三原 元希 20150607 埼玉県大会(中学 1 年重量級クラス) 1 回戦敗退

取る
三原 元希
取られる
一本
20150607 埼玉県大会(中学 1 年重量級クラス)
1 回戦敗退
技有り
減点
注意
警告
1 回戦
対
谷口
凛選手(埼玉県北) 本戦 0-5 判定負け
序盤
中盤
体格差大きく、圧力強し
0
終盤
圧力を受けて回る展開を 相手の長所を削げずに苦戦
30 秒
突き 27(73%) 蹴り 10(27%)
姿勢保持率
75%
60 秒
突き 18(64%)
有効打率
40%
ガード保持率
70%
蹴り 10(36%)
防御率
65%
①~1 分 1 秒あたりまで 相手の手数
と同数程度の技。これでは互いに打ち
合いになり、手数で同数なら体力の高
い方が優勢になるのは当たり前の展
開になってしまう。接近した時ほど激
しく手数を上げて、具体的には相手の
1.5~2 倍程度。この打ち合いで互角程
度の展開になるだろう。ここからサイ
ド展開をして相手の勢い、ペースを乱
して勝機を見出していく形が望まし
い。
44 秒、46 秒、48 秒、52 秒、55 秒、
57 秒に下段回し蹴りを出しているが
全てが大振りになっているのも問題。
大振りは大きい選手が行うべきもの
で小さい人間が行うのは良くない。上
記の間、計 6 回蹴りを出しているが
ほぼ等間隔(2~4 秒に一度)での蹴
りなので対応しやすい事も挙げられ
る。大振り&リズム固定がこの場面の
ミスだろう。
①14 秒 あれほどダメだと言ってい
る下段から入る。ただ、これほど体格
差があれば、どうして良いか分からな
くなるのも無理はないだろう。
②15 秒~23 秒 この間に相手に詰め
られて動きを止められた状態になり
圧力を受ける。ここまでの体草がある
相手に対して回り込みを行うために
は一旦、圧力をかけてから回り込みた
い。言うほど簡単ではないが技術とし
て覚えておこう。
③24 秒 相手の左中段回し蹴りを捌
いて、突き→下段回し蹴に繋ぐ。この
展開を如何に作る事が出来るかがポ
イント。
④~35 秒まで ここまでの展開を見
ているとサイド展開を行っているが、
相手の圧力を受けて、または受けなが
らサイド展開しているのが分かる。こ
れを瞬間的に止めて→サイドという
形に変えていく必要がある。
90 秒
突き 25(74%)
蹴り 9(26%)
主導率
25%
サプライズ率
0%
①1 分 7 秒 右縦で入る。この入り方は良
い。軸足もしっかりと返り、蹴りが伸びて
いる。が距離が合っていないので効果的で
はなかった。静止画で見ると単純に足の長
さが違うので、よーいドンで蹴ったら確実
に相手の技が届く。この間合いをどのよう
にしたら攻略でき、なおかつ自分が優勢に
戦えるようになるのか、しっかりと考える
必要があるだろう。この場面の失敗は自分
より大きな相手、手足の長い相手
にも関わらず大きな間合いで技を出した
事。基本は中盤①にあるように懐に入って
相手の倍を打ちながら相手ペースを崩す
事。最後まで押し込まれる流れを崩す事が
出来なかったが、もう少し上段を蹴る事が
出来れば相手の勢いを削ぐ事が出来るだ
ろう。危ない上段がないので躊躇なく前に
出てこれる展開を自分で作ってしまった
と言い換えても良いだろう。自分の身体の
柔らかさをもっと活かして良いのではな
いか。
・勢いにのせない=相手が警戒する
総評
(勢いにのせないだけの危険な技がない
と難しい。
)
・勢いを止める技、動き
自分
ギャップ
相手
相手の体力や大きな技を封じるための流
れや、防御技術
・相手の倍の手数、技の多彩さ
どのようにして埋めるか
スピード勝負を重視する事
・単調な攻撃リズムを多彩にする
上記をどのように行うかが今後の大きな課題。
体力をつけなければ勝負の線上にも立てない事は認識して欲しい。ただ、それだけだと体力勝負になるので、そ
の上で自分の特性を見つけて勝機を見出して行きたい。