取る 三原 元希 20150503 全日本青少年大会中学1年重量級 2戦1勝1敗 2 回戦敗退 取られる 一本 1 技有り 2 減点 注意 警告 1 回戦 対 松岡 勇祐選手(士衛塾・山梨) 本戦 4-0 判定勝ち 序盤 中盤 終盤 先手取るも中途半端な技 突き→下段に繋ぐも縦なし 圧力正面で受け下がる展開 0 30 秒 突き 19(61%) 蹴り 12(39%) 姿勢保持率 70% ガード保持率 65% ①18 秒 右縦を中途半端な形で→左下段 も半端→突きを打ちたいのだろうが、押し ているだけ。自分から積極的に行きたい気 持ちは感じるが全て雑な技と動き。これを 続けていくほど実力は落ちていく事を自 覚しなければならない。 ②23 秒 相手の蹴りをバックステップで 躱すのは良いのだが、自分の蹴りも空振 り。相手は左足を5㎝ほど下げただけの動 き。これは避ける動作の未熟さだろう。避 けるだけではなく、すかさず自分の攻撃起 点にするためにはギリギリ間合いで攻防 する必要がある。気を付けたい。 ③33 秒 この場面の動きを②でも行いた かった。 ④39 秒 この場面を静止画で見て欲し い。この動きを行ってはいけない。間違い なく動けない体勢を自分で作っている事 に大きな問題がある。これではいけない。 2 回戦 60 秒 突き 22(69%) 有効打率 75% 蹴り 10(31%) 防御率 55% ①41 秒 左下段回し蹴りを蹴っている が、蹴り方を修正したい。下段を大きく外 から振り回す傾向があり、上手くヒットし ない場面が目立つ。もう少し膝をたたんで 小さく振って行きたい。左下段を修正。 ②42~47 秒 この間の突きは良い。しっ かりと相手に威力が伝わっているのが分 かる。が、下段に繋ぐ際で体勢を崩してい るのが大きな課題。①に挙げたクセが体勢 を崩し、後に「下げられる」因子になって いるのだろう。49 秒の蹴りも同様。1分 2秒、6秒の蹴りも同様に振り回す。そも そも縦が「ない」事が問題。回し蹴り中心 では動作が大きくなり隙が生じる。そこを 相手に狙われてしまうので回し蹴り系の 比率を下げて行きたい。本番になると自分 の出しやすい技を出してしまうものだが、 そこを意識的に行わなければ絶対に変わ れない。 90 秒 突き 22(76%) 主導率 60% 蹴り 7(24%) サプライズ率 0% ①1 分 15 秒~ この時間帯の動作を見て いると相手の技、圧力を正面から受け止め ているのかもしれないという印象を受け る。半身を作って、圧力や威力をもう少し 身体で受け流すように出来れば戦い方も 変わってくるのではないか。相手と比較し て見ると、ゲンキの方がより消耗している 印象を受ける。この点は要研究だろう。 ②1 分 26 秒 後ろ回し蹴りを出す。が、 効果、意味はなかった。その後の展開も変 わらないし、当てに行く蹴りでもなかっ た。技レベルが低い事、タイミングが悪い 事、展開を作る動きが技の後に伴わなかっ た事。この 3 点を自分なりに考えて欲し い。 ③1 分 30 秒~ 最後の攻防。相手が左足 を崩して上段に繋ごうとしているのは気 が付いていたのか。払いに対しての警戒も 必要。 対 柳 真志選手(武蹴会館) 本戦合わせ一本負け 序盤 実力差があり太刀打不可 0 30 秒 突き 3(50%) 蹴り 3(50%) 姿勢保持率 40% ガード保持率 40% ①29 秒 先手を取られる。右上段前 蹴りで吹っ飛ばされる。この蹴り方は 研究材料に良い。 ②41 秒 右下段回し蹴りで入ってし まう。これではなく縦で入りたい。こ の場面を見ても相手とは相当にリー チ差があったのが分かる。 ③43 秒 相手もさすが。三原が接近 する所を逃さず膝を合わせてくる。強 い相手だ。 ④54 秒 再開後、少し気持ちで引い てしまったか下がる。左蹴りで「技有 り判定」だが、残念な場面。 有効打率 5% 防御率 0% 主導率 0% サプライズ率 0% 総評 1 回戦から集中して勝ちに行く これが今大会の1つのテーマであった。この点に関しては良く頑張って実現してく れたと評価して良いと考えています。 2 回戦では実力差があり過ぎて、何もさせてもらえなかった感が非常にあるが、次回 の対戦に備えて仮想敵としてマーカーしておくのが良いだろう。 攻撃面 ①1 回戦 序盤にあるように中途半端な 技が目立つ。 「入るかな~?」と疑心から、このよう な動きになる場合が多いのだが、どのよ うな心境であったのか。考えてみよう。 戦いの場において、悩むのは厳禁。思考 停止が身体動作に及ぼす影響は計り知れ ない。 「迷いがない技、動き」を実現する ためには稽古量、稽古の質、心理面の稽 古を行う必要があるだろう。 この部分については、懇親会で説明をし たいと思います。 ②雑な技が多い。 突きの打ち方、下段回し蹴りの蹴り方が 防御面 ①攻撃が好きなんだろうが、防御にも注 意を割いて欲しい。 前蹴り、膝蹴りも捌く事が出来ていれば 展開も変わったかもしれない。 稽古では出来ているが、本番になると出 来ないのは稽古に対する心構えの問題か もしれない。稽古のための稽古にはなら ず、試合の為の稽古を行えるよう思考回 路を整えたい。
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