜 ( 祝 日 の 場 合 は 翌 日 ) 。 2 1 の 2 。 営 業 時 間 は 午 前 � 時 ~ 午 後 c a f e ト ゥ リ ー は 石 岡 市 下 青 柳 4 と 一 品 ず つ 手 間 を か け る 。 は 多 く な い が 、 全 て に こ だ わ っ て い る 」 リ ン 」 な ど の デ ザ ー ト も あ る 。 「 品 数 言 う 。 卵 黄 を 使 っ た 濃 厚 な 「 手 作 り プ ー う ど ん 」 は チ ー ズ と の 相 性 が 好 評 と 鉄 板 で 出 さ れ る 「 や さ と ぼ ん ち カ レ て ほ し い 」 と 田 山 さ ん 。 う に な っ た 。 「 数 が 多 い と き は 予 約 し 持 ち 帰 り 用 の カ レ ー ( 冷 凍 ) を 作 る よ い 」 な ど の 要 望 が あ り 、 鶏 肉 が 入 っ た と 言 う 。 「 お い し い の で 家 で も 食 べ た � ら 指 導 を 受 け た 本 格 派 。 そ の 味 を 基 本 の は 、 イ ン ド カ レ ー 専 門 店 の 経 営 者 か が ン 甘 「 口 小 、 サ 、 麦 ラ 中 粉 ダ 辛 を 、 、 使 ス 辛 わ ー 口 ず プ が 時 が あ 間 り を つ 、 か く 。 け 田 ラ イ て ス 作 山 か る さ ん ナ 」 深 み が あ る 」 味 わ い の イ ン ド カ レ ー 。 「 や さ と ぼ ん ち カ レ ー 」 は 「 コ ク と う に し て い る 。 る 八 郷 産 を 中 心 に 県 産 の 食 材 を 使 う よ な ど 筑 波 山 な ど に 囲 ま れ た 盆 地 で と れ 0 0 9 年 に 店 を 開 い た 。 野 菜 や 米 、 卵 分 の 力 と 栄 養 バ ラ ン ス を 意 識 し て い る 変 わ る 。 彩 り 豊 か な 野 菜 の 持 つ 色 素 成 ッ ピ ン グ 」 す る 。 野 菜 は 季 節 に よ っ て カ レ ー に レ ン コ ン や パ プ リ カ な ど 素 と ろ み を つ け た 」 と 話 す 。 る カ レ ー は 「 日 本 人 の 口 に 合 う よ う に ナ ッ ツ ペ ー ス ト や ヨ ー グ ル ト な ど が 入 種 類 の ス パ イ ス を 調 合 す る 。 カ シ ュ ー ン ダ ー 、 タ ー メ リ ッ ク な ど 全 部 で 約 � に ア レ ン ジ を 加 え た 。 ク ミ ン や コ リ ア 揚 げ し た 野 菜 と 鶏 肉 ( つ く ば 鶏 ) を 「 ト わ り 、 体 に い い 食 を 提 供 し た い 」 と 2 � 山 の 癒 や し の 空 間 で 、 地 産 地 消 に こ だ 訪 れ る 人 も 多 い と 言 う 。 田 山 さ ん は 「 里 卵2個、砂糖�g、A(牛乳�g、パター �g) 、B(薄力粉�g、ベーキングパウ ダー小さじ1/ 2)、バター適量、メープ ルシロップ適量 つくり方 アドバイス メレンゲは角がぴんとするまで泡立て てください。 っ た り と 楽 し め る 。 山 園 子 さ ん が 作 る こ だ わ り の 料 理 を ゆ 「 c a f e ト ゥ リ ー 」 。 オ ー ナ ー の 田 県 フ ラ ワ ー パ ー ク が 近 い 石 岡 市 の 冷凍の持ち帰り用のカレー 材 料(4人分) 1 . 型の側面にクッキングペーパーを入れ る、型の準備をする。 2 . Aをレンジで温めバターを溶かす。 3 . 卵を卵黄と卵白に分ける。卵白と砂糖を 合わせて、しっかりとしたメレンゲにな るまで泡立てる。 さらに立てる。 卵黄を泡立て2と合わせ、 . 4 5 . 4に粉をふるい入れさっくりと混ぜ、さ らに3を3回に分けて入れ、さっくりと 混ぜる。 6 . 1 8 0 ℃のオーブンで約�分焼き、焼き上 がったら�㎝の高さから落として空気を 抜く。 7 . 型から取り出しバターを載せメープルシ ロップをかけて完成。 店 奥 に 開 放 感 の あ ◇ る テ ラ ス 席 。 庭 越 (�) 第三種郵便物認可 ゆったりくつろげる 「cafeトゥリー」 のテラス席=石岡市 の 勝 負 」 と 話 す 。 直径8㎝丸セルクル型1個分 :149キロカロリー し に の ど か な 風 景 が 広 が る 。 都 会 か ら � わ せ は ☎ 0 2 9 6 ( � ) 1 6 0 4 。 に な っ て も 午 前 中 は 刈 れ な い 。 天 気 と り は 天 候 次 第 。 雨 が 降 る と 、 翌 日 天 気 収 穫 で き る と い う 利 点 も あ る 。 「 麦 刈 く い 特 徴 を 持 ち 、 比 較 的 早 め の 時 期 に 品 種 「 さ と の そ ら 」 は 短 幹 で 倒 伏 し に る 整 コ 4 て み 桜 年 長 菱 。 を ン 日 い 」 川 に ) イ 行 バ か る の 市 法 は ワ 沼 っ イ ら 。 2 内 人 営 セ 社 た ン 始 6 品 で 化 農 ア 長 後 な ま 月 種 「 さ 集 グ に 、 ど っ が を さ れ 団 リ よ 全 で た 収 合 と た を セ る 量 刈 。 穫 わ の 。 前 ン と が り 国 の せ そ 小 身 タ 、 J 取 内 時 て ら 麦 と ー 県 A り 最 期 約 」 に し ( 産 へ 、 大 で � 「 つ 、 菱 小 出 乾 級 、 ㌶ き い 2 沼 麦 荷 燥 の 今 栽 ぬ て 0 英 の さ ・ 汎 年 培 の は 0 昌 主 れ 調 用 は し な 、 1 社 力 豆 、 大 麦 も 生 産 販 売 し て い る 。 問 い 合 同 セ ン タ ー の 主 力 は ソ バ で 、 米 や 大 あ っ た 」 と 振 り 返 る 。 を 見 な が ら 確 認 し て お り 、 刈 り 忘 れ も 的 に 進 め る 同 社 。 「 以 前 は 地 図 と 台 帳 合 が 一 目 で 分 か る な ど の 効 率 化 も 積 極 テ ム を 導 入 す る こ と で 、 作 業 の 進 み 具 「 2 千 筆 あ る 」 ほ 場 を 管 理 す る シ ス 見 極 め て い る 」 と 菱 沼 社 長 。 起 せ ず に 種 を ま く 。 「 田 ん ぼ に よ っ て 比 較 的 排 水 が 良 好 な ほ 場 に つ い て は 耕 を 取 り 入 れ 、 効 果 を 上 げ て い る 。 一 方 、 る 。 そ の た め 畝 を 立 て て 種 を ま く 方 法 起 き や す く 、 収 量 や 品 質 に 影 響 を 与 え べ て 土 壌 の 水 分 が 多 い た め 「 湿 害 」 が 水 田 に 作 付 け さ れ る 小 麦 は 、 畑 に 比 6月は小麦の収穫時期。刈り取り後、製粉さ れ、麺類やパンなどに生まれ変わる。小麦をは じめ幅広く穀物の栽培を手掛ける農業生産法人 を、桜川市富谷に訪ねた。 コンバインを使った小麦の収穫作業=桜川市 (�) � 第三種郵便物認可 � � � �月��日 日曜日 年) 8 平成2 ����年( ふじた・かつみ/��年大子町生まれ。広告代理店勤務を経て、 �年同町袋田に築窯。個展を中心に活動を続ける。同所在住。 個 展 を 開 く こ と が 決 ま り ま し た 。 年 は � 月 に 、 東 京 ・ 銀 座 で 初 め て 最 近 は 年 に 2 回 、 多 く て 3 回 。 今 個 展 を 中 心 に 活 動 し て い ま す 。 良 か っ た と 、 心 か ら 思 い ま す 。 め ま し た 。 今 は 、 こ の 道 を 選 ん で 将 来 の 生 活 設 計 な ど は 考 え ず に 始 に 残 っ て い た の か も し れ ま せ ん 。 て い ま し た 。 そ ん な こ と が 頭 の 隅 に ク ラ イ ア ン ト が い て 焼 き 物 も 見 告 の 企 画 営 業 を し て い た 時 、 笠 間 分 で も よ く 分 か ら な い ん で す 。 広 な ぜ 陶 芸 の 道 に 進 ん だ の か 、 自 う に し て い ま す 。 メ モ を 取 り 、 細 か く 記 録 を 残 す よ ま し た 。 今 も そ う な ん で す け ど 、 て い る う ち に 、 い つ の 間 に か 覚 え い 。 難 儀 し ま し た が 、 何 度 も や っ で き な い 。 窯 た き も う ま く で き な で 考 え て も 、 技 術 が 伴 わ な い か ら し た 。 こ ん な も の を 作 り た い と 頭 独 学 の 道 を 進 み 、 苦 難 の 連 続 で て 、 「 渓 声 窯 」 と 名 付 け ま し た 。 作 陶 活 動 を す る と い う 意 味 を 込 め 流 れ る 久 慈 川 の 水 音 を 聞 き な が ら を 築 き 、 窯 を 入 れ ま し た 。 そ ば を れ 育 っ た 大 子 町 袋 田 に 小 さ な 陶 房 退 職 後 の 1 9 9 3 年 5 月 、 生 ま ん ☎ 0 9 0 ( 2 4 8 2 ) 4 2 7 0 。 J R 水 郡 線 袋 田 駅 の 近 く 。 藤 田 さ 渓 声 窯 は 大 子 町 袋 田 2 1 6 6 。 ◇ ( 構 成 ・ 谷 津 馨 、 撮 影 ・ 柳 下 知 彦 ) 作 り に 影 響 し て き ま す か ら 。 ( 談 ) に も 役 立 ち ま す 。 邪 念 が あ る と 、 い に 洗 い 流 し て く れ る の で 、 作 陶 で す 。 清 い 水 の 流 れ は 、 心 を き れ イ ワ ナ 、 少 し 本 流 寄 り な ら ヤ マ メ 掛 け ま す 。 今 の 季 節 は 、 山 奥 な ら 渓 流 釣 り が 好 き で 、 あ ち こ ち 出 た い と 考 え て い ま す 。 も の を 求 め て チ ャ レ ン ジ し て い き で す 。 思 い を 形 に 変 え 、 価 値 あ る さ ま に 喜 ん で い た だ け る の が 一 番 た ぬ く も り を 感 じ て ほ し い 。 お 客 ほ し い と 願 っ て い ま す 。 手 に 持 っ の 。 温 か く 、 心 安 ら ぐ 器 で あ っ て だ な と 思 っ て 食 べ て い た だ け る も の 、 見 た 目 の 美 し さ 。 お い し そ う え て い ま す 。 料 理 を 盛 り 付 け た 際 食 文 化 を 支 え る 食 器 を 大 切 に 考 り が た い と 思 い ま す 。 な い の に 、 気 に 入 っ て く れ て 。 あ け 、 名 前 が 知 ら れ て い る わ け で も 本 当 に 不 思 議 。 山 の 中 で 作 陶 を 続 夢 の よ う な 話 で す 。 人 の 出 会 い は UVインデックスの月変化(気象庁提供) 梅雨の晴れ間には真夏のような日が注ぐので 外出には注意が必要だ。太陽光には「紫外線」 が含まれており、浴び過ぎると皮膚の炎症など を起こす恐れがある。紫外線は種々の波長帯で 構成される。 一番短い帯のUV-Cは上空の「 オ ゾン層」ですべて吸収されて地表に達すること はない。中間領域のUV-Bは、大部分は「オ ゾン層で吸収されるが、一部は地表に達して身 体に悪影響を与える。長い帯のUV-Aも吸収 されずに地表に達し影響を与える。 世界保健機関(WHO)では紫外線強度を指 数化した「UVインデックス」を定め、活用を 推奨。気象庁では長年にわたる紫外線観測を踏 まえて、 UVインデックスの日々の実況と共に、 今日や明日の晴天時の予測も行いホームページ でも公表している。 図はつくば市の高層気象台の昨年のインデッ クスの変化を黒点で、 平年値を実線で表した。 6 月から上昇に向かい、7月は極端に強い日が見 られるが、9月に入ると減少。標高が高いほど 紫外線は強くなる。 登山は日よけなどの対策を。 よく耳にする「 南極オゾンホール」 は南極に限 らず北極や高緯度地方でオゾン層が破壊されポ ッカリと穴(ホール)が開く現象で紫外線も増 える。原因は廃棄された冷蔵庫などから放出さ れた「フロンガス」だと分かり、すでに排出が 禁止されているが、現在でもまだ起きている。 (元気象庁予報課長、理学博士、鹿嶋市在住) サクランボが枝のあちこちに、たくさんぶら下がる く、つやつやと輝いて視覚までも楽しませてくれる。 光景を眺めながら、赤い実の豊かな光沢に驚いた。ふ 自然の恵みに感謝し、営みには脱帽。「シーズンがも っくらとして透明感がある。甘酸っぱい味覚だけでな 谷) う少し長ければ」と願う人は少なくないだろう。( 正直な心を大切に 自然界と触れ合う 憧れを抱く じ ) を 切 っ た と 日 本 福 祉 括 ケ ア シ ス テ ム か ら 「 全 世 代 ・ 全 対 象 型 地 域 つ い に 国 が 高 齢 者 に 対 象 を 絞 っ た 地 域 包 シ ス テ ム 」 が 走 っ て い る 。 こ れ は 全 世 代 ・ 茨 城 県 に は 1 9 9 4 年 度 よ り 「 地 域 ケ ア ア へ の チ ャ レ ン ジ 」 と し て い る 、 と い う 。 た 。 二 木 学 長 の 論 文 で は こ の 研 究 会 と 密 接 告 書 を 出 し て い る こ と を 忍 者 も 承 知 し て い が 全 対 象 者 に 拡 大 す べ き で あ る 、 と い う 報 ケ ア シ ス テ ム は 介 護 保 険 の 枠 組 み で は あ る 学 教 授 は 、 す で に 2 0 1 0 年 に は 地 域 包 括 て き た 地 域 包 括 ケ ア 研 究 会 の 田 中 滋 慶 応 大 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム を 牽 ( け ん ) 引 し と 、 で あ る 。 忍 者 も 同 感 で あ る 。 全 世 代 ・ 全 対 象 型 に 進 化 し て き た と い う こ ト ワ ー ク の こ と で あ っ た 、 二 つ に は 包 括 は の 論 点 は 二 つ あ り 、 一 つ は シ ス テ ム は ネ ッ 大 学 学 長 の 二 木 立 先 生 は 論 述 し て い る 。 そ 包 括 支 援 」 に 舵 ( か れ て 再 稼 働 さ せ て ほ し い 。 先 取 り し て き た 仕 事 と し て 市 町 村 は 魂 を 入 が 生 ま れ 少 々 ガ タ が 来 た が 、 今 や 世 の 中 を で 高 齢 者 に 特 化 し た 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 年 も 前 か ら や っ て い た の で あ る 。 介 護 保 険 国 が 行 お う と す る こ と を 茨 城 県 は 実 に � 対 象 者 を チ ー ム で 支 援 す る 。 が 、 関 係 者 や 機 関 と ネ ッ ト ワ ー ク を 組 み 、 た ケ ア セ ン タ ー の ケ ア コ ー デ ィ ネ ー タ ー 仕 組 み だ 。 多 く は 社 会 福 祉 協 議 会 に 置 か れ み 、 制 度 に な い サ ー ビ ス も 活 用 す る 優 れ た 全 対 象 型 の 地 域 包 括 支 援 で 、 家 族 ケ ア を 含 全 世 代 ・ 全 対 象 型 包 括 ケ ア ー ク シ ョ ッ プ を 「 全 対 象 対 応 型 地 域 包 括 ケ ン フ ォ ー ラ ム 」 も 今 年 の 2 月 に 開 催 し た ワ な 関 係 の あ る 「 地 域 包 括 ケ ア イ ノ ベ ー シ ョ � 年)�月��日 日曜日 平成28 ����年( � � 県 南 ・ 県 西 地 域 の 伝 統 花 火 所 在 地 百家の竜水万灯。遠方から見 物する観客と打ち上げる様子 高 岡 流 綱 火 の 繰 り 込 み 伝統花火の関係者が最も神経を使うのが観客の 安全だ。そのため花火をすぐ近くで見ることが難 しくなってきた。実は「からかさ万灯」を平成3 小 張 松 下 流 綱 火 の 繰 り 込 み 年にも撮影している。当時、観客が万灯を取り囲 み、雨のごとく降り注ぐ火花を仰ぎ見ていた。多 くの人がその迫力に声も出ないといった感じだっ た。今も花火の素晴らしさは体感できるが、何か 物足りないと感じた。それは今回、他の伝統花火 を取材した時も同様に感じた。 百家の竜水万灯も平成6年に撮影している。当 時はまだ、 火薬の調合も地元の人々が行っていた。 打ち上げる場所も寺の境内だった。現在、かなり 遠方から、通常の花火と交代で打ち上げられてい る。子供が「ショボイ」とつぶやいていたが、花 火師が打ち上げる花火と同じ場所からでは、どう しても見劣りするのは当然だ。このロケット式花 火の真骨頂は、打ち上げ場所の近くで、時折どこ へ飛んでいくか分からない花火を、怖さ半分、面 白さ半分で楽しむところにあった。 平成6年当時、 子どもたちの嬌声(きょうせい)と大人たちの笑 大塚戸の万灯花火(左)と西成井の唐傘万灯 い声が絶えなかったのを記憶している。 安全を最優先とする考えは正しい。しかしその 一方で、法規制により伝統花火の最も大事なとこ 手 代 木 の 十 三 夜 祭 礼 ろ、例えば観客との一体感とか、花火を皮膚感覚 で楽しむとか、農村花火ならではの親近感とか、 そのようなものが失われつつあるように思う。ま さに伝統花火は変容の危機にある。 市 在 住 。 い る 。 稲 敷 評 価 を 得 て ど 常 に 高 い 選 ば れ る な 科 省 特 選 に は す で に � 本 以 上 を 数 え る 。 作 品 は 文 録 を ラ イ フ ワ ー ク と し 、 製 作 し た 作 品 わ る 。 現 在 、 主 に 県 内 の 文 化 財 映 像 記 生 ま れ 。 大 学 在 学 中 よ り 映 像 制 作 に 携 い わ さ き な お や 。 1 9 5 3 年 土 浦 市 著 者 プ ロ フ ィ ー ル 9 ( 8 7 5 ) 7 3 4 7 土 浦 市 中 村 南 4 丁 目 � の � 、 ☎ 0 2 城 ビ デ オ パ ッ ク 〒 3 0 0 ― 0 8 4 3 ○ 映 像 製 作 の お 問 い 合 わ せ ( 有 ) 茨 ▼ ナ レ ー シ ョ ン 藤 澤 純 子 ▼ 音 声 井 上 裕 ▼ 照 明 為 貝 幸 弘 ▼ C G 製 作 岩 崎 晃 大 ▼ 也 ▼ 博 ▼ ▼ ▼ 月 ▼ 製 撮 物 協 制 企 編 作 影 館 力 作 画 集 期 ・ 他 間 土 ( 文 演 岩 浦 有 化 出 崎 平 市 ) 庁 ・ 航 成 教 茨 シ 大 � 育 城 ナ 年 委 ビ リ 6 員 デ オ 月 会 オ 原 ~ パ 稿 同 土 ッ � 浦 ク 岩 年 市 崎 3 立 真 � (�) 第三種郵便物認可 つ か さ ど る 神 だ 。 繰 り 込 み を 行 う 行 列 は 、 光 雲 寺 下 か ら れ た の ぼ り が 立 つ 。 加 具 津 知 命 は 愛 宕 神 社 の 祭 神 で 火 を 鳥 居 前 に は 「 加 具 津 知 命 ( か ぐ つ ち の み こ と ) 」 と 書 か 行 い 、 翌 日 に 人 形 芝 居 が 奉 納 さ れ る 。 街 道 沿 い の 家 々 や で あ る 。 愛 宕 神 社 の 祭 礼 初 日 ( 8 月 � 日 ) に 繰 り 込 み を 「 手 代 木 の 十 三 夜 祭 礼 」 ( つ く ば 市 ) き な 万 灯 は 大 畑 の か ら か さ 万 灯 を 彷 彿 と さ せ る 。 れ 、 綱 に よ っ て 空 中 を 舞 う 仕 掛 け に な っ て い る 。 こ の 大 は 鳳 凰 が セ ッ ト さ れ て お り 、 花 火 の 途 中 で 、 万 灯 か ら 離 今 の 2 倍 ほ ど の 大 き さ だ っ た と い う 。 こ の 万 灯 の 天 辺 に の 仕 掛 け 花 火 は 、 昔 か ら そ の 名 も 万 灯 と 呼 ば れ 、 以 前 は 唐 傘 万 灯 は 、 昭 和 � 年 ご ろ 、 大 畑 の も の を ま ね て 作 ら れ 灯 に 点 火 さ れ る 。 保 存 会 長 の 小 室 勲 さ ん に よ れ ば 、 今 の 万 灯 を 行 っ て い る 。 煙 火 ば や し が 演 奏 さ れ る 中 、 唐 傘 万 か す み が う ら 市 西 成 井 の 八 坂 神 社 で は 、 祇 園 祭 に 唐 傘 西 成 井 の 唐 傘 万 灯 ( か す み が う ら 市 ) わ れ て い る 。 つ く ば 市 手 代 木 の 大 鷲 神 社 。 こ の 神 社 の 「 十 三 夜 祭 礼 」 お は ら い 的 に や っ て い た 記 憶 も あ る 、 と の こ と で あ る 。 た も の だ が 、 そ れ 以 前 に も 、 万 灯 に 線 香 花 火 を 取 り 付 け 、 常 総 市 大 塚 戸 に も 綱 火 が 伝 え ら れ て い る 。 昔 か ら 、 一 「 大 塚 戸 の 綱 火 」 ( 常 総 市 ) 万 灯 花 火 が あ る こ と と 横 綱 火 が あ る こ と で あ る 。 流 と 同 じ く 「 横 綱 火 」 が 披 露 さ れ る 。 大 畑 と の 共 通 点 は 先 立 ち 万 灯 花 火 が 奉 納 さ れ る 。 そ し て 演 目 の 途 中 に 高 岡 で あ る 。 「 立 ち 花 」 は 竹 竿 に く く り 付 け て 使 用 す る 。 「 色 な ら な い 。 手 代 木 の 花 火 は 「 立 う 。 最 近 ま で 道 々 花 火 を し な が ら 歩 い た が 、 今 は 許 可 に 以 前 は 、 男 松 を 立 て た 荷 車 を 引 い て 繰 り 込 み を し た と い に 使 う 山 車 は 、 � 年 ほ ど 前 に 新 調 し た も の で あ る 。 そ れ ( 写 真 と 文 茨 城 ビ デ オ パ ッ ク 社 長 岩 崎 真 也 ) あ る が 農 村 花 火 の 魅 力 を 実 感 し て ほ し い 。 ひ 読 者 の 皆 さ ん も こ れ ら 伝 統 花 火 の 地 を 訪 ね 、 地 味 で は は 、 「 万 灯 」 と 「 綱 火 」 に 特 徴 が あ る と 考 え ら れ る 。 ぜ こ れ ま で 見 て き た よ う に 、 県 南 ・ 県 西 地 域 の 伝 統 花 火 ち 花 」 「 色 火 」 「 滝 」 の 3 種 火 類 」 出 発 す る 。 小 張 の 町 中 を 抜 け 、 愛 宕 神 社 に 向 か う 。 愛 宕 ( 9 月 � 日 ) に 、 花 火 を 伴 う 繰 り 込 み が あ る 。 繰 り 込 み と 呼 ば れ 、 比 較 的 噴 出 力 が 弱 い 。 高 岡 流 に は 、 ほ 子 に よ る 「 繰 つ く ば み ら い 市 の 「 綱 神 社 の 屋 根 や 垂 れ 幕 に は 、 卍 が あ り 、 明 治 以 前 に は 神 仏 ち 花 」 と 「 く る く る 」 と い う 仕 掛 け 花 火 が あ る 。 「 立 ち 花 」 は 言 主 神 社 の 祭 礼 で 演 じ ら れ て き た 。 ま ず 、 氏 居 で 知 ら れ て お り 、 現 在 二 つ の 流 派 が あ る 。 そ の 一 つ が 混 交 で あ っ た こ と を よ く 表 し て い る 。 � 日 は 人 形 芝 居 に 噴 出 力 が 強 く 火 花 が 吹 き 上 が る 。 「 く る く る 」 は 筒 花 火 の に 張 っ た 綱 「 高 岡 流 綱 火 」 ( 8 月 � 日 ) で あ る 。 人 形 芝 居 の 公 演 に 先 立 愛 宕 神 社 ま で 行 う 。 公 民 館 が 建 つ 場 所 は 、 か 噴 出 力 で 勢 い よ く 回 転 す る 。 神 社 前 で の 奉 納 花 火 は こ の 「 横 綱 火 」 と い う 仕 掛 け 花 火 が 披 露 さ れ る 。 横 ち 、 繰 り 込 み が あ る 。 繰 り 込 み は 、 公 民 館 を 出 発 し 近 く の と い う 寺 が あ っ た 。 繰 り 込 み に 使 う 筒 花 火 は 「 も 二 つ が 主 役 で 、 そ の 迫 力 は 圧 巻 で あ る 。 人 形 芝 居 の 合 間 に を 利 用 し 、 い わ ゆ る ロ ケ ッ ト 式 花 火 を 綱 に 沿 っ て 走 ら せ つ て か 「 に ろ 妙 も も 音 ろ 寺 「 立 」 」 火 」 は 、 仕 掛 け 花 火 を 伴 う 人 形 芝 特 に 心 掛 け た の が 、 「 か ら か さ 万 灯 」 と 比 較 し 、 そ の 共 今 回 、 県 南 ・ 県 西 地 域 の 伝 統 花 火 を 取 材 す る に 当 た り 、 「 綱 火 」 の も う 一 つ が 「 小 張 ( お ば り ) 松 下 流 綱 火 」 「 小 張 松 下 流 綱 火 」 ( つ く ば み ら い 市 ) る も の で 、 大 万 灯 に 点 火 さ れ る 。 保 存 会 長 の 横 島 進 さ ん に よ れ ば 、 こ に 並 べ ら れ た 小 型 の 万 灯 花 火 か ら 始 ま る 。 次 に 、 大 型 の 火 の 随 行 は 行 わ れ て い な い 。 大 塚 戸 の 綱 火 は ま ず 、 1 列 り 込 み 」 が あ る 。 大 塚 戸 の 繰 り 込 み は 、 獅 子 を 伴 う 。 花 う 観 音 菩 薩 の お 告 げ か ら 、 江 戸 時 代 後 期 に 始 ま っ た と い 同 じ で あ る 。 「 火 薬 の 匂 い で 、 疫 病 を 退 散 さ せ よ 」 と い 月 � 日 に 行 わ れ た 。 こ の 花 火 の 原 理 は 大 畑 の 「 綱 火 」 と ゆ る 龍 勢 花 火 を ご く 小 型 に し た も の だ 。 平 成 � 年 度 は 9 「 高 岡 流 綱 火 」 ( つ く ば み ら い 市 ) 通 点 を 見 い だ す こ と で あ っ た 。 所 で 花 火 が 行 わ れ て い た こ と も 分 か っ て い ま す 。 こ れ ら の 地 域 が 、 か つ て 関 東 を ▶� 畑 の 「 綱 火 」 と 同 じ で あ る 。 花 火 を 伝 承 し て い る 地 区 が 6 カ 所 あ り ま す 。 江 戸 時 代 に は 、 同 市 内 だ け で も 5 カ 茨 城 県 の 県 南 ・ 県 西 地 域 に は 、 「 か ら か さ 万 灯 」 の 土 浦 市 大 畑 以 外 に も 、 伝 統 す ん 代 。 。 表 か す ら る か よ さ う 万 な 灯 花 と 火 同 文 時 化 に が 取 花 材 開 し い た た 県 場 南 所 ・ 県 で 西 あ 地 っ 域 た の と 伝 言 統 っ 花 て 火 も に 過 つ 言 い で て は 紹 あ 介 り し ま ま せ と い う 花 火 が 伝 承 さ れ て い る 。 ロ ケ ッ ト 式 花 火 で 、 い わ 同 じ つ く ば 市 の 百 家 ( は っ け ) の 観 音 寺 に 、 竜 水 万 灯 「 百 家 の 竜 水 万 灯 祭 」 ( つ く ば 市 ) で は 、 綱 を 使 う こ と か ら 滝 を 「 綱 火 」 と も 呼 ん で い る 。 た ん 」 は 、 こ の 滝 花 火 を 円 形 に し た も の で あ る 。 手 代 木 南 ・ 県 西 で は ポ ピ ュ ラ ー な 仕 掛 け 花 火 で 、 大 畑 の 「 手 ぼ 降 り 注 ぐ 火 花 を 、 山 車 が 浴 び る と こ ろ だ 。 実 は 、 滝 は 県 前 で 作 っ て い た と の こ と で あ る 。 見 せ 場 は 、 滝 花 火 か ら な 形 で 取 り 付 け る 。 � 年 前 ご ろ ま で こ れ ら の 花 火 は 、 自 は 山 車 の 屋 根 に 取 り 付 け る 。 「 滝 」 は 境 内 を ま た ぐ よ う
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