教 育 研 究 業 績 書 平成 27 年 4 月 1 日 氏名 大谷 久也 研究分野 社会学 研究内容のキーワード 社会福祉学 介護福祉士生涯教育 介護職のストレスマネジメント 介護職離職 教育上の能力に関する事項 1. 事 項 教育方法の実践例 年 月 日 平成 18 年~ 平成 18 年~ 平成 20 年~ 平成 22 年~ 平成 23 年まで 平成 23 年~ 2. 作成した教科書、教材 平成 13 年 4 月~ 平成 13 年 4 月~ 平成 19 年 1 月 平成 21 年 10 月 1 概 要 生活支援技術の授業にて、2 年生が 1 年生 を指導する機会を提供することによって、 交流と情報交換等が図られ、2 年生は先輩と しての自覚が芽生え技術等も積極的に練習 をするようになった。 実習日誌等が書けない学生に対して、早い 時期から個別指導を行い、実習日誌の様式 を使い日々の出来事や学校生活、授業に関 することなど記述することによって、記述 力や観察力が向上するようになった。 介護の日の活動にて、県内養成校、福祉団 体、行政の方々と、広報活動・イベント・ 研修会に参加することで、学生の介護福祉 士に対する責任感や使命感が向上した。 特別研究、高齢者の介護予防の研究にて、 日常生活に身近にある物を使い体操ができ 介護予防につながる体操を学生自らが開発 し(新聞棒体操・タオル体操)等、公民館 や高齢者施設で実施したことで、学生の創 造力、観察力が高まった。 特別研究、セラピューティック・ケア、福 祉メイクをより実践的に習得するため、高 齢者福祉施設、障がい者施設等に出向き実 践したことで、学生のコミュニケーション 能力と実技の応用力が高まった。 生活支援技術の授業・授業外に活用できる解 説付きのビデオを作成する。学生の自主練習 時に活用している。 介護福祉実習の実習要綱作成。学生、実習指 導者用。 介護福祉士教育内容の見直しにて、介護福祉 専攻のシラバスを作成する。 トラブル事例から学ぶ福祉・介護実習ワーク ブック。介護福祉士養成施設の実習担当教員 とそれらの実習施設現場指導者が日々実践を 振り返りつつ検討した事例の教科書。 3. 4. 教育上の能力に関する大学等の 評価 実務の経験を有する者について の特記事項 平成 15 年 2 月 28 日 平成 16 年 3 月 5 日 平成 17 年 3 月 4 日 平成 18 年 3 月 3 日 平成 20 年 2 月 29 日 平成 22 年 3 月 5 日 平成 23 年 3 月 4 日 平成 24 年 3 月 2 日 平成 25 年 2 月 28 日 平成 15 年~16 年 平成 16 年~ 平成 18 年~ 平成 18 年 6 月 平成 19 年 1 月 平成 19 年 6 月 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 2 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 7 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 6 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 5 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 2 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 7 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 6 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 4 日まで 介護福祉士国家試験実地試験委員 3 月 2 日まで 佐賀県上峰社会福祉協議会 訪問介護員 2 級 講座「介護概論」講師 佐賀県介護福祉士会 初任者研修「介護福祉 士の専門性と職業倫理・介護福祉士の法律と 関連する制度政策」講師 介護技術講習会主任指導者「介護過程の展 開・コミュニケーション技術」他 講師 佐賀女子短期大学オープンカレッジ 身になる介護福祉講座 「福祉制度論知って得する制度知識」 第 13 回日本介護福祉教育学会佐賀大会 第 3-3 分科会「教育方法」座長 佐賀女子短期大学オープンカレッジ 楽しみいろいろ生活講座「いきいき共に生きるには」3 講座 ① レクリエーションと健康づくり ② 家庭での介護の具体的工夫 ③ 食事介助と口腔ケア 佐賀県介護福祉士実習指導者講習会 平成 20 年~ 「介護の基本・実習指導者に対する期待」他 講師 平成 20 年 6 月 平成 20 年~24 年 平成 20 年~24 年 佐賀女子短期大学オープンカレッジ 介護予防講座「排泄のしくみと介護予防」 佐賀県介護労働安定センター介護研修基礎研修 「介護職の倫理と職務」講師 佐賀県介護実習普及センター福祉用具専門相談員 指定講習会「介護概論・ケアマネジメント概論」講師 平成 21 年~23 年 佐賀県歯科医師会立 佐賀県歯科衛生士専門学校 訪問介護員 2 級課程講座「介護概論・介護技術」講師 平成 21 年~24 年 佐賀県母子寡婦福祉連合会訪問介護員 2 級課程講座 平成 23 年 6 月 18 日 「介護技術」講師 公立学校共済組合佐賀県支部 平成 23 年度ライフプラン推進事業 「生活充実型講演会」すぐに役立つ介護基礎講座 講師 2 平成 23 年 8 月 1 日 平成 24 年 11 月 1 日 8 日 15 日 平成 24 年 11 月 10 日 平成 24 年 8 月 9 日 平成 24 年~25 年 第 21 回全国産業教育フェア鹿児島大会 「介護技術コンテスト」佐賀県内予選会審査委員 佐賀市保健福祉部高齢福祉課平成 24 年度生活・ 介護支援サポーター養成研修 講師 佐賀県高校生介護技術コンテスト 審査委員 佐賀県教育庁学校教育課 福祉系高等学校担当者教員研修 講師 中九州短期大学介護技術講習会主任指導者 「介護過程の展開・コミュニケーション技術」他 講師 平成 25 年~ 佐賀県母子寡婦福祉連合会 佐賀県介護職員初任者研修「生活支援技術」他 講師 平成 25 年~ 佐賀県在宅生活サポートセンター 福祉用具専門相談員指定講習会 「介護概論・ケアマネジメント概論」講師 平成 25 年~ 佐賀県介護労働安定センター実務者研修 「介護の基本」他 講師 平成 25 年~ 佐賀県麓刑務所 介護職員初任者研修 「介護の基本的考え方」講師 平成 26 年 1 月 佐賀女子短期大学オープンカレッジ いきいき健康づくり講座「ストレス解消とハンドケア」 平成 26 年 15 日 認定NPO法人日本セラビューティック・ケア協会 認定NPO法人認定記念~感謝の集いから シンポジウム「ストレス時代をしなやかに生きる~身 体とこころの結びつき」パネリスト 5. その他 平成 4 年 5 月 平成 4 年 12 月 平成 8 年 2 月 社会福祉従事者新任職員研修会修了 老人福祉施設指導者・寮母研修会修了 老人保健施設職員現任研修課程修了 職務上の実績に関する事項 1. 事 資格、免許 2. 特許等 項 年 月 日 平成 4 年 3 月 平成 7 年 3 月 平成 7 年 3 月 平成 7 年 3 月 平成 7 年 3 月 平成 10 年 12 月 平成 14 年 7 月 平成 16 年 3 月 平成 20 年 3 月 平成 21 年 10 月 平成 21 年 12 月 平成 26 年 1 月 3 概 要 介護福祉士 社会福祉主事(任用資格) 幼稚園教輸二種免許状 保育士 レクリエーションインストラクター 介護アテンドサービス士 セラピューティックケアサービス講習修了 介護技術講習会主任指導者養成講習修了 介護教員講習会修了 キャラバン・メイト養成研修修了 介護福祉士実習指導者講習会修了 リフトリーダー養成研修修了 3. 実務の経験を有する者について の特記事項 4. その他 研究業績等に関する事項 著書、学術論文等 単著、共著 発行又は発表の年 発行所、 発表雑誌等又は の名称 の別 月 発表学会等の名称 2003 年 株式会社 金芳堂 (著書) 1.国民福祉辞典 共著 12 月 10 日 概 要 1・2 収録見出し語数、約 3200 語。編集委 員 40 名、執筆者 206 名。学習・実務・ 各種国家試験対応。基礎知識から専門 2.国民福祉辞典 第2版 共著 2006 年 12 月 10 日 株式会社 金芳堂 的知識までわかりやすく解説。国民の 必携書として編まれたものである。 共著者:硯川眞旬 大谷久也 執筆者:206 名 3.トラブル事例 共著 2009 年 10 月 1 日 から学ぶ福 株式会社 みらい 3. トラブル事例から学ぶ福祉・介護実習 ワークブック。介護福祉士養成施設の 祉・介護実習 実習担当教員とそれらの実習施設現場 ワークブック 指導者が日々実践を振り返りつつ検討 した事例の教科書。 共著者:土永典明 柳澤利之 大谷久也 4.21 世紀の現代 社会用語辞典 共著 2013 年 3月30日 株式会社 学文社 4. 2211 項目を納めており、それを 186 名 で執筆。社会福祉の学習や実践に必要 な用語を数多く網羅し、新しい用語を 加え分かり易い解説がされている。 共著者:田畑洋一 門田光司 高木邦明 大谷久也 執筆者:他 180 名 4 (学術論文) 1. 介護福祉士 単著 2002 年 3月 の専門性と 西九州大学大学院 修士論文 生涯学習 1. 介護福祉士の資質と専門性および、そ れを保障していくための生涯教育の在 り方について考察。介護福祉士の生涯 教育に関する意識を導き出し生涯教育 の必要性を明らかにする。 大谷久也 2. 介護福祉士 共著 2008 年 7 月 20 日 の専門性と 学習意欲に 第 15 回日本介護福 祉教育学会発表論 文集 関する状況 2. 介護福祉士の現任者の職業意識と学習 意欲について調査し、介護福祉士現任 者が実際にどのようなことを思い考え て業務に取り組んでいるのか、その現 報告 状を明らかにする。 共著者:大谷久也 春口好介 3. 介護福祉士 共著 2009 年 3月6日 の専門性の 意識に関す 佐賀女子短期大学 研究紀要 43 集 29-30 る研究 3. 介護福祉士現任者が実際にどのような ことを思い、考えて業務に取り組んで いるのか、日本介護福祉士会が作成し た「介護福祉士の就労実態と専門性の 意識に関する調査」報告書を参考に検 討・考察を行う。 共著者:大谷久也 春口好介 4. 福祉系学生 共著 2009 年 3月6日 の就職調査 より「介護ば 佐賀女子短期大学 研究紀要 43 集 21-27 4. 若年層における「介護職ばなれ」は進 んでおり、福祉系大学等に進学した生 徒であっても、就職の進路として介護 なれ」を抑制 福祉業務以外の仕事を選択する学生も する方策を 増加しているとの声を多く聞く。 (財) 考える 介護労働安定センター佐賀県支部の佐 賀県内の福祉系大学等で卒業予定の学 生に対するアンケートの結果をもとに 介護職ばなれを抑止するための方策を 検討考察する。 共著者:大谷久也 春口好介 5. 身体拘束廃 止が及ぼす 精神的な影 響を考える 共著 2009 年 3月6日 佐賀女子短期大学 研究紀要 43 集 39-45 5. 認知症高齢者に対し安全確保を目的と した身体拘束を実施する施設が少なく ない。しかし、身体拘束を実施するこ とで興奮や不眠などの問題行動が悪化 ‐介護老人 するという先行研究もある。本研究で 保健施設で は、ケアの改善を試みて身体拘束を廃 の身体拘束 止に成功した老人保健施設の入所者を 廃止に向け 対象に、身体拘束実施中と廃止後の精 た取り組み 神症状の比較を行った。身体拘束実施 を通して‐ 時と比較し、イライラや興奮などが少 なくなり、転倒、転落などの事故も少 なくなった入所者が多く見られた 5 共著者:春口好介 大谷久也 6. 介護職のス 共著 2009 年 12 月 30 日 トレス要因 とストレス マネジメン トに関する 研究‐佐賀 県の離職率 介護福祉士№13 介護の学術専門誌 36-42 発行(社)日本介護福 祉士会 中央法規出版株式 会社 6. 介護職は離職率が高いことが指摘され ているが、佐賀県の介護職の離職率は 平成 19 年度で 12.1%で都道府県別で全 国最低水準である。本研究では、佐賀 県内の介護職と全国の介護職の意識調 査(主に職業性ストレス)の比較を行 い、佐賀県の介護職の離職率が低い理 がなぜ低い 由を考察した。職業性ストレス 34 項目 のか‐ 中 13 項目に有意差がみられ、佐賀県の 介護職のストレス強度が低く、また、 介護の仕事の感じ方は佐賀県の介護職 が肯定的に捉えているということが明 らかとなった。 共著者:春口好介 大谷久也 7. 介護職のス 共著 2009 年 10 月 31 日 トレスマネ 第 20 回全国介護老 人保健施設大会 7. (財)介護労働安定センターが全国の 介護職員 2729 名を対象に実施した平 ジメントに 成 19 年度介護施設雇用管理実態調査 関する研究 結果と、同調査項目を用いて老人保健 施設サンダイヤルが実施した平成 21 年介護職員 34 名の意識調査の結果よ り、介護職員のストレス要因と離職率 との関連を検討した。 共著者:春口晴美 春口好介 大谷久也 8. 介護職のス 共著 2010 年 3 月 15 日 トレス要因 第 7 回日本介護学会 予稿集 43-51 8. 佐賀県の介護職の離職率に関して平成 19 年度の(財)介護労働安定センター とストレス の調査では、12.1%で全国平均の約 マネジメン 50%であり、都道府県別にみても全国 トに関する で最低の数値である。佐賀県内の介護 研究 職が、どのような事柄にストレスを感 じているのかを明らかにし、離職率の 低減につながっている理由について 検討した。 共著者:春口好介 大谷久也 9.看護職におけ る化粧のイ メージ調査 共著 2010 年 3 月 15 日 佐賀女子短期大学 研究紀要 44 集 9-18 9. 化粧を行う効果として、日常生活に変 化を与え心と体に刺激となり、QOL を高めて生きがいとなることがあげら 年代別によ れる。しかしながら、化粧という行為 る比較 が医療や介護の妨げになっている。高 齢者や患者に化粧は無用である。化粧 を施すあるいは化粧を落とすという行 為は医療・介護スタッフの労働負荷を 6 高めるという意見もある。患者として の高齢者から様々な人々と直接かかわ る看護・介護職は化粧や身支度に関し てどのように考えているのかについて 質問紙調査を用いて分析を行い、化粧 療法の基礎的研究を行う。 共著者:大谷久也 杉本国子 堀川悦夫 10.介護放棄(ネ 共著 2010 年 3 月 15 日 グレクト)の 事例を通し 佐賀女子短期大学 研究紀要 44 集 19-29 10. 事例を通して、根強く残る嫁姑問題、 外部からは対応できない家族間の事例 を含んだ介護放棄、介護放任。事例を て介護支援 通して人間の最期まで、個人として尊 専門員の役 重され、その人らしく暮らすことがで 割を考える きるように支援するための、介護支援 専門員の役割について検討する。 共著者:大谷久也 廣谷さおり 大谷博也 春口好介 11.介護のストレ 共著 2010 年 3 月 15 日 スマネジメ ントに関す 佐賀女子短期大学 研究紀要 44 集 31-34 11. 介護職の 1 年間の全国的な離職率は平 成 19 年度で 24.0%と他の職種と比較し 高いことが指摘される。一般的に、高 る研究‐サ い離職率の背景要因の一つとして、雇 ンダイヤル 用関係や労働条件が未整備であること の離職率低 に加え、介護職特有の精神的・身体的 減の要因 ストレスがあると考えられる。老人保 健施設サンダイヤルは以前離職率は 2.8%台と全国平均に近い年もあった が、ここ数年労働条件や労働環境の改 善を試み、 平成20 年度の離職率は2.8% と低水準になった。そこで、介護職員 のストレス要因と離職率を低減するた めの方策を検討した。 共著者:春口好介 春口晴美 長尾秀美 大谷久也 堀川周一 12.地域在住高齢 者における 認知症への 共著 2010 年 3 月 15 日 佐賀女子短期大学 研究紀要 44 集 35-43 12. 2055 年には高齢化率が 40.5%となり、 国民の 2.5 人に 1 人が高齢者、4 人に 1 人が後期高齢者となる見込みである。 また、認知症患者の数も高齢者率の上 理解 昇と共に、2015 年には 250 万人、2025 年には 320 万人になると推計されてい る。しかし、その数介護保険における 要介護認定申請を元にしたデーターで あり、正確な患者数は把握されていな いのが実状である。したがって潜在的 7 にはまだまだ認知症患者者の数は増え るものと予測される。地域在住高齢者 に対し、認知症に関する知識や認識に ついて調査し得られたデーターより、 認知症に関する情報提供活動の在り方 について検討する。 共著者:大谷久也 床島絵美 春口好介 堀川悦夫 13.佐賀県介護職 共著 13. 佐賀県の介護職の離職率に関して平成 のストレス 2010 年 調査 10 月 31 日 自立支援介護学№4 96 19 年度の(財)介護労働安定センター の調査では 12.1%では全国平均で最低 の数値である。平成 21 年に実施した佐 賀県内に勤務する介護職に対し意識調 査を行った結果と介護労働安定センタ ーが平成 19 年に実施した介護施設雇 用管理実態調査結果報告書の全国の調 査結果と比較し、佐賀県の介護職の離 職率が低い理由について検討した。 共著者:春口好介 大谷久也 14.介護職におけ 共著 14. 介護職の心身の健康の実態と関連する るストレス 2012 年 と健康への 3 月 31 日 職場の心理社会的な要因を明らかにす 影響に関す 介護福祉士№17 介護の学術専門誌 48-54 る予備的研 発行(社)日本介護福祉 努力報酬不均衡モデルに基づく評価 究 士会 票、職業性ストレス簡昜調査票、アテ 中央法規出版株式会社 ネ不眠尺度を用いた自記式質問紙を使 る研究は、介護職の健康と人材を確保 していくために重要である。そこで、 用して 2 か所の介護施設に勤務する勤 労者を対象に調査と分析を行った 共著者:春口好介 大谷久也 15.高齢者に対 する美容の 心理的効果 ‐要介護高 齢者及び自 立生活高齢 者に及ぼす 効果‐ 共著 15. 高齢期に達した人々は、心身に多少の 2012 年 9 月 29 日 第 10 回日本介護学 会予稿集 120-121 障がいを持つことも多く、看護・介護 の分野において、要介護高齢者へのケ アとして化粧による日常生活ケアを導 入する施設も増えてきている。本研究 では、学生による美容施術が施設入所 高齢者及び自立生活高齢者に与える心 理的な効果について明らかにし、美容 行為が認知機能の低下の程度や自立度 の異なる高齢者の心身に、影響を与え るかについて検証し、セラピーとして の効果の事例を提示することを目的と する。 共著者:永柄真澄 春口好介 大谷久也 堀川悦夫 8 16. わが国の介護状況が介護者の 1/3 以上 16.要支援高齢 者に対す る試験的 モニタリ ング評価 表の開発 ‐その評 価表の信 頼性と妥 協性の検 証‐ が 70 歳以上という老老介護であるこ 2012 年 9 月 29 日 と、また深刻な認定介護世帯も存在す 第 10 回日本介護学 会予稿集 98-99 ることから、在宅生活を継続するため に必要不可欠な社会資源となってい る。そのため、在宅ケアサービスが利 用者のより良い生活支援に撃がってい るのかをケアマネジャーらによるモニ タリング評価によって、在宅ケアサー ビスの質の向上を図っていくことが要 支援高齢者の自立支援において重要視 されている。このような背景より本研 究の目的として、要支援高齢者の日常 生活の実際に即した効果的かつ効率的 に評価できる試験的モニタリング評価 票SМHを開発し、その信頼性及び妥 当性の検討を試みる。 共著者:井上高博 増田容子 山口善子 春口好介 大谷久也 (その他) 1.高齢者読本 編集 2009 年 E&I社会福祉研 究所発行 1. 「高齢者の新生活運動」元気のいい高 齢者が、趣味を活かした生活を行い。 アンチエイジング、抗加齢医学、加齢 による老化現象を食い止めるための提 言を紹介。 著者:大友功 編集:大谷久也 9
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