竹村 太陽 20150705 キューポラ大会 小学 3 年初級クラス 2 戦 1 勝 1

竹村 太陽
取る
取られる
2
2
一本
20150705 キューポラ大会 小学 3 年初級クラス
2 戦 1 勝 1 敗 2 回戦敗退
技有り
減点
注意
警告
1 回戦
対 福島 悠太選手(さいたま見沼)
序盤
本戦1-1引き分け
中盤
終盤
先手狙うも、焦り外れる 常に主導権取るも決手無し 右上段危ない、決手に欠く
0
30 秒
突き 24(70%) 蹴り 10(30%)
姿勢保持率
90%
ガード保持率
80%
①8 秒 先手を右横蹴りで取りにいくも
焦り過ぎ。距離が全くあっていない。
②10 秒 左右突き→右上段を出す。この
展開と選択は凄く良い。また構えの位置も
十分に出来ている。
③15 秒 相手の蹴りを右横で止めてい
る。偶然かもしれないが次に繋がる技。
④20 秒 左右突き→右蹴り。この流れが
得意。ここにいかに肉付けしていけるかが
今後の大きな課題だろう。
⑤30 秒 右下段が良い角度で入る。打ち
合い時には下から崩す事を徹底したい。
⑥34 秒~44 秒 この間に2㍍相手を下げ
ている展開。このあたりでポイントを取れ
る技が欲しい。回し蹴り中心ではなく、接
近戦で横蹴り、前蹴りを出して行きたい。
60 秒
突き 10(62%)
有効打率
50%
蹴り 6(38%)
防御率
40%
90 秒
突き 18(70%)
蹴り 8(30%)
主導率
65%
①54 秒 縦で入る。この技を打ち合い時
に出す事が目標。
②1 分 3 秒 この右上段は取っても良かっ
たのではないか。審判が厳しい。
③1 分 14 秒 再開後、右縦で入る。この
蹴りも勢いをつけて軸足をスライドさせ
て蹴る事で相手に脅威を与える事が出来
るのだが、現状では届いていない。この点
を改良して相手に届き、さらに脅威となる
技まで進化させたい。この場面では相手と
の距離が 1 ㍍開いているので、あと 25 ㌢
は足を詰める事で、10 ㌢は軸足を返して
蹴り足を延ばす事で技を完成させたい。
④1 分 16 秒 相手に少し押し込まれたが、
負けずに押し返す。このあたりは「試合」
を理解している印象を感じる。
サプライズ率
0%
①1 分 21 秒 相手の右上段が危ない。こ
の場面でも捌きが出来ていないのが大き
な問題。確実に捌くようにしたい。
②1 分 22 秒 自分から仕掛けていく行為
自体は素晴らしい。あとのこの縦のレベル
アップの問題になる。
「縦で入って(取れたらOK)→突きで崩
して→蹴りを決める」という組手の方程式
が行えていないのが今般的な問題か。この
場面でも突きまでに間が空いているのが
良く分かる。入ったら、すぐさま(0.3 秒
ほどで)突き攻撃を展開できるようにした
い。でなければ「入る」効果は半減する。
③1 分 25 秒 突きを左右で出しているよ
うな感じだが実際に出しているのは右だ
けか。これは修正したい。37 秒までの間
にラッシュ攻撃を仕掛けられないのも課
題。これも徹底して行きたい。
延長戦 延長 1 回合わせ一本勝ち(技有×2)
序盤
中盤
終盤
先手取る意思あるも技が 狙える瞬間多いも突けない 終盤に技有 2 本で初一本勝
0
30 秒
突き 18(62%) 蹴り 11(38%)
姿勢保持率
90%
ガード保持率
80%
①2 分 1 秒 本戦から変わらず先手取りに行く。
②2 分 4 秒 左右突き→右上段不十分。得意の
右上段の技レベルも多いに向上させなければい
けないな。また動きが遅い事も課題になる。小
さな身体で勝ち上がるには「スピードが他より
倍」で当たり前。この点に対しては自覚する事。
③2 分 8 秒 仕掛けているが、左右突き→右回
し蹴りのみの展開。大会前には「しつこく」攻
撃を行う稽古を延々と繰り返したはず。その「し
つこさ」が全くなく、単に突き→右蹴りだけの
組手を行っている。これでは良い組手試合は到
底できない。技術ではなく考え方が選手脳では
ないのであろう。
「頑張る」は入口の問題。
④2 分 10 秒 相手の右回し蹴りを捌けていな
い。自分の攻撃を当てる事にしか意識がなく防
御意識がない事が大きな問題。それだけ緊張や
プレッシャーがあったのは理解できるが、強く
なりたいのであれば「攻防」は行って両輪。両
方出来て初めて、勝負出来る力量になる事を自
覚する事。
60 秒
突き 15(69%)
有効打率
65%
蹴り 7(31%)
防御率
60%
①2 分 12 秒 この瞬間などは、まさに縦でポイ
ントを狙う瞬間だが、回し蹴り。距離もあって
ないし、そもそもポイント狙いの技ではない。
②2 分 20 秒 左右真っ直ぐの突きだけではな
く、左下突きをマスターする事も必要だろう。
特にこの場面で左下突きを連打出来れば、かな
り効果的ではなかったか。
③2 分 23 秒 相手に前進ステップの距離を読ま
れて簡単に下段を避けられる。いつも同じ速度、
同じ入り方、同じ距離だからこその読まれ方。
相手が上手なのではなく太陽が下手。
④2 分 25 秒 左上段が惜しい。相手の返しを受
けて(捌けていない)、右上を返す。軽くかすめ
ているが「浅い」との判定か。
⑤2 分 33 秒 この右蹴りの蹴るタイミングは今
後の大きな材料になるだろう。太陽はリーチが
短いので自分からではなく、相手に攻撃させ、
隙を狙っての一撃組手が合っているのではない
か。特にこの場面の「突きの終わり際」を徹底
的に狙う組手スタイルが有効なのではないか。
90 秒
突き 13(60%)
主導率
70%
蹴り 9(40%)
サプライズ率
0%
①2 分 33 秒 この右蹴りの蹴るタイミングは今
後の大きな材料になるだろう。太陽はリーチが
短いので自分から上を仕掛けていくのではな
く、相手に攻撃させ、隙を狙っての一撃組手が
合っているのではないか。特にこの場面の「突
きの終わり際」を徹底的に狙う組手スタイルが
有効なのではないか。
②2 分 43 秒 相変わらず空振り
③2 分 49 秒 左前蹴りを出す。
④3 分 14 秒~16 秒 この間こそ自分からしつ
こく突きを打っていかなければならない場面だ
が、打たれてからの応戦になる。この攻撃出来
る瞬間に、いかに素早く行動するかの能力を上
げて行きたい。
⑤3 分 18 秒 当たっているが・・・
問題は、太陽が止まる点。ここは追撃を確実に
行わなければいけない場面。
⑥3 分 25 秒~27 秒 この場面を 10 回以上は見
る事。
「縦→突きで崩して→蹴り」を見事に実践
している瞬間。再現性を高める事が非常に大切。
2 回戦
対 川越 仁 選手(さいたま中央) 本戦合わせ一本負け
序盤
中盤
終盤
技レベルが違った実感を
0
30 秒
突き(%)
姿勢保持率
90%
蹴り2(%)
ガード保持率
80%
有効打率
0%
防御率
0%
主導率
0%
サプライズ率
0%
①9 秒 緒戦から変わらない技。相手にも
簡単に見切られている。
相手の返し技 右前蹴りを簡単にもらう。
攻撃時に防御の意識がなくなってしまう
事が明確に表れている場面。
が、反面に収穫もある。
この場面を自分が行う事。これは太陽向け
の戦い方になるであろう。まさに 1 回戦中
盤⑤の戦い方。これはそっくりそのまま取
り入れて行きたい。
②25 秒 同様の右上段前蹴りでポイント
を取られる。
総評 「一本勝ち」に始まり、
「一本負け」に終わった今大会。
1 回戦 延長中盤⑤この右蹴りの蹴るタイミングは今後の大きな材料になるだろう。
太陽はリーチが短いので自分から上を仕掛けていくのではなく、相手に攻撃させ、
隙を狙っての一撃組手が合っているのではないか。特にこの場面の「突きの終わり
際」を徹底的に狙う組手スタイルが有効なのではないか。
攻撃面
防御面
①横蹴りの完成度を高める。
①相手の蹴り技を防御出来ていない場面
現状では届いていない出会いの横蹴り。 が目立つ。特に中段蹴りと上段蹴りに対
この点を改良して相手に届き、さらに脅 する防御がないので、この部分は徹底し
威となる技まで進化させたい。この場面 て稽古する事。
では相手との距離が 1 ㍍開いているの 防御の基本稽古を通して徹底反復を行っ
で、あと 25 ㌢は足を詰める事で、10 ㌢ ていく事。1 日に 10 分以上は防御稽古す
は軸足を返して蹴り足を延ばす事で技を る事を徹底しなければならない。
完成させたい。前屈蹴りの徹底反復!
*防御基本稽古はWEB研にUPする
②ラッシュ攻撃をマスターする。
最後の 10 秒ほどを猛烈なラッシュ攻撃
を仕掛ける事で自分の優勢を猛アピール
し、無駄な延長戦を繰り返さないように
する事が目的。試合展開のピークを作る
という認識を深める事も出来る。
③左下突きの習得と、連携技の稽古
現状の真っ直ぐ突きに足す技として左下
突きを挙げたい。
a.左下突きを徹底反復
b.左右→左下突き→右蹴りという連携を
徹底反復したい。