担当授業科目に関する研究業績書 氏名 齋藤 一雄 職位 所属学部・学科等 体育学部 武道学科 学位 博士(医学)(弘前大学) 担当授業 著書、学術論文等の名 単著 発 行 又 は 発 行 所 、発 行 雑 科目名 称 共著 発 表の年 誌又は発表学 の別 月 会等の名称 共 2004.4 体力・栄養・免 教授 概要 運 動 方 大学相撲選手の健康 法・武道 管 理 のためのメディカ (相撲) ルチェックと稽 古 実 施 いこれらを検討した。その結果、2時間30分の相撲の稽古後に明らかな身体的疲労と精神的 に伴 う 身 体 的 ・ 精 神 的 疲労の出現が認められた。また、安静時には高脂血症、高尿酸血症、高尿酸血症者が高率 疲労の出現について でみられた。 疫学雑誌14(1) 男子大学相撲選手を対象に、安静時の体調及び稽古実施時の身体的・精神的疲労の出 現状況をスポーツ医学的観点から明らかにするために、血液生化学検査値及びPOMSを用 執筆箇所:p.40~p.49 共著者:齋藤一雄、梅田孝、太田誠耕、奥村俊樹、松本茂、小川光哉、塔尾武夫、 菅原和夫 Effects of a bout of 共 2008.4 traditional sumo Luminescence 男子大学相撲選手を対象に、通常練習期の稽古が好中球免疫機能に及ぼす影響を検討し 23(3) た。その結果、通常練習期の2時間30分の相撲の稽古が、選手の筋組織を損傷させ、炎症 training on neutrophil 反応とそれに伴う好中球活性酸素種産生能の亢進をもたらす可能性が示唆された。また、こ immune function in の結果は稽古後に過剰な活性酸素種の生成とこれによる2次的な酸化的組織障害の亢進 amateur university の可能性を示唆するものであった。 sumo wrestlers. 執筆箇所:p.115~p.120 共著者:Umeda T, Saito K, Matsuzaka M, Nakaji S, Totsuka M, Okumura T, Tsukamoto T, Yaegaki M, Kudoh U, Takahashi I 相撲における土俵の拡 大が軽量級の勝率、決 共 2012.12 武 道 学 研 究 本研究は、学生相撲選手を対象に土俵の拡大により、体格の小さい者が大きい者に勝つ確 45(2) 率が高まるかどうか、また、決まり手数や競技時間におよぼす影響があるかどうかを中心に まり手 数 および競 技 時 検討した。その結果、相手より10%以上軽い(平均22.2%)場合には土俵の拡大により勝つ 間に及ぼす影響 確率が高まる可能性が示唆されたが、決まり手数や競技時間に与える影響は少ないと示唆 された。 執筆箇所:p.109~p.117 共著者:齋藤一雄,伊東良,桑森真介. 1
© Copyright 2025 ExpyDoc