平成27年度 美術科 年間指導計画 (3年)

平成27年度 美術科 年間指導計画 (3年)
学
月
期
4
5
オリエンテーション
『美術、人と人とをつなぐ力』
1
美術科で学ぶことが社会の中でどのよう
美術が社会や生活に
な役割を果たしているかを実例(啓発・支
もたらす力に注目する
援・癒しと共感・伝承など教科書にあげた
ことができたか。
例)から学ぼう。
社会や生活の中で働
く美術の例を探し話し
合うことができたか。
○
○
「美術の力」について見
つけた例を持ち寄って
話し合い発表する。※
ワークシートの利用
1
インドで生まれた仏像
が、中国や朝鮮奈半
仏教的な背景が日本に伝来した歴史、時
島を経て日本に伝
代や作者による仏像の違いを理解し、鑑
わった歴史と、仏像の
賞を通してそれぞれに込められた思いを
造形の変化を興味を
想像して、よさや美しさを味わおう。
持って学習することが
できたか。
日本独特の表現の特
徴を感じるとともに、
時代による表現の変
化や作者の思いなど
に注目し、彫刻として
のよさや美しさを味わ
えたか。
○
○
感じ取ったことや特徴
からとらえたイメージな
どを発表する。※ワー
クシートの利用
自己・他者の作品を鑑
賞することで、多様な
表現方法の中に作者
の心情をとらえること
ができたか。
○ ○ ○ ○
鑑賞 日本美術史
「仏像」とは何か、その特徴
発想・構想の能力
創造的な技能
絵画
「絵手紙」
夏季休業の課題
言葉ではなく心に思ったことを絵に表現し
相手に伝えよう。
スケッチを通して感じ 形や色、質感をとらえ 材料や用具の生かし
たことを表現できた 構成を練ることができ 方を考え、工夫して表
か。
たか。
すことができたか。
木彫・レリーフ
「手鏡」
木材のもつ味わいや特性を生かした作品
作りをしよう。道具(彫刻刀)を安全に使用
し、その主題に応じた様々な彫り方がで
きるようになろう。自己や他者の作品を鑑
賞(用と美について)することを通して、より
質の高い作品制作に生かそう。
11
9
12
11
2
関心・意欲・態度
想像をふくらませてイ
メージを作り出すこと
に関心をもつことがで
きたか。発想から完成
に至るまで計画的に
制作を行うことができ
たか。
7
12
学習目標
主題を基にして構成や組み合わせを工
夫して、独自のイメージを表現しよう。多
様な表現方法や材料の性質を理解し創
造的に表現しよう。用具の使い方を工夫
して効果的で美しい表現をしよう。
自己・他者の造形表現を鑑賞し、そのよ
さを感じ取れるようにしよう。
絵画
「スクラッチ絵皿」
10
評価計画
時配
数当
6
2
観点別評価規準
単元
学習内容
1
8
府中市立府中第四中学校
鑑賞
「ルネサンスの巨匠」
絵画
『自画像、今を生きるあなた
へ』
1
9
3
配当時数計
35
彫刻刀の技法と木材
の特性に関心をもち、
自分の好きなデザイン
を考え意欲的に制作
することができたか。
自分にとって描きたい
と強く感じるものが何
かを考え見つけ、構想
することができたか。
彫刻刀の技法と木材
の特性を理解し木彫
レリーフにふさわしい
構成を考えることがで
きたか。
材料の性質を理解し
た造形表現をすること
ができたか。スクラッ
チのタッチなど表現に
創意工夫がみられた
か。
彫刻刀の技法を習得
し、木材の特性とデザ
インを生かした彫りを
表現することができた
か。
造形的よさや美しさ、
西洋美術史におけるルネサンスの意味 作者の心情や意図と
合いと、そこに携わった三人の巨匠の生 創造的な表現の工夫
き様や作品(技法)を理解しよう。
などを感じ取ることが
できたか。
様々な自画像の作例を鑑賞し、作者が自
画像に込めて表現しようとした心情を想
像しながら共感的に味わおう。自分の心
の中が表現できるような自画像の構想を
アイデアスケッチを手がかりに考えよう。
材料や表現方法を選択して、自分の心の
肖像を自画像で表現しよう。
自分の気持ちを見つ
め、作品に表すことに
関心をもつことができ
たか。作者が作品に
込めた気持ちを意図
的に読みとろうとした
か。
今を生きる自分や将
来なりたい自分を基に
発想を広げることがで
きたか。アイデアス
ケッチを基に、描きた
い心の肖像の構想を
決定し、まとめること
ができたか。
ふさわしい表現方法
や材料を選択し、工夫
して表現することがで
きたか。アイデアス
ケッチを基に自分の心
の内面を表現した自
画像の発想や構想を
整理し表現することが
できたか。
鑑賞
自他の作品を鑑賞し
て、木彫の特徴を理解
した上で作品のよさを
見つけ、味わうことが
できたか。
関 発 創 鑑
心 構 技 賞
言語活動
○ ○ ○ ○
感じ取ったことや特徴
からとらえたイメージな
どを発表しあう。※自己
評価カードの利用
それぞれの作品が生
まれた時代的、社会
的背景に目を向けな
がら鑑賞し、作品のよ
さや美しさを味わうこと
ができたか。
○
○
感じ取ったことや特徴
からとらえたイメージな
どを話し合わせる。※
ワークシートの利用
作品と言葉をあわせ
て鑑賞し、感じあった
ことを話し合うことがで
きた。 自画像を心の
肖像画として表現する
ための工夫や、表現
のよさや美しさに気づ
くことができたか。
○ ○ ○ ○
感じ取ったことや特徴
からとらえたイメージな
どを話し合わせる。※
自己評価カードの利用
[観点別における評価項目] 美術への興味・関心・意欲
発想や構想の能力
創造的な技能
鑑賞の能力
創造活動の喜びを味わい、表現や鑑賞の能力を身につけるために主体的に学習にとり組もうとする。
【主な評価場面】 制作実習への取り組み内容 ・鑑賞時の態度 ・ワークシートなどの内容 自己評価カードの内容
感性や想像力を働かせて、感じ取ったことや考えたこと、目的や機能などを基に豊かに発想し、形や色彩の構想などを工夫し、心豊
かな表現の構想を練っている。
【主な評価場面】 実技作品(アイデアスケッチ・下絵・本作品)
感性や造形感覚を働かせて、形や色彩などの表し方を身につけ、意図に応じて材料や用具を生かしたり、制作の順序を考えたりし、
創意工夫して表している。
【主な評価場面】 実技作品(下絵・本作品)
感性や想像力を働かせて、造形的なよさや美しさ、作者の心情や意図と表現の工夫、生活の中の美術の働きなどを感じ取り見方を
広げたり、美術文化の特性やよさに気づいたりしている。
【主な評価場面】定期テストの内容 ・鑑賞カード、鑑賞ワークシートなどの内容
[評価の基準] 各学期、学習目標についての結果を以下の基準で評価する。
1,観点別評価 以下の評価材料に対して各観点の評価基準に照らして、その達成率を得点化し達成率を出す。
A 達成率80%以上 B 達成率50%以上 C 達成率50%未満
2,各学期及び各学年の評定 上記観点別評価の合計を出し、その最高得点の達成率によって到達度を出す。
5 →到達度90%以上 4 →到達度80%以上 3 →到達度50%以上
2 →到達度20%以上
1 →到達度20%未満