担当授業科目に関する研究業績書 氏名 小嶋 新太 職位 所属学部・学科等 保健医療学部 整復医療学科 学位 修士(体育科学)(日本体育大学),博士(医学)(弘前大学) 准教授 担当授業 著書、学術論文等の 単 著 発 行 又 は 発行所、発行 概要 科目名 名称 共 著 発 表の年 雑誌又は発表 の別 月 学会等の名称 共著 2012 年 4 月 臨床スポーツ 世界柔道選手権に出場した女子柔道選手とその補欠選手を対象に、これに向けた最終強化か 医学雑誌 ら調整に至る強化とテーパリングが彼女達の身体的・精神的コンディションに及ぼす影響とその 運 動 方 全日本女子柔道選 法・武道 手における世界選手 (柔道) 権最終強化合宿か 適正を血液生化学検査値及び心理テストから検討した。その結果、全日本女子柔道選手が世 ら調整期までの身体 界選手権に向け実施した最終強化合宿は、選手に著しい身体的、精神的疲労をもたらす可能 的・精神的コンディシ 性が示唆された。一方、今回選手が行った合宿後約 10日間のテーパリングは精神的疲労と筋 ョニングについて 疲労を中心とする身体疲労を適切に回復させ、選手たちはより良好な精神的・身体的コンディシ ョンで世界選手権を迎えられた可能性が示唆された。 執筆箇所:p.453~p.462 共著者:田辺勝、梅田孝、木村昌彦、山本洋祐、 小嶋新太 、井上亮、岩根かほり、山居聖典、 高橋一平、中路重之 大学柔道選手の強 化 合 宿 による身 体 的・精神的疲労の 出現とその関連に ついて 血液 生化 学 検 査 値 、 POMS を用いた検討 共著 2009 年 9 月 体力・栄養・ 免疫学雑誌 本結果から、大学男子柔道選手が1週間の強化合宿を行った結果、身体的疲労として電解質の 喪失、筋疲労の蓄積、免疫機能の低下が出現する可能性が示唆された。また、同時に精神的 疲労も出現することが示唆された。さらに、合宿後の身体的疲労の指標として脂質関連項目、電 解質関連項目の変化とPOMSの変化に有意な関連がみられ、合宿中の飲食による脂質や電解 質摂取の過不足が、精神的疲労の出現状況に影響する可能性が示唆された。 執筆箇所:p.22~p.31 共著者:小山田和行, 梅田孝, 山本洋祐, 田辺勝, 小嶋新太, 古賀稔彦, 樗木武治, 矢野智 彦, 野村忠宏, 谷本歩実, 山田保, 中路重之 高校柔道選手にお ける身 体 組 成の特 性とコンディショニ ングについて 共著 2008 年 11 月 体力・栄養・ 免疫学雑誌 高校柔道選手における適切な強化とコンディショニングを明らかにする為に、大学柔道選手の身 体組成と比較しその特性を検討した。その結果、上肢・下肢・体幹部の全部位で大学生より高 校生が低い傾向がみられた。また、その差の程度は上肢で高く、男子で約10%、女子で約15%で あった。男子選手では高校生・大学生共にほぼ全階級、女子選手では高校生のほぼ全階級と 大学生の3階級で上肢筋肉量に有意な左右差がみられた。全て右上肢の筋肉量が大きく、その 1 左右差の約半数が5%以上であったが、下肢に関しては男子選手女子選手共に1~2階級にの み有意な左右差がみられ、その差は全て1~2%であった。 執筆箇所:p.99~p.105 共著者:田辺勝, 梅田孝, 高橋一平, 山本洋祐, 古賀稔彦, 小嶋新太, 小山田和行, 鈴川一 宏, 三宅良輔, 瀬尾京子, 中路重之 2
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