① 音楽室でのマナーを守って授業を受けている

 音楽科 授業改善推進プラン 青梅市立第七小学校
一 <児童の実態>
① 音楽室でのマナーを守って授業を受けている。鍵盤ハーモニカの用意片づけは、指示通りに実行できる。
年 ② 歌唱は、元気よく歌うことができる。しかし、中には言葉の習熟の差があり、間違って歌詞を覚えてしまう児童もいる。
<授業改善の視点とその方策>
① 場面転換の時に、次の取り掛かりまでの時間がかからないよう指導していく。
② 発達段階に応じて、教科書や拡大歌詞を使うなどして、歌わせていく。
<評価>
① 音楽室でのマナーを守って授業を受けることができた。鍵盤ハーモニカ等の用意片づけは、指示通りに実行できるようになった。
② 見通しを持った授業、具体的な指示、拡大歌詞を使用するなど、児童が集中して取り組めるよう授業の展開方法が工夫できた。
二 <児童の実態>
① 音楽室のマナーを守って授業を受けている。鍵盤ハーモニカでは、指跨ぎや指潜りをして正しい運指で演奏することができるようになってきている。
年 ② 歌唱では、輪唱の活動を通して一人歌いを目指して全体が頑張っている。またとても良い表情で歌うことができる。
<授業改善の視点とその方策>
① 鍵盤ハーモニカでは、指跨ぎや指潜りをして正しい運指で演奏することができるように、レパートリーを増やしていく。
② 歌唱では、一人歌いを目指して、一人一人が自信を持って歌えるように、興味の持てる曲を選択していく。
<評価>
① 鍵盤ハーモニカでは、既習の技能を生かし正しい運指で演奏することができた。譜読みが早くなったため、より幅の広い合奏形態で演奏できた。
② 輪唱での授業を生かし、一人歌いで歌えるようになってきたが、まだ自信が持てない児童もいるので、該当児童には指導を継続していく。
三 <児童の実態>
音楽に興味関心を持って、取り組むことができる。昨年度の課題となっていた、授業に向かう切り替えがとても速くなり、音楽のルール
①
を守って授業を受けることができる。
年
歌唱では曲の雰囲気に合わせて、良い表情で元気よく歌うことができる。中には自分の声に自身の持てない児童もいる。リコーダー学
②
習を楽しみにしている児童が多く、タンギング技法を使用し、息の使い方や音色を工夫することができる。
<授業改善の視点とその方策>
① 興味を持っている学習以外でも、規律が徹底できるよう指導していく。規律を守ることで、自分たちの学習がより深まっていくことを自覚させていく。
歌唱では、授業で歌う曲以外にも楽曲に触れ、歌のレパートリーを増やしていく。自分の歌声に自身の持てない児童も楽しく歌えるレ
②
パートリーを増やしていく。
<評価>
① どの学習でも、規律を守って学習することができた。リコーダー学習では、既習の技能を生かし分担合奏で演奏することができるようになった。
自分の歌声に自信の持てない児童も楽しく歌えるように歌のレパートリーを増やしていく予定であったが、授業外で音楽に触れ歌う活
②
動を取り入れることが難しかった。
四 <児童の実態>
① 大変意欲的に表現活動に取り組むことができる。歌唱では、一人一人が表情豊かに歌うことができる。リコーダー学習では、基本的な
演奏方法やルールを習得している。
年
② 鑑賞内容や感想を発表する学習では、友達の前で堂々と発表することが苦手な児童も多い。
<授業改善の視点とその方策>
① 集団では、自分の良さを発揮できるが、個々で発揮することが難しい。個々でも力を発揮できるように一人歌いを目指して指導していく。
② 発表や学習形態を工夫していく。また、回数を増やしていき経験を積ませて自信につなげていく。
<評価>
① 発表や演奏の機会が多く、経験を積んで自信と歌唱力を上げることが出来た。今後は更に小集団の中で個々の力が発揮できるように演奏形態を工夫していく。
② リコーダーではタンギング技法を用いて曲想に合わせた演奏が出来るようになった。苦手な児童も根気よく練習して滑らかな運指目指して頑張っている。
五 <児童の実態>
① いつも前向きに学習をすることができる。特に鑑賞や器楽の授業では、音の響き方や、曲の背景、音楽の仕組みを自ら追及していく力がある。
年 ② 歌うことは好きであるが、友達の目を気にしてしまう為良さが発揮できない。しかし、青梅市音楽会を通して歌うことへの気持ちが前向きになってきている。
<授業改善の視点とその方策>
得意な鑑賞を更に伸ばしていき、それが音楽表現につながるような指導にしていく。また演奏の強弱の表現が集団でできるようにアン
①
サンブルに力を当てていく。
② 児童に対して自分がどう表現していきたいのかを問いかけていく。そして個人の力を高めながら、それが集団の力となっていくことを自
覚できるような指導をしていく。
<評価>
個人練習やグループ練習でのスモールステップを設定することで、活発な意見交換を行うことができ、少しずつ音楽表現に生かすこと
①
が出来るようになった。
② 美しい声に気付き、美しい声で歌おうとする姿勢がみられるようになった。所々響きのある美しい声が響きあうようになっている。
六 <児童の実態>
① 音楽会への取り組みを通して、音楽への興味関心が深まり、音を合わせる楽しさや心地よさを感じ取れる児童が多くなった。
年 ② アンサンブル活動の中で、活動が沈滞化したり、次の学習に進んでいかない場面があった。
<授業改善の視点とその方策>
① 音楽を楽しむ児童が増えてきているが、まだ一部である。音楽の良さを感じ取れるように、実態に応じた教材を設定していく。
② 目的意識を持って取り組めるように指導の工夫をしていく。またリーダーの役割と、メンバーは個人の責任を果たすことで合唱や合奏
が成り立っていることを指導していく。
<評価>
① 自分の思いを書かせることで、自分の意見を言葉で表現し発表することができる児童が増えた。
② 自分たちの思いを、自信を持って歌唱で表現できるように、歌う機会を多くし、納得いくまで表現を追及することが出来た。