授業改善推進プラン 教科ごとの改善プラン <小学校生活科> 生活科における昨年度の授業改善推進プランの検証 取り組みにおける成果と課題 〈関心・意欲・態度〉 ・ 1年生はアサガオ、2年生は野菜(ミニトマト・ピーマン・なす)などの植物を育てる活動を通して、変化や成長の 様子に関心をもたせることができた。また、継続的な活動をすることで、植物を育てることの楽しさや収穫すること の喜びを実感させることができた。 ・ 1年生はハムスター、2年生はザリガニなどの生き物を学級全員で飼育したことで、生き物に愛着をもち、生命あ るものを大切にしようとする心を育むことができた。 〈思考・表現〉 ・ 観察や体験を通して気付いたことや感じたこと、もっと知りたいと思ったことなどを継続的に観察カード等に記録 し、成長の様子を時系列で振り返ることができた。また、学級全体で共有する機会を設けたことにより、児童の 気付きを価値付け、次の活動への意欲に結びつけることができた。 〈身近な環境や自分自身についての気付き〉 ・ 学校、公園、町を探検する活動や地域の人たちとの交流を通して、身近な人たちや場所、公共物と自分との 関わりに関心をもたせることができた。また、自分たちの住む地域のよさや、生活を支えてくれている人たちがいるこ とに気付き、地域に愛着をもたせることができた。 生活科の授業改善策 〈関心・意欲・態度〉 ・ 植物を栽培したり、動物を飼育したりする活動を通して、変化や成長の様子に関心をもたせる。お世話をしていく 中で、生命あるものを大切にしようとする心とその尊さを実感させる。 〈思考・表現〉 ・ 身近な人々、社会及び自然に関する活動を通して、その楽しさを十分に味わう場を充実させる。観察や体験を通 して気付いたことや感じたこと、もっと知りたいと思ったことなどを、進んで伝え合い、交流できる場を設定する。その 過程で教師が児童一人ひとりの気付きを認め、価値づけることにより、気付きの質を高める。 〈身近な環境や、自分自身についての気付き〉 ・ 自分たちの生活する学校や地域を直接体験し、そこで生活したり働いたりしている人々と接する機会を設ける。 様々な場所を調べたり利用したりする学習を通して、自分の生活を支えていることや楽しくしていることに気付かせ る。そのために、「~についてもっと調べてみたい」「~について○○さんに聞いてみたい」という、児童の思いや願いを 大切にした活動を取り入れる。
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