教科名 国語 科目名 古典 単位数 4 学年・学級 3年次 文系クラス 担 当 科目の (1) (2) 古典に描かれた人々の生き方に触れ、その心を理解する。 目 (3) 古典に対する関心を深め、生涯学習の基礎を培う。 標 塩 谷 哲 士 小 倉 一 幸 五 味 世 津 日本の文学の基となる古典(古文・漢文)を日本人必須の教養として学習する。 教 科 書 三省堂『高等学校 古典 B 古文編』 三省堂『高等学校 古典 B 古文編 学習課題ノート』 副教材等 三省堂『高等学校 古典 B 漢文編』 三省堂『高等学校 古典 B 漢文編 学習課題ノート』 1 2 子 学習の目標 (1) 古典作品を的確に読解するために、言語事項の理解を確かなものにする。 (2) 古典作品に表れた思想や感情を理解する。 (3) 古典の優れた文章表現を味わい、鑑賞する態度を養う。 (4) 問題演習を行い、問題解決能力を養う。 学習内容と進め方 (1) 古典作品の読解を、講義形式を中心に、演習形式も取り入れて学習する。目的に応じ、調べ学習や レポート作成等も実施する予定である。 (2) 3 基礎事項の定着をはかり、授業中にも小テストを実施する。 学習の留意点 (1) (2) 授業においては常に自ら考えようとする姿勢を持ち、疑問点については積極的に質問すること。 必ず予習をしてから授業に臨むこと。その際、文章を正確に読解するために、語句の意味や用法 について、辞書を積極的に活用すること。 4 (3) 復習によって知識を定着させること。 (4) 課題は、必ず期限を守って提出すること。 評価の方法 (1) 評価は、考査・小テストの結果や、授業への取り組み状況、発言の積極性、課題の提出状況等を もとに、「知識・理解」「関心・意欲・態度」等の観点から総合的に行う。 5 授業計画 月 領 域 4 古 文 単 元 ・ ・源氏物語 考 査 等 「北山の垣間見」 時間 10 学習内容 ・主語のありかを明確にしな ・主語を補うことができたか。 がら読む。 ・敬語の種類、方向などを明 らかにしながら読む。 ・大鏡 「雲林院の菩提講」 6 5 評価の観点(基準) ・敬語について理解できている か。 ・助動詞は理解できているか。 ・ 「大鏡」の基本構造を理解す ・「大鏡」の文学史上の位置、 る。 作品の構造を理解できたか。 ・助動詞、敬語などに気をつ ・助動詞の意味を掴んだ上で口 けて口語訳をする。 漢 文 ・ 「三国志」の世界 10 「三往、乃見」「進遇於赤壁」 ・漢文の訓読法を理解し、白 ・「三国志」のあらすじを理解 文から訓読できるようにす 6 語訳ができたか。 る。 ・ 「三国志」の概要を知る。 できたか。 ・漢文の句形、重要語彙を使う ことができたか。 (第一回定期考査) 古 文 7 10 ・枕草子 「宮に初めて参りたるころ」 ・朝廷生活、古典常識につい ・朝廷文化、生活について、イ て理解する。 「大納言殿参り給ひて」 メージすることができたか。 ・助動詞、敬語、主語などに ・文法事項を踏まえた口語訳が 留意しながら、自力で口語 8 できたか。 訳する。 漢 文 ・文章 「漁父辞」 10 「春夜宴桃李園序」 ・句形、重要漢字が身につい ・漢文の基本を身につけること ているか確認する。 「愛蓮説」「送薛存義之任序」 ができたか。 ・白文から訓読ができるよう ・自力で白文を訓読し、口語訳 にする。 できたか。 ・短い文章の口語訳ができる ようにする。 (第二回定期考査) 古 文 9 15 ・蜻蛉日記 「うつろひたる菊」 ・不明確な部分を的確な類推 和泉式部日記 で補う力を育てる。 「夢よりもはかなき世の中」 更級日記 10 漢 文 ・小説 ・初読で概要を理解できる。 ・文学史上の位置、時代背景、 「源氏の五十余巻」 「人面桃花」 ・初読の読解が正確なものにで きたか。 ・当時の生活環境や筆者の心情 をイメージできたか。 日記の概要を知る。 6 ・初読で概要を理解できる。 ・不明確な部分を的確な類推 ・初読の読解が正確なものにで きたか。 で補う力を育てる。 古 文 ・源氏物語 ・大鏡 「廃院の怪」 8 「東風吹かば」 ・著名な作品を読んで、当時 ・当時の人々の価値観や世界の の社会の一般的なものの考 え方に触れる。 11 (第三回定期考査) 問題演習 20 構造をイメージできたか。
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