馬場 取る 悠史 取られる 一本 20150607 埼玉県大会(小学 4 年上級クラス) 1 戦 1 敗 緒戦敗退 技有り 減点 注意 警告 1 回戦 対 定野遼介(さいたま中央) 本戦 1-1 引き分け 序盤 中盤 終盤 最初から勝利意欲が低い 頑張って応戦も、目的なし 勝機あるも勝とうとせず 0 30 秒 突き 23(66%) 蹴り 12(34%) 姿勢保持率 65% ガード保持率 55% ①9 秒 いきなり危ない。縦に対して回し 蹴りで対応しようとした事が大きなミス。 ポイントを取られなかったから良かった が、非常に危ない場面。 よ~いドンの同時攻撃は出来るだけ避け たい。 ②~18 秒 このあたりは以前からの課題 であるバタつきが未だに残っている形に なる。これは自信のなさの裏返しでもある ので難しい。下段突きは良かった。 ③21 秒 右縦を捌けていない。 ④22 秒~34 秒 序盤の打ちあいで若干優 勢ペースを作るも、引いてしまう。12 秒 の頑張りで体力がなくなってしまったの か、たんにビビっているのかを聞きたい。 試合展開を考えての動きではない事は確 かなので、これはどちらにせよ課題点。 延長戦 60 秒 突き 19(66%) 蹴り 10(34%) 有効打率 35% 90 秒 突き 22(73%) 防御率 25% 蹴り 8(27%) 主導率 49% ①32 秒~33 秒の右蹴り2連打も蹴りでは なく、単なる足あげ動作に留まる。こんな 技を教えているつもりはない。 ②35 秒 右下突き 3 連打。左をなぜ使わ ない?なぜ下突きだけになる? ③38 秒のような逃げる動作になるのはな ぜだ? ④40 秒の蹴りで本当にポイントを取れる と考えているのか? ⑤43 秒 自分から仕掛けないが、相手が 接近してくると②の動きを激しく行い蹴 りに繋ぐが、この「瞬間、瞬間」をやり過 ごそうとしているだけで、「試合に勝つ」 という目標設定した上での行動ではない のではないか? ⑥58 秒 この動きが心を象徴している。 ⑦1 分 両手で相手の蹴りに対処しよう としている。必ず修正する事。 ⑧~1 分 4 秒 本人に聞いたら 「この場面」 のように頑張っていると答えるのだろう。 ただね、頑張るだけじゃダメなんだよ。 サプライズ率 0% ①再開後 1 分 17 秒 回し蹴りから入る。 必ず縦から入る事を心がける事。回し蹴り だと動作が大きくなる傾向が強いので効 果を発揮しない事が多い。ユウシの蹴り方 だとなおさら相手に読まれる動きになる。 ②1 分 18 秒 相手の右前蹴りを両手で捌 いている。修正する事。 ③1 分 21 秒~24 秒 一生懸命に頑張って はいるだろう。が、右突きのみになり左も 出なければ、蹴りも出ない。そのあげく自 分で後ろに下がる。この動きでは試合目標 「勝利」には間違いなく至らない。なぜこ のような組手になってしまうのか。 突き詰めたら「勝利」という目標より、 「そ の場その場をしのぐ」事のみに頑張ってい るのだろう。この考え方をしている限り成 長は見込めない。 1 分 27 秒のような良い1,2突きや膝蹴 りもありながら、自分の考え方で負けてい る事に気が付くべきではなかろうか。 0-4 判定負け 序盤 中盤 終盤 本戦から変わらず応戦に 意欲ない試合展開を繰返す 0 30 秒 試合チェックシートを拝見して、馬場さんの試 60 秒 合前に考えていた「負けたら、どうやって慰め 90 秒 よう」との考え方は、空手試合には適さないの で、ポジティブな言葉で送り出してあげて下さ 突き 15(58%) 蹴り 10(42%) 姿勢保持率 % ガード保持率 % ①2 分 12 秒 再開後の相手の仕掛けを待 って応戦から入る。この組手スタイルは修 正したい。 ②2 分 15 秒、16 秒 膝蹴り、下段蹴りな ど技があるのにも関わらず、自分から出せ ていけない弱さを克服したい。 ③2 分 17 秒 技有りと判定されてもおか しくない場面。応戦しか頭にないのであろ う。 ④2 分 23 秒~31 秒 この間、何を行って いるのか。時間を潰しているだけなのか、 逃げているのか、それとも別の目的がある のか。聞いてみたい。 突き 17(65%) 有効打率 % 蹴り 9(35%) 防御率 % ①2 分 32 秒~34 秒 この間の技も全 く効果がない。中盤②~④を繰り返し ているだけで本当に勝つ意欲を持っ て試合に臨んでいるのかどうか。 ②2 分 38 秒~40 秒 上記同様。さら にこの場面では上段を蹴られそうに なっている。何とか突きを返すも、後 に下がる。何のために試合場に上がっ ているのか全く分からない。48 秒で は応戦を頑張る。その瞬間瞬間だけ 「負けない事」を行っているだけで試 合を勝つ事に対しては意欲を持って いないのであろう。 突き 18(67%) い。 主導率 % 蹴り 9(33%) サプライズ率 % このあたりは同じことの繰り返しな ので、試合を見る意味がない。 総評 上級クラスへのデビュー戦。相当に緊張したと思うが良く頑張ったと思います。 頑張ったというのは「緊張した中でも良く参戦した」事に対しての頑張ったであり、 試合内容、試合に対する意欲については頑張ってはいません。 確かに瞬間瞬間の応戦に対しては「頑張って」います。が、試合の際する目標は「勝 利」する事であるはずです。その目標を度外視している試合展開、内容には苦言を 呈するしかありません。 目標に向かって「頑張る」べきであり、所どころ頑張っても意味はありません。 今回の試合から得る物はあったのでしょうか? この試合を見ていると 試合(大会)は早く終わらせた、でも「完敗は自尊心からしたくない」。だから善戦 し、惜敗と言われる程度の内容で良い。あわよくば勝てたらラッキー というメッセージが伝わってくるが、本人の本心の中ではどのようなものなのだろ うか。 技術面でも色々と指摘、指導したい事も多いが、試合に対する心理を第一に改善し なければ技術指導は全くの無駄になるだろう。 一度、考えて欲しい。 本当にこの内容で良いのか? このような試合展開しか行えない選手に君はなりたかったのか? 君は強くなりたいのではないのか?
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